1959年のデトロイトでスタートしたモータウン。Soul Popな音楽を提供してくれてたわけですが、1972年にロスに移転してからは、ソウルミュージックというよりは、その時代の売れ線ポップミュージックのソウル寄りの方、、、くらいの感じになってきましたでしょうか?いわゆるブラコンとかディスコとかの感じに一気に流れて行ったような感じです。
デトロイトの頃はお抱えのスタジオミュージシャン、The Funk Brothers による演奏がモータウンミュージックのカラーを出してましたが、ロスに移ってからは、ある特定のミュージシャンのカラーというのは減ってきたような気がします。あえて言えばプロデューサーの色が強くなったかもね。
なんにしろ、そういう1970年代中盤以降ですから、全盛はディスコ、、、モータウンでもディスコミュージックが多く聴かれるようになってます。
ということで、モータウン@ディスコティーク、、、お楽しみください。
Never Can Say Goodbye
by Gloria Gayner
Never Can Say Goodbye - Gloria Gaynor
まずはここから。Gloria Gaynerはモータウンアーチストではありませんね。ただQueen of Disco の一人として、何曲かのモータウンソングをカバーしています。これはそのうちの一つ。この曲の入っている同名のデビューアルバムは大ヒットしたようです。そのLPレコードのA面にはこれを含む3曲(そのうち2曲がモータウン。これと Reach Out, I’ll Be There)が連続で流れる19分の作品になっていて、それはすごくヒットしたようです。
ま、モータウンの話ではないんですがね、、、ディスコの女王のモータウンカバーに敬意を表して!
You And I
by Rick James
Rick Jamesは1977年にゴーディレーベルからデビューしてます。その音からしてもう、デトロイトの頃のモータウンの香りのまったくしないアーチストですな。けど、もともと若いころはDoo-Wopとか歌ってたらしい、、、、。モータウン最大の問題児、、、なんて表現もどこかで目にしたことがありますが、実際はどうだったんですかね?
さてこの曲はRickの最初のヒット曲でしょうか。アメリカのR&Bチャートでは1位になってます。
I Need Your Lovin’
by Teena Marie
I Need Your Lovin' - Teena Marie
Teena Marieは1979年から3年ほどモータウンに在籍したようです。もともとはバンドとしてオーディションを受けたのが、採用されたのはTeena だけだったようです。Afro-American ではない彼女ですが、そのソウルフルな歌いっぷりから、当初はてっきりAfro-American だと思われていたらしく、この誤解ははじめてTV番組のSoul Train に出演してとけたとか。なのでIvory Queen of Soulなんて称号もついていたようです。彼女は最も多くSoul Train に出演した白人アーチストらしいです。
この曲はそんな彼女の1980年のアルバム Irons In The Fire から。このアルバム、彼女自身が一番好きといってたアルバムらしいです。
Let’s Get Serious
by Jermaine Jackson
Let's Get Serious - Jermaine Jackson
言わずと知れたMichael Jackson のお兄さん。Jackson 5 ではベース兼ボーカリストですね。もともとJackson Brothers として活動してた頃はまだリトルマイコーは参加してなくて、その頃は彼がリードシンガーだったらしいですね。マイコーになって爆発的人気になってからも、いろんなヒット曲で彼の歌声も聴けるんですが、きっとJermaineは「本当は俺が!」と思ってただろうなぁ。そういうこともあってかなかってか、J5がモータウンをさる決心をしたとき、Jermaineだけはモータウンに残った、、、という次第。(本当はGordy社長の娘と結婚してたので去れなかった、、、というのもあるみたい。)なので、彼はThe Jacksons のメンバーではないわけだ。
この曲はそんなJermaineの最大のヒット。Stevie Wonder作の1980年の作品です。これが収録されたアルバムはグラミーにもノミネートされたようです。
The Boss
by Diana Ross
