ドラマー大好き!

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HM/HR(ヘヴィ・メタル、ハード・ロック)を中心に音楽CDを好き勝手に紹介していきます。レビューなんて大層なものじゃございません。単なる感想文です。
他にも音楽関係を中心に思いついたことをダラダラ書いています。

 

 

 

2022年10月1日プロレスラーのアントニオ猪木が79歳でお亡くなりになりました。

 

 

 

 

 

また間が空いてしまったこのブログですが、しばらく特に書く予定は無かったものの、アントニオ猪木については何か書いておこうかなと思い、急遽久々の更新となりました。

 

 

ただし前置きとして言っておきますが、おいらは生粋の馬場信者です。それは同時に猪木嫌いということになりますし、かれこれ30年くらい猪木嫌いを公言し続けています。

 

ですので今多くの人が語っているような「猪木さんありがとう」という感じの記事にはならないと思いますし、場合によっては喪に服しているこの状況で言うべきではない事も言っちゃうかもしれませんので、その辺は予めご了承いただけると幸いです。と言うよりもアントニオ猪木が好きな人は読まないでください!っていうのが本音ですね。

 

 

 

予防線を張っておきはしたものの、実際の所この書き出しの時点ではこれから何を書こうか全く何も考えておりません。

 

ただただ思いつくままにアントニオ猪木について今思うことを書き連ねていこうと思っているので、本当に何の中身もないとっちらかったブログになりそうだし、10年前にこのブログでプロレスについてあれこれ書いた時の感じのアントニオ猪木論とか考察の類を期待している人がもしおられましたら、そこまでのちゃんとした内容にもおそらくならないんじゃないかなぁと思います。

 

参考までに10年前にプロレスについてあれこれ語りまくった時に、ジャイアント馬場とアントニオ猪木についてもじっくりと書いているので、一応その記事のリンクを張っておきます↓

 

 

 

 

さて何から書きましょうかね~。

 

この10年前の記事を今回久しぶりに読み返してみましたが、猪木について言いたいことはある程度この時に書いていますが、ただこの時は馬場を通しての猪木というレスラーについての考察のみで、アントニオ猪木個人に対しての思いはほとんど触れていませんね。

 

 

 

おいらも丁度30年くらい前にプロレスの本質に気が付いてからプロレス沼の深みにハマっていって、そこからどんどんプロレスの象徴と言っても良いジャイアント馬場の魅力にハマっていくことによって自然に馬場信者になっていきました。

 

そして馬場にハマればハマるほどにアントニオ猪木という存在を疎んじるようになっていき、ひいてはアンチ猪木、アンチ新日本になってしまい、それは今に至ります。

 

 

ただそんなおいらでも元を正せば猪木ファンからスタートしています。いや、猪木ファンからスタートしたのかどうかすら覚えていないくらいに物心ついた時には普通にプロレスが好きになっていて、当たり前のように馬場と猪木のことが好きな子供でした。

 

馬場と猪木に関しては好きとかファンとかそういう次元の存在ですらなく、子供にとってのウルトラマンや仮面ライダーの様なヒーローの感覚にも近く、好きなのが当たり前、応援するのが当たり前、そんな感じの超越した存在だったという感じの方が近いですね

 

 

しかも小さい頃は全日本プロレスのTV中継は生活リズムやタイミングの関係で観られなかった為、ある時期まではプロレスと言えば新日本プロレスのみで、すなわちプロレスと言えばアントニオ猪木、それがおいらにとってのプロレスの原体験だった訳です。(馬場はもっと象徴的な存在でした)

 

後に自分の中でのプロレスが変わっていったことによって、残念ながら猪木の事は嫌う様になってしまい、いつの間にやらかつてのヒーロー的存在どころか馬場に対するショッカーとも言う憎むべき存在にはなってしまったものの、

 

それでも何だかんだで自分にとってアントニオ猪木というのはかなり大きな存在である事は今に至るまでずっと変わらず、自分の一番根っこにある存在を挙げるとすらならば、間違いなくジャイアント馬場、藤子不二雄、つげ義春、辺りと共にアントニオ猪木もいます。

 

 

 

だからこそ今回そんな猪木の訃報を受けての自分の感情に対して、う~ん、言い方が難しいな~。こんな感情になるのか?っていう自分でも不思議な感じで、アントニオ猪木という存在に対しての整理が全くつかないので、自分の中でのアントニオ猪木を消化するためにこうして文章にすることにした訳です。

 

 

 

おいらが猪木の訃報を受けての不思議な感情がどんなものだったかというと、実は少しも悲しいという感情も残念だという感情も湧いてこないのです。

 

今多くの人が猪木への追悼コメントを出しています。普通にみなさん深い悲しみと感謝の気持ちを亡き猪木に伝えておられ、早すぎる死と嘆いておられます。これが間違いなく人として普通の感情です。

