3連投 | 投手への道

投手への道

この物語は肉体の荒廃に闘いを挑んだ熱血中年の記録である。 草野球会において全く無名の弱体中年が荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年でノーヒットノーランを成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余すところなくドラマ化したものである。

土曜日
仕事が少し早めに終わった
いつもより早めに鳴尾浜へ
早い時間だと中坊がかなりの確率で
サッカーボールを蹴っている
今日もいる
まずは場所とりから始まる
まずは壁のはじっこにボールを投げる
そして中坊が
サッカーボールを拾いに行っている間に
徐々に中央を占領する
たまに露骨に舌打ちをされる

今日で3日連続で鳴尾浜
毎日100球は軽く投げていると思う
投げ過ぎは良くないのは知っている
確か権藤さんが
肩は消耗品だと言っていた
しかし
依存症であるため
やめられない
40歳は1日何球投げて良いのだろうか?
このままでは
一度もマウンドへ上がらずに
現役引退となってしまう
最近肩と首の痛みが慢性化しつつある



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写真はセカンドチームのユニフォーム
背番号18
エースナンバー
もちろん実力で勝ち取った訳ではない
無理矢理かっぱらってきた
という表現が適切か