口腔乾燥症ドライマウス 唾液過多症(流涎) 味覚障害 嚥下障害
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[ドライマウス対策は、よく噛むなど唾液がよく出る生活を]

(産経新聞  2015年2月20日)


初期は、口の中がネバネバしたり乾いた食べ物が飲み込みにくかったり
します。

ひどくなると、「舌がひび割れ、ひび割れた舌の痛みで食事が取れない」
「強い口臭が出る」など、日常生活に支障が出てきます。







http://www.sankei.com/life/news/150220/lif1502200010-n1.html



















[朝起きたらよだれで枕がびしょびしょ]

(東洋経済  2015年02月13日)


電車でうたた寝してよだれが出ている人もこのタイプです。


唾液が多すぎて口から溢れてしまっている状態で、原因はこちらも胃腸の
虚弱。
水分を吸収する胃腸の働きが弱っているため、胃や腸に水分が溜まり、唾液も
溜まってしまいます。







http://toyokeizai.net/articles/-/60534























[方向感覚に個人差がある理由が判明]

(HealthDay News  2014年12月18日)


人が移動すべき方向を知るときには脳内の「帰巣シグナル」が使われており、
このシグナルの強度が方向感覚能力に影響することがわかった。

この報告は英ロンドン大学(UCL)のHugo Spiers氏らの研究で、
「Current Biology」12月18日号に掲載された。

方向感覚に個人差がある理由を明らかにした研究は、これが初めてだという。


Spiers 氏らは16人の被験者に対して、コンピュータに表示された景色の
なかで道筋を見つけるよう依頼し、その際に脳スキャンを実施して活性化する
脳領域を調べた。

その結果、脳内の嗅内皮質と呼ばれる部分が、現在向いている方向と、
目的地に到着するために進むべき方向を理解するために使用されていることが
判明した。

Spiers氏は、「嗅内皮質からの脳信号の強度と一貫性が、この基礎的な
タスクにおける人間の能力に著しく影響することがわかり驚いた。ロンドンの
タクシー運転手を対象とした研究では、道を探すときにはまず向いている
方向を計算することが示されている。今回、嗅内皮質でこうした計算が
行われることが判明した。この領域からのシグナルの質が方向感覚能力を
決めると思われる」と述べている。


嗅内皮質はアルツハイマー病の影響を最初に受ける部分の1つでもあり、
Spiers氏らは、今回の研究がこの疾患の初期段階で道がわからなくなる理由の
説明に役立つ可能性があるとしている。






http://www.healthdayjapan.com/





















[唾石症(Salivary stone)]

(サンディエゴの日系紙「Lighthouse San Diego」 2006年9月16日号)


症状:顔や首の腫れ、痛み、口の乾燥



32歳のKさんは、ある夕食時、突然顎の下に激痛が起こり、腫れにも気づき
ました。
翌日内科医を受診したところ、唾石症の疑いで耳鼻科医を紹介されました。



唾石症は、大人では最も頻度の高い唾液腺の病気です。

唾液腺は、顎下腺、耳下腺、それに舌下腺がその主なものですが、この3つの
唾液腺で9割以上の唾液が分泌されています。

唾石症の8割以上は顎下腺で起こります。
1割前後が耳下腺で、舌下腺での唾石症はまれです。

通常は11個の唾石ができるだけですが、複数の唾石ができることもあり
ます。
唾石があると感染を起こしやすくなります。


唾石症の原因ははっきりしていませんが、唾液の酸・塩基度(顎下腺は
アルカリ性に傾くと、耳下腺は酸性に傾くと唾石症を起こしやすくなり
ます)、唾液の粘着度、解剖学的要因などに関係があると考えられています。

シェーグレン症候群という自己免疫疾患や痛風が原因になることもあります。


典型的な症状は、食事時の痛みと腫れです。こ
れは、食事の度に起こることもあれば、たまにしか起こらないこともあり
ます。
痛みやが伴わないことも、無症状の時もあります。


診断は、基本的には診察、症状で行います。
唾液の管出口付近にあれば、診察で触れることがあります。
触診、視診ではっきりしない時は、X腺、超音波、唾液腺造影、CTなどの
検査を考慮します。
大きく、よく石灰化された唾石は、普通のX線で見えますが、小さく、あまり
石灰化されていないものは、CTや唾液腺造影でないと見えない時があり
ます。
唾液腺造影は、造影剤とX線を使った旧来の方法とMRI(核磁気共鳴画像)を
使用た新しい方法があります。


治療は、症状がほとんどなければ、経過を見ますが、結石が小さくて自然
排出が期待できるときは、すっぱいものを舐めて、唾液分泌を促進し、唾で
押し出す方法もあります。
この場合、ビタミンCなどすっぱく唾がたくさんでるようなキャンディーを
頻回(例えば2時間毎)に舐めます。

結石が唾液の管の出口近くにあり、小さい時は、指で押し出すことも可能
です。

押し出すことができなければ、簡単な手術で摘出します。
何度も唾石症を起こしたり、唾液腺炎を起こす唾液腺は、手術的な摘出が
必要になります。

又最近は、体外緩衝波による結石の破砕も治療の1つになってきました。






http://usjapanmed.com/index.php?option=com_content&view=article&id=163:salivary-stones&catid=36:diseases&Itemid=33






















[舌痛症と味覚障害]


舌痛症は味覚障害を伴うことが少なくありません。


舌の前方2/3の味覚は顔面神経支配、痛覚は三叉神経支配です。
健常時には顔面神経と三叉神経とのバランスとれていて、相互に抑制し合って
いるとする考え方があります。

味覚の顔面神経が炎症などで劣性になると、三叉神経優位になって舌痛症が
出現すると考えられます。


味覚の種類を調べた実験では、舌痛症では甘味と酸味の味覚障害が強く現れた
そうです。


栄養学的には、甘味欲求は炭水化物(糖質)の代謝不調を現すと考えられ
ます(低血糖/血糖調節障害)。

酸味は胃酸の不足など、消化酵素不足を現していると考えられます。






(横山歯科医院)






















[ドライマウス口腔乾燥症に伴う舌痛症]


「ドライマウス口腔乾燥症に伴う舌痛症」は、食事中でも痛む・食事で悪化
します。
重症になると、フライが食べられなくなります。


一方、「典型的な舌痛症」は食事中は痛みがありません。






(横山歯科医院)





















[バーニングマウス症候群(口腔灼熱感)と口腔カンジダ症]


バーニングマウス症候群(口腔灼熱感)では、高頻度でカンジダ菌が検出
されます。


また、バーニングマウス症候群(口腔灼熱感)では、高頻度でドライマウス
口腔乾燥症を合併します。






(横山歯科医院)























[シェーグレン症候群と悪性リンパ腫]


シェーグレン症候群は悪性リンパ腫の発症率が高い。

シェーグレン症候群はリンパ増殖性疾患としての側面を持つ。





(横山歯科医院)