 

いくら長いこと猪木嫌いをやってきたとはいっても、自分の中では相当大きい存在のはずの猪木の死に関して、こんなにも無の感情であることに対して自分はサイコパスなのか?という不安すら芽生えてしまいそうで、そんな自分に対してのセルフカウンセリングが今回の記事になっている訳です。

 

 

ただ自分は多分サイコパスでは無いと思う証明として、猪木の訃報の前日に三遊亭円楽師匠の訃報もあり、この時は恥ずかしながら大号泣してるんですね。

 

笑点を見ていたとはいえ、正直円楽師匠自体にはそこまでの思い入れは無いのですが、弟子の伊集院光の長年来のファンではあるので、円楽師匠を失った伊集院の悲しみを思って泣いたって感じです。

 

すんません、ちょっと脱線しますけれど。一昨年に伊集院は円楽師匠とのラジオのトークの流れで約30年ぶりに落語を演る事になったのですが、コロナ禍の為にしばらく実現には至らず、昨年の6月にようやく念願の円楽師匠との2人会を行う事が出来ました。この時はおいらもどうしても行きたかったのですが、チケットが発売直後に瞬殺されてしまって(感染対策のため席数が少ないというのもあった)残念ながら行くことは出来なかったのです。

 

明けて今年の4月に2度目の落語会が開催されるはずでしたが(東京公演は無し)残念ながら円楽師匠の入院で中止になってしまい、結局やる事が出来ないままこういう結果になってしまいました。

 

師匠を失った伊集院が今後落語を演っていくのかは分かりませんが、円楽師匠と一緒に落語をする姿を観ておきたかったので残念でなりません。

 

自分が見れなかったという残念さなんかよりも、常日頃師匠に対する大尊敬の念をおっしゃられてた伊集院の気持ちを思うと本当にやるせないですし、コロナさえ無ければもっと色々とやれてたのになという無念さがあります。

 

同じ感じで今年の5月にダチョウ倶楽部の竜ちゃんが亡くなった時も本当に驚きましたし、その後の残された肥後と寺門の2人や竜兵会を始めとする近しい人たちの語る竜ちゃんへの強い思いでもよく泣かされたりもしました。

 

そういう意味ではこれから藤波や長州や藤原組長らが語る猪木への強い思いで泣かされるのかなとも思っていますが。

 

 

 

脱線しましたね、申し訳ない。話を猪木に戻しましょう。

 

 

正直言うと今回猪木の訃報で悲しい気持ちが全く起きないということは、何となく想像してはいたんですね。

 

もう大分前からおそらく猪木が死んだとしても自分は泣かないのではないかという感じはしていたものの、その反面何だかんだで思い入れの強い人ではあるからいざその時が来たら思いっきり落ち込むんじゃないかとも思っていたのですが、自分が思っていた以上にそういう感情が起きていない事に対して、おいらの猪木に対する思いってそんなもんなのか?っていう軽い戸惑いが今回のブログを書くに至った動機となっています。

 

 

 

思えば冒頭にリンクを張った10年前の馬場と猪木について書いた記事の締めで、馬場の死後の猪木の暴走や、最近の老いた猪木の姿を見てしまった寂しさから結構辛辣な事を書いています。

 

実際、確かこの記事のちょっと前に身体が小さくなってしまって覇気も無くなってしまい、ペチンという感じでただ頬を撫でてるだけの闘魂ビンタを見てしまったのが結構ショックで、この時にもう長くは無さそうだなというのを感じてしまっていたんですね。

 

そういう意味では既にこの頃にある程度の覚悟が出来ていたというのがありましたし、ここから10年以上生きて、亡くなる直前まで表舞台に姿を見せ続けていたのは素直に凄いと思うものの。

 

見る度に老いさらばえていって、特にここ数年は本当に見るのがツラいくらいにやつれてしまっていて、そんな猪木は見たくなくて意識的に最近の猪木には触れない様にしてさえいました。

 

やっぱり馬場信者の猪木嫌いという立場としては、猪木にはちゃんと嫌わせて欲しいというのがあるんですね。日頃巨人の事をボロクソに言っているアンチ巨人で、巨人が弱くなると一転心配してしまったりする人が結構いたりしますが、それと同じ感じで猪木には強くて憎むべき存在としていて欲しかった訳です。

 

 

古館が猪木の逝去に関して語った動画の中でつい最近も猪木と会ったそうですが、本当につらそうにしているのをずっと近くで見てきたからこそ、今回の訃報を受けてやっと楽になりましたねと言っていて、死の悲しみと同じくらいに安堵感が凄い感じられました。

 

おいらも多くの人がおっしゃられている様なまだ早過ぎるという感情よりも、約80年間もの間、ずっと戦い続けの人生を送ってきたんだから早く楽にさせて上げたいというのが正直な気持ちだったので、近しい存在の古館とは比べるべくもありませんが、やっぱりおいらも古館の考えに近いのかなと勝手ながらに思っています。

