少し前に、シネマジャック&ベティーで
「シュバルの理想宮」という映画を観ました。
フランスの片田舎で
建築や美術の勉強など何もしたことがない
郵便配達夫が
33年という年月をかけて
自分で石作りの宮殿を建てるという話です。
映画では、シュバルの
娘に対する愛情や
誰か大事な方が
亡くなった時の
悲しみの深さが
「ええ~そこまで悲しむの?」という位に
非常に通常の人とは違った表現が
なされていたのですが。
彼も、発達障害の一種だったのでしょう。
発達障害と言っても
「障害」っていう言葉に
ちょっとひっかかりを覚える
今日この頃です。
何を持って「障害」と呼べてしまうのか?
本当にそれは「障害」なのか?
「障害」って何なのか?
お子様が診断されて
親ごさんがとまどうのは
その言葉の響きかと。
まあ、それはそうとして、
彼らの中には
愛や哀しみの深さが
かなり深いタイプの人たちがいます。
それは、心からの笑顔で表現されたり
中学生位になっても悲しいことがあると
床に寝てしまって
ずっと立ち上がれなかったり。
シュバルも、
そういう人として映画では表現されていました。
そして、何か興味があることに対しては
とことん極めつくす。
そんな映画で
音楽も抑えめで、
フランスの片田舎の様子や
俳優さんのリアルな表現
風の音が
とても素敵な映画でした。
その33年の年月をかけて・・・という
気の長い事業。
同じように
少し前に、ちょっと感動してしまった
建物があります。
鎌倉にある私設の音楽ホール。
イーゲルホールです。
ここ、ちゃんとしたホームページもない
個人のホールなんですよね。
ある一人の女性が
就職したお給料を定年まで全額貯金して
建てたホールなんです。
もちろん、ご実家が裕福だったのだろうし
ご結婚された旦那さまの甲斐性もあったので
彼女だけの力ではないかと思うのですが
その、「続ける力」に感動しました。
長い年月の間
それだけコツコツと続けられたということ。
彼女は、「なんのために」と
貯金を続けたわけではないのですが
貯めている間に
「何に使おうかな?」と
きっと楽しく考えていたに違いありません。
なにか、そこには
明るい未来への希望が
あったのだと思います。
ホールでは、チェロの4重奏を聴きました。
木造のホールはこじんまりとして
音も良くて
なかなか優雅なひと時でした。
コロナの騒動が一日も早く過ぎて
落ち着きますように・・・。
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