[青字が質問。矢印以降が先生の回答]

・6月はほぼ毎日抉るような痛みがあった。出かけたり、何かあるたびに、ほとんどもれなく頭痛が起きるのだがどうすればいいか?

→新しい薬を処方。これで様子見。
新しい薬には眠くなったり、筋肉痛、疲労感が出る副作用がある。

ちなみに6月は天気が不安定で頭痛が誘発されやすく、また、暑くなると頭痛の頻度が増える。


・顔面や手のしびれはなぜおきるのか
→寝落ちをして筋肉の緊張をやわらげる薬の服用を忘れることが何回かあったから。


・寝落ちして薬を飲まない日が何日かあった。
新しく学校ボランティアを始めて、帰宅したら疲れて、薬を飲む前に寝てしまう。
病気を治そうとする意志を維持することは難しい。本当に治す気があるのか、と自分でも思うことが多い。
一度ケガで故障したサッカー選手は本当に治そうという強い意志がなければ再び試合で活躍することはできないという話を聞いた。
治すのは他の誰でもない自分自身なのに。

→薬の飲み忘れは人間なら誰しもがある。
人間はコンピューターとは違う。

この前、講演会で人間とスーパーコンピューターのチェスの戦いについての話があった。
最近ようやくスーパーコンピューターが人間を負かした。
スーパーコンピューターには膨大な電力量が必要だが、人間は小さな脳みそと食事からとるブドウ糖だけでいい。

コンピューターがなかなか人間に勝てなかったのはなぜか。

スーパーコンピューターはある状況における、あらゆる選択肢を洗い出し、その中からベストな回答を導き出す。
一方人間は、いくつかの妥当な選択肢の中からベターな選択肢を選ぶ。

この「いいかげんさ」が人間の強みである。

いいかげんな自分を許せるようになろう。
20、30歳ではなかなかそう思えないだろうが、40くらいになると先が見えてきて、ウヨウヨしなくなる。

いいかげんさをさかてにとって、かっこよくみせることができるのがオヤジの特権!


・いま、生活の中で我慢していることがあり、ストレスになっている。
→頭痛が誘発されるものは、大きくわけて、出来事、状況、人の3つに分類できる。
→私の場合は状況がストレスになっているので変えるか、慣れるかの2択。
 変えることはしたくないので、少しでも早く慣れるように努力しよう。


・自分の病気のことを人に話さない。
わざわざ電話をかけたり、会ったりして、自分の病気の話を聞いてもらうのは申し訳ない。
ネガティブな話を聞いて喜ぶ人はいないから話したくない。
→ストレスをためないように、話せる人がいるといい。
スポーツなどでストレスを解消することも大切だが、それには限界がある。ストレスをためないように。


・体の赤いアザは?
→現在服用している薬の副作用。


●総括

1.新しい薬で様子をみよう。

2.薬の飲み忘れに注意しよう。

3.ありのままの自分を受容できるようになろう。病人でも、かっこよく生きる!

4.いまの生活状況にはやく慣れよう。

5.自分の本音を話せるようになろう。ストレス耐性をつけよう。

6.アザについて、薬剤師に相談してみよう。