病気になってから
記憶力が著しく低下してしまいました。


それを今日、大学から帰宅するバスの中で友人に話したら、
記憶力が悪いならボイスレコーダーで相手の声を録音すれば良いじゃない、と言われました。


確かにそうすれば、大切な言葉のキーワードを不完全な記憶のみに頼るのではなく、記録として正確にそして鮮明に残すことは出来ると思います。



しかし、
記憶力が低下したことで何が悲しくてなにが悔しいかと言えば、言葉の記録としての記憶力の低下

よりも

人と話している時の相手の気持ちだったり自分の気持ちまで忘れてしまうことですから、そのときの、言葉では決して表すことの出来ない自分というフィルターを通しての気持ちというのは人間の記憶でしか残せません。


だからボイスレコーダーではそれを残すことは出来ず、それを利用することはたいした解決策にはならないのです。


一番大切なのはいつでも誰にとっても【その人の気持ち】だと思います。
だから彼の意見には賛同しませんでした。


そんな大切な、気持ちの一つ一つを意識しても忘れていってしまうというのはとても切ないことです。



大学では自分の病気を理解してくれる人は殆どいません。
でもそれは、まだまだ若いから、私と同じような経験をしてなかったりそのような経験の人を知らないので理解できないからだと思います。