Stevie Wonderほどではないにしろ、Dianaもモータウンに長く在籍していますね。そして、かなりいろんな曲想でアルバムを出している。そういう意味ではモータウンミュージックの変遷を体現しているともいえる一人ですね。で、この曲は1979年のヒット曲。彼女の同名のアルバムからのシングルです。Hot 100 では19位ですが、Hot Dance Club Play では1位になったようです。ソングライターはAshford & Simpson のふたりです。Whitney Houstonもコンサートでカバーしたりしてるようですね。
Rhythm Of The Night
by DeBarge
DeBarge - Rhythm Of The Night - DeBarge
DeBarge兄弟で結成されているグループDeBarge。そういう意味ではJ5に似ていますが、音楽的には70年代後半から80年代のポップスですね。いわゆるソウルフルな感じは少ないかな。これなんかもデトロイトのAfro-American な音楽という感じはまったくなく、ソウルという感じもなく、いわゆる売れ線のポップス以外の何物でもないですね、、、MVも西海岸のまぁまぁ裕福な若者の感じがでてますな。
音楽的にはLionel Richie のAll Night Long のシリーズという声もありますが、こちらの方が、もっと単純にポップスなような気もします。ウキウキ踊るにはちょうどいい感じ。
Treat Her Like A Lady
by The Temptations
Treat Her Like A Lady - The Temptations
Tempsがディスコ???なんか意外な気がします。デトロイトの頃のモータウンミュージックの典型ともいえる音楽を届けてきたグループですもんねぇ。けど、考えてみたら、サイケソウルなんかもやってるから、結構、時代に応じて変遷をしてきてるとも言える。で、この曲ですが、、、1984年のリリースで、まぁまぁのヒットになったようです。
ボクがずいぶん昔にLPレコードで買った Best Of The Temptations に収録されてたこともあり、個人的には結構好きな曲であったりもします。
Walk Away From Love
by David Ruffin
Walk Away From Love - David Ruffin
そもそもはTempsのリードシンガーであり、天才シンガーであり、人気に溺れたわがままなアーチストでもあったDavid Ruffin は、結局Tempsをやめてソロとなり、、、ここでは、あのVan McCoyのプロデュースでいい感じのディスコミュージックを歌っています。アレンジなんかを聴くと、あぁVan McCoyぽいなぁ、、、The Hustle のあの感じね、、、と思ったりします。Van McCoyもモータウンでプロデュースとかしてたのね、、、モータウンは本当に、才能ある人たちの登竜門だったんですね。
1975年のアルバム Who I Am からのシングルカット。うーん、いいですねぇ。
The Crown
By Gary Byrd & the GB Experience
The Crown - Gary Byrd & the GB Experience
さて、モータウンファンでもあまり馴染みのない名前でしょうか、、、ボクも馴染みはありません。仲良しのWiki君に尋ねてみてもたいした情報も得られず、、、。1980年代にモータウンに在籍したようで、この曲は1983年のヒット曲。最初アメリカでリリースされたもののヒットせず、がのちに英国で発表されて大ヒットとなったようです。曲はGary Byrd と Stevie Wonder の合作らしい。ファンクっていうんですかね、こういうの。なかなか味のある歌というかラップというか、、、、。で、Stevie、、、目立ちすぎくらいに歌ってますが、、、、ちょっとは控えなさいな!
Baby Come Close
by Smokey Robinson
Baby Come Close - Smokey Robinson
さて、ディスコですからね、忙しく踊るばかりではなく、最後はチークでしっとり締めましょう。これが楽しみ!って向きも少なくなかろうに、、、、。ボクは若いころは、、、緊張してチークはできませんでしたが。
曲は以前も紹介したことがあるかな。Smokey Robinson が歌うスローバラード。大好きな曲です。もっと近くにお寄りよ、、、って、まさにチークタイムにぴったりですな。
とはいえ映像を見ると、だれも踊ってない、、、、静かに聴いている。チークタイムってのは日本だけなのかね?もったいない。