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何の数字かわかりますか?
まあ、ブログの内容が内容なのでピンと来る人も多いかもしれません。
2011年に新たに報告されたAIDS患者の数です。
ネットのニュースで見かけた内容だったのですが、あ、自分はこの中の一人なんだろうなと感じました。
HIVの新規感染報告者(AIDS発症までに検査でわかった人ね)は1056件
あわせると去年だけで1500人が感染発覚したということになります。
自分だけではないのだなと感じますが、病気の社会的イメージを考えると
潜在的な感染者はもっともっといるだろうと思ってしまいます。
HIVだと宣告されてからもうすぐ1年が経とうとしています。
確定したときは人生終わったと思いました。
でも、国の制度で医療費は助かっていたり、助けてくれる人もいたりで
なんとか1年やってこれました。
毎日薬の飲む事と、情緒不安定になりやすい事と体力が少しないを除けば普通に生活できているので
病気のこと忘れてしまいそうなくらいです。
ですが、病気のことは到底人には言えません。
差別が駄目とかそんなことはいいません。
自分だって感染してなかったら、その人が触ったものとか触るの嫌だなとか思ってました。
もし何かの拍子にバレたりしたら、自分もきっと似たような扱いを受けるんだろうなと思うと
あまり人とかかわりたくなくなります。
病気で死ぬことも怖いけど、
感染してることがバレて社会的に抹殺される事も恐ろしい事だと思います。
別に感染者として胸張って生きたいとかいうつもりはありませんが、
病気の事言ってない家族にばれたりしたら、どんな気持ちになるんだろうと思って
心がばらばらになってしまいそうなときがあります。
1年、特に状態が悪化することもなくすごせたのでこれから先も元気でいられますように。
少しは前向きに笑って毎日過ごせるようにならなければ。

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