ドラマー大好き!

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HM/HR(ヘヴィ・メタル、ハード・ロック)を中心に音楽CDを好き勝手に紹介していきます。レビューなんて大層なものじゃございません。単なる感想文です。
他にも音楽関係を中心に思いついたことをダラダラ書いています。


テーマ:

川田

「火ノ丸相撲 22巻」

(2018)

 

前回10か月ぶりのブログ更新で音楽の話ゼロ、漫画の紹介オンリーという暴挙に出てしまいましたが、今回引き続き『火ノ丸相撲』の話をさせていただきますw

 

というよりも、普通の紹介記事ももちろんアニメ放送開始のタイミングで書こうとは思っていましたが、それ以上にやりたかったのが現在進行形で行われている9月場所の今後の展望予想の記事だったんですね。

 

そんなわけで今回は今後の連載の予想をしてみようと思いますので、前回の記事で興味を持ってくれてこれから読んでみようor今読み始めてますという方や、既に読んでるし好きだけど、単行本出たらまとめて読む派だから現在のジャンプ連載中の展開は知らないという方は、これからネタバレバンバンですので、この先は読まないことを推奨します。

 

 

 

まぁそうは言いましても簡単に現在の『火ノ丸相撲』の展開を書いていきますが、インターハイ終了から早や4年の月日が流れ高校相撲を盛り上げた国宝たちを始め強豪力士の多くが角界入りし、順調に出世を遂げています。

 

そして国宝たちは既に大関にまで上り詰めた天王寺=童子切、久世=草薙を始めみな幕内上位に定着しています。

 

ちなみに四股名はそれぞれの刀の名前がそのまま四股名になったので、読者の側も特に混乱することなくスムーズに移行出来ました(ちなみに火の丸の四股名は鬼丸国綱)。最初からこの展開を想定していたのだとするとお見事ですね。そんなわけで今回の記事では基本人名は四股名で統一していきます。

 

主人公の鬼丸も驚異のスピード出世で入門から1年ちょっとで幕内上位にまで駆け上がりましたが、ここで幕内の壁にぶち当たった上に、同じ国宝の巨漢数珠丸との一番で生命線ともいうべき右腕を壊してしまい、一気に転落してしまいました。

 

休んでいる間に後から入門した他の国宝たちに一気に追い抜かれてしまいましたが、復帰後は右手の投げが使えなくなりはしたものの順調に番付を上げていき、先の7月場所では平幕に返り咲き前頭13枚目で12勝3敗で敢闘賞も獲得と見事な復活を遂げました。

 

そして9月場所、鬼丸が上位陣と総当たりする前頭3枚目まで一気に番付を上げ、遂に国宝世代と幕内上位陣との今後の角界を占う戦国時代の幕開けとなりました。

 

 

ちなみにこの世界では横綱刃皇が1人横綱の1強状態でずっと優勝を独占し続け、大関にまで上り詰めた童子切、草薙を始め国宝世代はまだ誰ひとりとして刃皇に土を付けることが出来ていません。

 

まだまだ元気とはいえ刃皇も既に32歳と引退の影が見え隠れする年齢に差し掛かり、他の同世代の力士は次々に引退をしていったり、大関でカド番のピンチに立たされたりしてしまっています。

 

刃皇も若い世代に期待をしながらもいつまで立ってもそれに応えてくれないことにさすがに我慢の限界がきたのか、先の7月場所で全勝優勝を果たした優勝インタビューの際、次の場所で優勝したら引退しますという前代未聞の宣言をしてしまいました。

 

このまま勝ち逃げはさせないと国宝世代は一致団結して刃皇包囲網を敷くことによって、この9月場所で刃皇阻止に挑みます。ただもちろん標的は刃皇だけでなく各々が俺が刃皇を倒して優勝してやるとしか考えていないでしょう。

 

今回の大相撲編の冒頭の煽りでは、

 

戦後最少の関取が挑むとある夏の ー後の大相撲史に刻まれる灼熱の夏の物語ー

 

