08/12/23 惜別おもいで号
惜別かと聞かれれば、今現在はそうでもない。
「まぁ、最期か」くらいな感覚。
だから、この出撃も93レ撮るついでに回送撮れるな程度での早朝出撃。
早朝のケンパチは路面が下か凍りか白くなっていて恐い。
そろそろと慎重に発進し、法定速度遵守でゆっくりと現場へ。
あと数分で93レだ。
セッティング開始。
恐らく、この辺でおもいで号と93レはバッテンするだろう。
そう思っていながらも、完全に93レが先だと下り方向へ向けて構える。
すれば、後方より「ファァン」とキハっぽいタイフォン音が聞こえる。
何だ何だ、こんな時間にこの音はおもいでの回送じゃないっすかの。
ブロロロロロ とゆっくりと走っていく。
幕は修学旅行。
HM、なんかピラピラ付いてらっしゃる・・・・。
不意に皮肉な笑みがこぼれるが、真相を知る者は少なくて良い。
その行く先を追えば、93レと思しき列車が・・・・って、ハイビーム三つ目。
まぁまぁ予想通りの93レと回送のバッテン。
だが、93レ金太郎とはやってくれるのぉ。
SLの回送の時間とのタイミングを計りつつ、某所で一発目。
何ですか、このピラピラは。
最期という事での装飾でしょうか。
この後、SL回送を某氏と頂き、快速運転で浦宿方面へ向かう。
それでも海沿いで殆ど思いで号と併走状態。
流れが少しだけ速かったのが幸いした。
ススキが少し煩いけれど、これで石巻線内まで来ましたよって言うことが分かろう。
折り返しも某所で。
短絡して北上川。
ここで北上川渡るポイントを見失い、時間ロスするも現場には二番で到着。
すでに知り合いの方がいらっしゃってて、話していると来るわ来るわ総勢10名以上。
「大阪から来た」と関西弁丸出しの恥ずかしい連中がいたので、私は「黙れ。帰れ。」と言いたくなるも我慢。
冬枯れで寂しい風景の中、修学旅行色は良く目立ってくれる。
前谷地での停車、そして来年3月で引退囁かれる「こがね」も頂こうと気仙沼線内へ。
とは言っても92レを撮りたいので、それなりの場所でシメるとする。
こがねを撮り、続いておもいで。
これが最後の修学旅行色のショットになるのだろうな。
これを撮ったらそそくさと92レを撮りに本線へ移動開始。
意外とあっさり。
何でだろうか。
何処かで「また撮れるだろうから」という甘えがあるのか。
こんな時でも、米坂線の運用に入っている急行色コンビの方が気になっている件は否定しない。
92レ
3052レ
と、やはりナナゴ撮って撮影終了。