<殺Gスプレーについての考察>
前回の記事を読み返してみて、殺Gスプレーに関してちょっと補足したいと思いました。
G①をキンチョールで仕留めるまでに、直撃かつ多量の噴射を要したのですが、現代の殺Gスプレーと比較すると、各段に殺傷能力が低かったように思われます。
キンチョールは、G専用兵器ではないので当然といえば当然なんですが、もし、同じシチュエーションで、現代の最強Gスプレーの誉高い「Gジェットプロ」を使っていたら、どうだったでしょうか?
おっちゃんの30年以上のG戦闘経験からは、最初の冷蔵庫下への噴射だけで、G①②両方を抹殺できたと推測しています。
つまり、追撃できず取り逃がしたG②も、結局は、押入れで息絶えただろうとの見立てです。30年間進化の歴史を重ねた殺Gスプレーの殺傷能力には、それ程の違いがあります。
なお、全くの余談ですが、Gジェットプロを開発し、なおも進化のため日々努力を積み重ねられておられるアース製薬様では、実験のため常に大量のGを飼育されているらしいです。
↓紹介サイトのリンク貼っておきます。G飼育室の動画がありますが、空前絶後の地獄絵図です。G耐性の弱い方は軽いトラウマになる恐れがありますので、閲覧しないようお願いします。
飼育員の方は60万匹のGがうごめく飼育部屋に毎日入って、餌やり、掃除をするようですが、なんという過酷な職業でしょうか。。深い尊敬の念を抱かずにはおれません。
おっちゃんは年棒1億を提示されてもこの仕事を蹴ることができます。この部屋に入るくらいなら死にます。
話が逸れましたが、Gジェットプロの進化は薬剤だけではありません。2000年代に大きな革命がありました。
↓これです!

殺Gスプレーにこのノズルはめっちゃ大事です!!
もともとは家財の隙間等に噴射する場合に、隠匿するGへの狙撃精度を高める目的で開発されたものらしいです。
その目的は120%完ぺきに達成されていますが、さらにはこれにより、逃げ回るGへの狙撃精度も、飛躍的に高まることになりました。
ノズルは20センチ位の長さですが、やつとの間合いをこの分広くとれることは、心理的に大きなアドバンテージになります。これは、G戦闘員にとってはまさに「革命」と言ってよい進化です。
このノズルを発想したアース製薬の開発担当者様にも、深い尊敬と感謝の念を抱かずにはおれません。
<結界>
さて、松屋でエネルギーチャージが完了し、こちらも本日2回目となる西友へ足を運びました。
店の中がどんなだったかは、さすがに記憶ないんですが、当時販売していたと思われるG兵器ラインナップをおさらいしますと、
①燻煙タイプ(バルサンのようなもの)
②殺虫スプレータイプ
③毒餌タイプ
④捕獲ワナタイプ
だったと想定されます。
しかるにこの中から、衣類・布団の詰まった押入れに隠匿する、G②への対抗手段になりうるのは、消去法的に③、④しかありません。
しかし、③、④どちらも決め手に欠ける感じが否めません。
③毒餌タイプとしては、令和でいうところの「コンバット」や「ブラックキャップ」といったブランドが相当します。
このタイプの難点は、首尾よく抹殺できたとしても、見えないところで死んでしまった場合はそれが分からないことです。延々とG②の影に怯えながら生活することになりかねません。
④捕獲ワナタイプは、当時も今も「Gホイホイ」が唯一無二のブランドです。
しかしこれも、1度ならず2度までも、人間をあざ笑うかのように逃げ切ったG②が、この程度の罠にに引っかかるのか。。なんとも確信の持てない戦法です。
その日は授業を全休してしまったので、なんとしても明日は登校しないといけませんでした。すでに夜になっている状況下で、毒餌や捕獲ワナにかかるのを悠長に待っている余裕はありません。
そのため、G②の潜むあの部屋で、枕を高くして寝られるようにするためにはどうしたら良いかを、優先で考えざるを得ませんでした。
結果、この時の行動としては、Gホイホイを5箱(5個入り/1箱)=全25個を購入してアパートへ帰宅しています。
先に結論を書いてしまいますが、25個のホイホイを下図の通り配置しました。

赤い■がGホイホイの配置位置です。
とにかく安全・安心な寝場所を確保したいという、切なる思いを感じていただけるのではないかと思います。