と記されています。そんな注目の9月場所ですが、初日から激戦に次ぐ激戦が繰り広げられ、まだ4日目だというのに既に波乱の場所となっています。

 

 

さて今回はこの9月場所の今後の展望の大胆予想をしてみたいと思いますが、おいらは今回の9月場所を漫画としてだけでなく、普通に現実に行われている大相撲としても楽しんでいる部分があるので、バトル漫画としてのメタ的な視点と現実の大相撲ファンとしての視点でやっていきたいと思います。

 

まず最初に方々でファンの方たちが今場所の予想をあれこれしながら楽しんでいるのを拝見したりしますが、現実の大相撲には全く興味がない、知識がないのか、どうしてもバトル漫画の視点でのみ語っている人が多いんですよね。

 

おいらも正直大相撲は長らくちゃんと見ていませんが、10代の頃当時は横綱千代の富士の全盛期でしたが結構ハマって見ていた時期が長らくありまして、それこそ大相撲中継を十両、下手すりゃ幕下から見てるくらい熱心なファンでした。

 

もうかれこれ20年以上は距離を置いていて最近の事情は全く分からないですが、多感な十代の頃にハマったものですからそれなりに血肉となって植えつけられているので、大相撲の常識や価値観なんかは一応理解しているつもりです。もちろん変わってることは多々あるでしょうが、根底はそれほど変わってないと思います。

 

ですので一応大相撲のこと分かってる立場から言いますと、確かに普通のバトル漫画的にはありがちな展開だけど、大相撲ではその展開は絶対にありえないなっていう感じの予想が散見されるんですね。

 

ただここまでの4日間の展開ですでに現実の大相撲ではありえない事も沢山やっているので、川田先生がバトル漫画とリアル大相撲のバランスをどんな感じで取るのかな?とも思っています。

 

まぁインターハイの予想も外しまくりましたし(天王寺は草介に勝つと思ったetc)、ここまでの展開も外しまくっているので100%外しまくりだとは思いますが、まぁ目的は当てることではなくとりあえず自分の予想を発表しつつ、そんな自分の拙い予想の上をいく面白い展開を期待しているので(実際インターハイはそうだった)、むしろおいらの予想なんか当たって欲しくない、おいらの予想の上を行ってほしい、行ってくれるという期待しかしていないです。

 

その上で、えッ!?そこ当てたんだ凄いじゃん!っていう予想が1つでもあったら嬉しいな、そんくらいのゆるいものだと思ってください。

 

 

ちなみにこれを書いている時点での連載の進行具合ですが、最新号で大包平がまさかの闇落ちで草薙から銀星を奪いインターハイでの雪辱を果たし、ラストでは打倒刃皇に誰よりも燃えているであろう大典太と刃皇の取り組みが始まった所で終わりました。

 

この記事書いてて気が付いたんですけど、来週の月曜日が祝日だから最新号は本日土曜日に出てたんですねw 一番のお気に入り大典太の大一番を早く見たいものの、この記事が書き終わるまで読まない様にしますので、それを踏まえて残りの11日間の予想をテーマを設けながらしていきます。

 

 

 

<誰が刃皇を倒すのか?>

 

まず最大の注目ポイントはこれですね。主人公の鬼丸が早くも2敗を喫していますが、100%間違いなく鬼丸は優勝決定戦まで勝ち進んで最後に刃皇に勝って優勝するでしょうから、刃皇は最低でも本割で2つ負ける必要があります。

 

個人的には鬼丸が必ずしも優勝する必要はないと思っているのですが、前述した大相撲編の冒頭の煽りがありますので、まぁ順当に鬼丸が優勝するんでしょうね。そこの期待は外さないと思います。

 

しかし鬼丸は既に刃皇に負けていますし、本当に誰が勝つのか予想が難しいです。それくらい負ける姿が浮かばないくらいの圧倒的強者として描いていますからね。

 