 

 

猪木はプロレスは1998年に55歳の若さであっさりと引退してしまい、絶対に引退詐欺をやるだろうと誰もが思いながら意外にも現役復帰はしませんでしたが。

 

だからといって猪木寛至に戻ることはなくプロレスや格闘技のプロデュース、政治活動、イベント開催、事業、果てはYou Tubeと最後の最後までアントニオ猪木として表舞台で戦い続けました。

 

永遠のチャレンジャーという姿勢を貫いたのは素直に称賛しますが、それでも人生の最後くらいは穏やかに暮らすという選択肢は無かったものかなと思ってしまいます。

 

 

 

猪木信者の方々は、晩年の猪木をどう見てたんですかね?猪木の強さに憧れて猪木信者になった人が多いと思うのですが。

 

ただ猪木の真の魅力は、強い自分も弱い自分も全てを曝け出し、更に良い猪木だけでなく悪い猪木すらも全てを包み隠さない姿勢にあるとも思っていて、おいらが思う真の猪木信者っていうのは、そういう人間猪木寛至に魅かれた人たちだと思ってます。

 

だからこそあんな弱々しい姿になってしまっても、それを一切隠すことなく表舞台に出続けたっていうのはさすがだなと思いますし、真の猪木信者ならばそれでこそ猪木って思ってるんですかね。

 

 

おいらも常々猪木の事をプロレス界1の極悪人なんて敬意を込めて言ってたりしますが、この人の場合その悪の部分が突き抜けてしまっていて、多くの人に多大な迷惑を掛けたり色々と問題も引き起こしていますし、その辺りがおいらが猪木嫌いの主たる原因となってはいますが。

 

その反面、良い所も突き抜けているからこそ多くの人が猪木の元に集まり、猪木の為に何かをして上げたいと思わせてしまう魅力の持ち主でもあるんですよね。

 

 

 

おいらが今まで猪木嫌いというスタンスを取ってきたのは、まあ確かに実際に嫌いな部分も多々あるものの、その反面好きな部分や魅力的な部分っていうのも実は結構あるのは知ってましたし、ある意味猪木嫌いっていうのは馬場信者としてのマナーとして言ってる部分もあったりしますw

 

実際の所おいらにとっての馬場の魅力っていうのは、レスラーとしてというよりは、人間性だったり、これぞプロレスというものを姿かたち、試合運び、キャリア、存在感などで最大限に体現していた事と、巨人として生まれ落ちた苦労からプロ野球での挫折、それらの過去を乗り越えてのプロレスラーとしての栄光の歴史に、そうした多難な人生を全て踏まえた上で見せた晩年の”馬場さん”の姿に惹かれたからであって、

 

純粋にファイトスタイルそのものとか、リング上での格好良さという部分においては、悔しいですがやっぱりアントニオ猪木の方が魅力的だったという事は素直に認めます。

 

 

ただ人生や人間性という部分においては、ジャイアント馬場に対抗する為に仕方がなかったとはいえ、プロレスそのものを壊していったり、プロレス以外の事を色々とやり過ぎた部分はやはり認めにくいです。

 

そうしたスケールのデカさがアントニオ猪木の最大の魅力であることは分かるものの、プロレスに全てを捧げたジャイアント馬場の方をプロレスファンとしては評価したいです。

 

 

 

しかし今回訃報に際して改めて自分の中でのアントニオ猪木という存在を見つめ直してみましたが、猪木嫌いという立場を長く続け過ぎたせいか思ったよりも猪木の事をしばらくスルーしていましたね。

 

と言うのも最初に猪木の関連商品を貼る際にどれにしようか物色していた所、結構面白そうな猪木本を読んでないんですね。

 

おいらが持っている猪木本って、大体馬場についても書かれた本とかだったりしますし、特に今年は貼ってあるG-SPIRITSの別冊を始め結構興味深い猪木本が出ましたし、更に今回の訃報を踏まえてこれから大量に新しい猪木本が出てくると思われます。

 

 

 

 

アントニオ猪木が亡くなった事によって、自分の中でも大きな一区切りがついた感じがしますし、こうしてつらつらと猪木の事を語った事によって、自分にとってのアントニオ猪木という存在も分かってきました。

 

今更ながらに少し悲しい気持ちも沸いてきましたし、これでようやくこれからアントニオ猪木の事を素直に楽しめる事が出来るのかもしれません。

 

 

自分にとってはジャイアント馬場もアントニオ猪木もとても重要な存在で、10年前のブログでも書いた様に間違いなくこの2人の事は死ぬまで考え続けるんだろうなと思っています。

 

 

 

最後になりましたが、まあ何を上から目線にって感じですが、今まで長いことお疲れさまでした。

 

そして数多くの思い出をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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