G②潜伏場所と想定される押入れから、布団を取り出すことなど到底できませんので、たまっていた洗濯物を部屋の隅に適当に敷き詰めて、寝床にすることにしました。
次に、その周りにホイホイを隙間なく置いていき、ホイホイによるG結界を構築しました。これだけで、15個のホイホイを使っています。
さらにその外周の畳にキンチョールを直接吹きかけ、薬剤によるG結界を構築しました。
薬剤で畳が傷もうが、気にしている場合ではありません。畳にシミができる位にたっぷり噴霧しました。これにより、ホイホイ+キンチョールの、二重の結界を作り、寝床へのGの接近・侵入を防ごうという目論見です。
結界が出来上がって中の寝床に座ってみると、高い城壁に守られているような安心感がありました。上出来です。
そして残る10個のホイホイを、G②が潜むと想定される押入れを辺りを中心に配置していきました。
ホイホイの構造については説明不要だと思いますが、Gを誘引する「臭い袋」が強烈な悪臭を発します。一度に25個の「臭い袋」を開放したため、初夏の高温多湿な四畳半に、猛烈な悪臭が充満します。
この臭いにつられて、やつが出てくるのではないかとビビりながら作業しましたが、幸いなことに、帰宅してから寝るまでに、やつの気配は全くありませんでした。
夜半を過ぎましたので、寝床に横になってみました。15個のホイホイに取り囲まれて寝るというなんとも異様なさまです。
しかし、二重の結界に守られている安心感からか、精神的な疲れによるものか、そのうちにあっさり寝てしまいました。(怖いので電気は点けたままでした。)
<終局>
結局、朝までぐっすり寝てしまいましたが、何事もなく無事に朝を迎えることができました。
起きて早速、押入れ周辺のホイホイを、ビビりと期待が入り混じりながら確認します。
しかし、、残念ながらやつは掛かっていませんでした。。
一発で決着がつくのを密かに期待していたので、相当にがっくりきましたが、そんなに甘くはなかったようです。
まあ、2,3日粘るしかないか。。と思いつつ学校へ行く支度をしている時でした。ふと、寝床の周りのホイホイの一つに黒い影を目にしたような気がしました。
かなり腰が引けましたが、近づいてみると確かに、なにか黒い物体が見えました。
そのホイホイをそーっと持ち上げて、中をのぞき込みますと、大黒Gががっつり粘着シートにくっついていました。長い触覚をゆらゆらとゆらしています。
至近で見てしまった衝撃で、背筋にビンビン電気が走ります。粘着シートに完全に拘束された状態ながら、恐ろしい迫力です。
やつ(G②)でした。
昨夜、50センチにも満たない至近距離で睨みあいましたから、はっきりとわかりました。こちらを睨みつけています。
入っていたのは寝ていたすぐ頭のところのホイホイでしたから、またもや至近距離へ詰め寄られたことになります。ぞっとして二度背筋が凍ります。
押入れ内外のホイホイをやり過ごして、キンチョール結界も突破して、こちらへ向かって来たことになります。本当に恐ろしいやつです。
1昼夜戦闘を繰り広げ、人間を部屋の隅まで追い詰めたG②に敬意を表し、長く苦しまないよう、キンチョールによりとどめを刺してあげました。
ようやく終わりました。。
おっちゃんのここまでの人生で、この時ほど晴れ晴れとしして達成感に満ちた、清々しい気持ちになったことは後にも先にもありません。
ちなみに残る24個のホイホイのうち、20個位を共同玄関、内廊下、共同トイレ等に大家に無断で置いてみました。
これが、、恐ろしいほどに捕れました。。なんてことはない、知らなかっただけでGまみれのアパートに住んでしまっていたようです。
そのアパートには3年住みましたが、それ以来、自腹でホイホイを買って、共用部分に置くようになりました。当然、自室にも最低5個は置いてました。
効果は抜群だったと思います。共用部分のホイホイはちょこちょこ捕れました。自室も3年通じて数匹入ったと思いますが、部屋を歩かれるようなことはありませんでした。
それ以来、Gにはホイホイによる専守防衛を是としています。知人にも強くすすめるので、変り者扱いされています。
他にも防衛方法には一家言あるんですが、もういい加減やめときます。また機会があれば書きたいと思います。(あるか!!)
①~⑤通しで読んでいただいた方には、感謝します。(物好きね💛)