巷の予想では童子切、草薙じゃないかという意見が多いです。童子切は巡業での前フリと角界の未来を考えた場合勝つのは鉄板だと思います。

 

メタ的な視点で考えますと、おそらく千秋楽の時点で刃皇が単独トップに立っていて、勝てばすんなり優勝→引退、負ければ優勝決定戦突入でワンチャンという展開になって、ここで刃皇が負けると思うのですが、おそらくこの大役を童子切が担うと思うんですね。

 

千秋楽で一人横綱が相手を務めるのは東大関じゃねえの?って意見から最後は草薙戦を予想する人もいるかと思います。実際の大相撲ってどうだったかな~ってちょっとハッキリしないですが、おそらく今場所草薙はスランプから中々脱せず、勝ち越すのがやっとっていう場所だと思うんですね、

 

一方で童子切は下手すりゃ刃皇に勝って決定戦に進出するんじゃないかというくらいに安定した成績を残すと思うので、番付というよりは星勘定的に大関で一番の好成績を残すであろう童子切が最後の相手になるんじゃないかなと予想します。(草薙は先場所の千秋楽で戦ってるからというのもあります)

 

 

草薙は正直読めないです。スランプの場所だったけれど最後に一矢報いた、という展開は普通に考えられるので。

 

ただ個人的に草薙には負けないかな?って思うのは、おそらく刃皇ー草薙戦は14日目に実現する可能性が濃厚なのですが、刃皇ほどの力士が2連敗、決定戦での鬼丸戦まで含めると下手すりゃ3連敗もするのかな?って。

 

ただでさえ2敗もさせないで欲しいと言われているくらいなのに、最後にこんなに負けまくったらさすがにイメージが落ちるし、火の丸も最後はあくまで強い刃皇に勝ってほしいんですよね。

 

リアル目線でいくと大相撲では全勝優勝というのはよっぽど絶好調だったり他がだらしなくなかったりしない限り難しく、どんなに強い力士でも1~2敗するのは当たり前って目線で見てるんですね。この辺りが大相撲はバトル漫画で描きにくい部分だったりするのですが。

 

さすがの刃皇でもいくつか負けるのは仕方ない、しかし連敗はしない、負けを次の日にひきずらないのが強い横綱の証だと思うので、最後に怒涛の連敗っていう展開はちょっと考えづらいんですね。

 

ただ現状童子切と草薙以外に刃皇に勝てそうな力士が見当たらないのも本当の所です。横綱が最初に大関と戦うのが12日目だとすると、ここで草薙が勝ってその後ベテラン大関に連勝して立て直すという展開はあるかもしれませんが。

 

実際の所最後に美味しい所をもらう役割の童子切よりも、一番最初にストップ・ザ・刃皇を果たす力士&国宝世代で一番最初にストップ・ザ・刃皇を果たす力士の方が漫画的には美味しい役割だと思いますし、川田先生はこの大役を誰に託すつもりなんですかね。

 

場所前はあれだけ鬼丸の優勝は難しいと煽っていたので、今場所での鬼丸の役割は本割での刃皇からの大金星という勲章を手にしてその後大混戦にもつれ込むも、鬼丸はその後負けが込んで優勝争いには加わることが出来ず、結局優勝は童子切っていう展開が落としどころかな?って思ってたんですけど、2日目であっさりと負けてしまっていつもの『火ノ丸相撲』の展開になってしまいそうですね。

 

個人的にはファンだからというのは抜きでも因縁や将来性を考えると大典太に勝って欲しかったですが、4日目で早くも当たってしまいましたし、さすがにこんなに早くは負けないと思うんですね。

 

続いて刃皇視点で見てみますけど、刃皇としては望む所は自分が優勝しないということだけではなく、若い連中によって時代そのものが動いてもらわないとしょうがない、しょうがないというよりは面白くないって感じてるんじゃないかなって。

 

もちろん誰にも負けたくない、普通に今場所も全勝優勝して宣言通り引退するつもりというのは偽らざる本音でしょうが、同時にお前らそんな本気の自分に勝って面白くさせてみろよ、っていう色んな複雑な感情が渦巻いてると思うんですね。

