ソフィアコッポラの「ロストイントランスレーション」を観ました。



冒頭は、東京が薄っぺらで孤独で無機質な都市のように映されているように感じ

なんとなく厭だったのですが、

十五年前に高校生活を送ったアメリカから東京に帰ってきた時には自分も

少なからず同じようなカルチャーショックを感じたことを思い出しました。



そうしてよく観てみると、ディテールがなかなか細かく、

東京についてよく研究されているお話なのではないかと思うようになりました。



今よりも少し田舎くさいスカーレットヨハンソンがすごく可愛い。

ビルマーレイも白けた中年大物役者ぶりが素敵でした。

そして、二人が恋する東京がファンタジーに溢れていて、

だんだん美しく魅力的にみえてきました。



知らない土地でこそお互のよさが分かり合えた二人の物語は、

舞台が東京であったのは必然だったのかもしれません。