おはようございます。
先日、ロミロミの生徒さんから
めっちゃ美味しい
手作りリリコイバターいただきました!
トーストにぬりぬりしていただいております。
とっても美味しい!
リリコイバターって手作り出来るんですねえ。。。
さて、最近、はまっている本!
中沢新一さんのカイエソバージュシリーズ。
対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5 (講談社選書メチエ)/講談社

¥1,785
Amazon.co.jp
私は、心のどこかで
今の世界が、弱肉強食で
頭の良い人が、うまく商売をして利益を稼いでいくような
お金さえ稼げれば良いようなそんな世の中に
違和感を感じています。
心やさしくて、でも、不器用で。
そんな人々が心を病んでしまうような現実に
正直、腹が立ちます。
じゃあ、どうしてそうなっているのか?
そんな世界の成り立ちを、こうした本は教えてくれると思うのです。
中沢さんの本は、他にも魅力がありますが
カイエ・ソバージュの第五巻を読んでいた時に
「仏教」について書かれていた文章に
私は、はっとさせられたのです。
彼がチベットへ仏教の勉強に行った時のこと。
ある朝、仲間の修行僧と授業の一つとして市場へ行くのです。
そこでは、雌ヤギが、肉として売られるために殺されて
解体されるのです。
なんで、その場面を見るのか?というと。
簡単に説明すると仏教では、「生まれ代わり」の思想があります。
生けるものは、死んだあとに、また、新しく生まれ変わるという。
人や動物の心は、肉体がなくなった後には、大きなものの一部になり
また、生まれ変わってくるのだと。
なので、遠い前世では、今、殺されている雌ヤギが
自分のお母さんだった時期もあるかもしれない。
目の前にいるヤギは、自分と無関係なものではなく
かつて自分を大事に育ててくれたお母さんなのだ・・・
そういう気持ちで、雌ヤギの解体を見てきなさい・・・と
いうことだそうです。
チベットの修行僧たちは、涙をたたえながら
祈りを捧げます。
師匠が言うには、
この時に、自然に湧き上がってくる感情・・・
その感情を見つめること。
その気持ちこそが仏教の思想の一番の基本なのだと。
そこから、慈悲心というものは、大きく育っていくのだと。
動物も、植物さえも、生きているものがすべて同じ源からつながっていて
全て、他人も自分もないと思うとき。
もっと、良い世の中になっていくのではないかな・・と思うのです。