 

だから例えば最後に童子切に負けて童子切が全勝優勝するも、自分も結局14勝1敗とかで、他の国宝世代は相変わらずだらしなかったとしたら、宣言通り引退撤回はするにしても心中の絶望感は解消されないままなんじゃないか。結局は自分の後継者と目している童子切が頑張っただけで、新しい時代の幕開けとは言いにくいんじゃないかって。

 

それよりも国宝世代に3敗喫してしまうも、他も壮絶な潰し合いで12勝3敗でも優勝決定戦に進出し、ここで意地を見せて刃皇が優勝することになったとしても、こりゃあこれから面白くなりそうだなって感じで引退撤回しそうな感じはするんですよね。


相撲ファンとしての視点で見ると、今場所望む展開はいかにして刃皇を群雄割拠の潰し合いの輪の中に引きずり込むことが出来るか?だと思うんですね。そこにはバトル漫画のボスキャラなんだから簡単には負けて欲しくないっていう目線は一切ないです。

 

たださすがに今場所はそういう展開はありえないと思うので、いかにして刃皇の優勝を阻止するか、そして国宝たちが負けはしてもそれぞれ紙一重の所までいかに爪痕を残すことが出来るかがテーマで、今場所を踏まえた上で来場所から真の群雄割拠の戦国時代に突入という事でしょうね。

 

刃皇もその戦国時代の中では孤高の横綱では無くあくまでも1人の強豪力士であって、例え優勝したとしても引退のイの字も最早頭になく、対等のライバルとして身体が続く限り優勝を争っていく、そんな展開を刃皇も何よりもこの世界の大相撲ファンは望んでると思うんですね。

 

個人的にはその来場所以降の群雄割拠の場所こそ見ていきたいですが、バトル漫画的には盛り上げるのが非常に難しいのでまず描かれないでしょうが、今場所は本来ならその布石となる場所でないといけないんですね。

 

そういう意味では実は優勝ラインを12勝3敗まで下げて、最後に4人で優勝決定戦突入という展開も密かに期待していますし、決して無くは無い展開だとも思っています。

 

というのも現時点で鬼丸の優勝決定戦進出が既定路線となっていて、読者の大半がもう鬼丸はこのまま負けずに12連勝するものと安心しきっていると思うので、ここで鬼丸が突然負けた時の衝撃は大きいと思いますし、この作者平気でそういうことやってくると思いますよ。

 

それではこれらを踏まえて誰が刃皇に最初に土を付けるかですが、多分意外なダークホースの名前を出すと思います。それは。。。ズバリ冴ノ山です。

 

 

 

<冴ノ山が今場所の裏の主役>

 

冴ノ山はハッキリ言ってみなさんノーマークじゃないですか。何か現状鬼丸の頼れる兄貴分であると同時に、国宝世代にとっての一つの壁役、ハッキリ言えば噛ませ犬的なイメージが付いてしまっています。既に今場所しれっと三日月に負けてますしね。

 

冴ノ山を推す根拠ですが、この世界での角界の未来を考えた場合、一見若い優秀な才能が上位にひしめき合いもの凄いバラ色の未来が待っていそうです。でも冷静に見るとそんなに楽観視も出来ない緊急事態の状況に陥っています。

 

と言いますのも問題点は2つあります。

 

まず1つは上位陣のコマが薄いことです。現実の大相撲では現在3横綱、3大関の6人体制となっていますが、おいらの感覚だと横綱は3~4人、大関は4~5人、合わせて大体8人前後が相場という印象です。

 

しかしこの世界では1横綱、4大関の5人体制で、しかも大関2人はベテランで今場所カド番です。ぶっちゃけどっちかは陥落して世代交代を象徴させることになると思います。1人横綱の刃皇も引退宣言をしている様に、最悪のシナリオとしては来場所上位陣が2人だけになってしまうという危険も待ち受けています。

