私は7才のころから母子家庭でした。

父は同じ市内に住んでいて今も付き合いはあるのですが、私は父が嫌いでした。

父親なのに働かないで口だけ達者なダメ人間。

「うちにお金が無いのはお父さんが養育費も支払わないからだ」ってずっと思っていました。


さっき100%自分原因説の視点から父にまつわることをたくさん考えてみたんですが、

・私が父を見下す

→父は私が見下したくなるような行動ばかりとる

→働かない

→養育費が入らないからいつまでもお金が無い

→もっと父を見下すのループ


・私が家族を見下す

→家族は私が見下したくなるような行動ばかりとる(兄が学校にあまり行かないなど)

→相対的にいとも簡単に自分が上になる(私はただ毎日学校行ってるだけなのに兄と比べられて褒められる)

→母や学校の先生に褒められる

→褒められて嬉しいから、家族を見下すメリットを見つける。

→メリットがあるから見下す事を無意識に選択し続ける(ループ)

→確かに褒められるときもあるけど、兄が学校に行かない日は家の中の空気が重かったり母が悩んだりなど、デメリットも創造している



要は父や父以外の家族を見下すことでマイナスを創り、自分がゼロでいることでメリットを得てました。

困難を創って「それでもめげずにここまで頑張ってる私ってエライ」って自惚れてました。



このループの最初は、幼いころのとるにたらない出来事がきっかけだったと思います。兄がおもちゃを貸してくれない、お兄ちゃんはひどい!みたいなとても小さい出来事。

でもその小さな思考エネルギーを積み重ねて積み重ねて、拡大しながらここまでの現実を創り上げたんだと思います。


メリットがあるから困難を創っていたのですが、このメリットって自惚れだったり虚栄心だったり、中身がスカスカの実は全然楽しくないものなんですよね。



ここまで気付いて、コア・トランスフォーメーションというワークをやってみました。

次に続きます。

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