記憶に残る大会へ03 なぜえこひいきJudgeを呼ぶのか1 | Drunk on Speech

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このサイトは慶應義塾大学英語会Chief of Speechだった作者が、今まで学んできたこと・感じてきたことを公開しているものです。

大学生向けのエッセイを次々と公開していく予定です。どうかみなさんのSpeech作りの参考にしていただければと思います。




審査員たるもの、自分の審査には責任を持ち、Speech以外の要素でランキングを決めるべきではありません。特定のSpeakerやESSに肩入れし、Speech以外の何かによって順位を上につけたり下につけたりしているようでは、そもそも審査員としての見識がないのです。通常であればこうした審査員には悪評がはびこり、大会から締め出されてしかるべきです。多くのESSがそのような選別をまともに行っていれば、各審査員は自己の評判を気にして正当な審査を行うようになるのですが、現実はそうなっていません。

ひどい例だと、Speechの良し悪しにかかわらず、自分が教鞭をとる大学のESSのSpeakerを毎回一位にし、特定の大学のESS出身者を毎回下位につけるような愚かなJudgeがいます。無論、審査基準は個々人が独自に持つものなので、各々の大会のランキング自体にけちをつけることはできません。しかし、「何度も」そうした結果を平気な顔をして出している審査員に対しては、審査員としての能力に疑問を持ち、疑念に一定の正当性が認められるようなときは、次回からは呼ばないという措置に出ることが必要なのです。そのような「えこひいき審査員」を呼ぶような大会はまともな大会だとは外部の人間は誰も思っていませんから、変な審査員を呼ぶことで大会自体の風格に傷がついてしまうのです。

もっとも滑稽なのは、そのJudgeを呼ぶと毎回下位につけられる大学自身が、何を好き好んでかは知りませんが、自分が開催している大会にそのJudgeを呼ぶというケースが少なからずあるということです。これはまさに自殺行為です。そのようなJudgeを何も考えずに呼んでしまう運営委員長というのは、自校の出場者に「どうしても優勝してほしくない」のでしょうか。不思議でたまりません。

「他に呼ぶ人がいない」というのは言い訳以外のなにものでもありません。審査で極度のえこひいきする人間は、そもそも審査員としての資格がないのですから、呼ぶ呼ばない以前の問題として、審査員の候補リストに載っていること自体がおかしいのです。もう少し各Judgeの審査基準について研究してみてください。変なJudgeを呼んでいると、大会の評判もどこかに吹き飛んでしまいますよ。