 

もう一点は年齢構成です。

 

上位をひしめく国宝世代はいずれも20歳前後、前頭5枚目以上の力士計19人中半数以上の12人がこの世代です(年齢不詳力士は除く)。才能あふれる将来が楽しみな力士揃いとはいえ、まだまだ圧倒的に経験値が足りていません。

 

一方で残り7人の内、上位陣3名が引退も近い30代のベテラン力士です。つまりこの間に入る20代中盤~後半の働き盛りの力士が圧倒的に弱いという歪な構成になっているんですね。

 

先ごろ引退した大関大景勝は国宝世代に自分たちの世代のふがいなさを謝罪していましたが、本当にふがいないのは実はここの世代なんですね。

 

実は今場所で刃皇が引退しようがしまいがそれは些末なことであって(遅かれ早かれ近々訪れる未来なので)、実は大相撲の将来を考えた時に本当に不安なのはこの2点の弱さなんですね。

 

とは言え大関というのは簡単になれるものではありません。既定では三役で3場所連続の合計が大体33勝以上で大関昇進となります。

 

大典太でも大関昇進は早くて来年の3月場所ですし、鬼丸たち現在平幕力士はもっと後です。東関脇の小手杵がよく分からないのですが、先場所前頭13枚目の鬼丸と当たってますから、普通に考えれば先場所は平幕だったはずなので、大典太同様早くて来年3月場所でしょう。そうなってきますと上位陣がそれなりに埋まってくるのは2年後の話になってきます。

 

この問題を直近で解決できるのが、現在27歳で1年以上関脇の座をキープしている安定感抜群で、実は今場所大関昇進の可能性もある冴ノ山の存在なわけです。

 

大相撲見ない人にはピンと来ないかもしれませんが、関脇、小結で勝ち越すだけでもとても難しいというのに、それを1年以上キープしているというのは良くも悪くも凄いことなわけです。

 

しかも冴ノ山は勝ち越すのが難しい関脇でここまで11勝→9勝→10勝ときて、描写的に4場所前にも二桁勝ち越していそうなので、関脇で確実に二桁勝ち越せる抜群の安定感のある力士な訳です。

 

けれども本来ならばこれだけ安定して勝てるのならとっくの昔に大関になってしかるべきなのに、あと一歩届かない状態が続いているのは、現実にこんな力士がいたら相当イライラしそうです。先場所の千秋楽でも記者から馬鹿にされていましたし、あと一歩で優勝出来ない万年大関の大景勝の下位互換って感じで、ネットでは叩かれてそうですね~。

 

大関に上がってしまえば、同じ成績でも往年の北天佑の様な安定感抜群の名大関って感じで、通好みの人気者になりそうなんですけど難しいですね~。

 

でも確かに大相撲には11勝と12勝の間に厚い壁があって、この壁を破れるか否かが大関になれるかなれないか、優勝出来るか出来ないかの差になってるんですよね。

 

冴ノ山も結局この12勝の壁を破ることが出来ずにもがいている感じで、今場所はどこかでその辺りを掘り下げてもらいつつ最終的に12勝3敗の成績を残し、まぁそれでも3場所合計で31勝なので大関昇進はまだ見送りでしょうが、壁を破った来場所しっかりと昇進してくれると思います。

 

それにもし優勝ラインが12勝まで下がって決定戦に進むことが出来たら、優勝出来なかったとしてもその前の場所の成績も考慮して昇進する可能性は無くは無いですね(上位陣が少ないというのも大きい)。

 

問題なのはそもそも冴ノ山が刃皇に勝てるか否かですが、例えば草薙や童子切はある意味刃皇を超える実力がありながら紙一重の経験の差とか単純な実力以外の要素で負けている感じですが、同時にいつ勝っても不思議じゃないという所まで肉薄していると思われます。

 

