汚れた手がくれた

パンをかじる

その香りが切なくて

胸に染みてくる

周囲を囲むその目が
蔑んでいても

君の全てが

後先考えることを

与えられなかった僕の正義






窓の奥には

いつからか続く沈黙

時計の針も動かずに

時間が止まってしまったよう

ずっと待っているのは

誰を迎えるためなんだろう
深い水の底に

引きずり込まれないように
もがいていた

すべてをなすがままに

受け入れてみたら

新しい世界が広がって

そこには孤独など

どこにもなかった