関脇で二桁勝ち続けられる冴ノ山の実力もこの2人とどっこいどっこいで、おそらく対戦成績も互角に近い星勘定ではないかと思われます。そうなってくると別に冴ノ山もいつ刃皇に勝ってもおかしくないだけの実力があると考えるのが自然ですし、実際の所1回くらいは勝っていても不思議ではないと思います。若い大関2人に足りないものが経験だとすると、冴ノ山は経験自体は豊富なベテランの域に入ってますからね。

 

小手杵という苦手力士の存在が大関昇進を妨げているネックとなっているのかも知れませんが、場所前の出稽古で小手杵と連日ぶつかることによって苦手意識を払しょく出来たっぽいので、ようやく今場所殻を破ることが出来るんじゃないかと。そしてそれを証明するためにストップ・ザ・刃皇の一番手を果たして、十分大関になれるだけの実力を兼ね備えているという事を証明してくれるのではないかと予想します。

 

メタ的な視点で見てみますと、4日目時点で全勝は既に刃皇(多分)、童子切、小手杵、大包平の4人だけという大混戦になっています。この後も次々に脱落していく中、途中で刃皇1人全勝という状態になると思うんですね。(予想ですとストレートの勝ち越しは刃皇1人のみ)

 

誰が刃皇を止めるんだ?やっぱりこのまま刃皇が優勝して引退しちゃうのか?という展開で話が進みます。一方で刃皇を追う鬼丸も連勝街道を突っ走り怒涛の7連勝で10日目に勝ち越しを決めますが、そこで1回緊張の糸が切れてしまったのか11日目にまさかの黒星を喫し(10日目で勝ち越しならずもあり)、対刃皇には絶望的な3勝差となってしまいます。

 

しかしここで現れるのが頼れる兄弟子冴ノ山です。実際関脇の冴ノ山が刃皇と当たるのは10日目か11日目です。ここで冴の山の援護射撃で再び2勝差になって首の皮1枚つながった状態になったら熱くないですか?もちろん鬼丸が連勝街道を続けたとしても、この辺りで1差になって背中が見えてきた展開になるのも普通にありです。

 

正直この辺りで負けておかないと、いつまでも2勝差のまま縮まらない上に肝心の敵は負ける気配が無いときたら、そろそろ心が折れてしまう頃合いなんですよね。おいらが最後に童子切、草薙に連敗で2敗するという展開に難色を示すのはそういう理由からなんですね。

 

鬼丸が3敗した場合でこの展開だと結局2勝差だからダメじゃんっていう風にもなりますが、相手が負けなしのままでの2勝差と1敗した上での2勝差だったら天と地ほども違ってきます。まだ4~5日も残っている上に刃皇はあとは上位陣との取組ですから、少ないながらも可能性は十分に残っています。

 

そんなわけで中盤のキーマンとして冴ノ山に期待します。

 

 

 

<優勝ラインは12勝?13勝?>

 

順当にいけば優勝ラインは13勝2敗だと思いますし、この場合はひねらず刃皇vs鬼丸の決定戦1本で終わらせそうです。

 

ただし優勝ラインが12勝3敗になった場合、何となくですが4人で優勝決定戦になるんじゃないかな~と。刃皇、鬼丸は確定としてこの場合ですと、冴ノ山も勝ち上がってきます。ここで刃皇と当たって刃皇の雪辱でも鬼丸との同門対決でも熱いですね。

 

残りの1人ですが、本命はもちろん童子切で、正直あれだけ行き込んで11勝4敗で終わるかな~とは思っています。ただ内訳を見ると大包平に負けそうな気配が漂っていますし、鬼丸には負け確定、あとは冴の山に負けたり、最後に復活した草薙に4敗目を喫して優勝戦線から脱落するも、最後に刃皇に勝って援護射撃に成功&国宝世代で初の刃皇退治という称号を手にして帳尻合わせするのもありっちゃありですね。

 

童子切の場合、別に大典太や数珠丸や大般若に負けても良い感じはするので、どうにでも調整役として使い勝手は良さそうです。

 

4人優勝決定戦となった場合に童子切よりも可能性がありそうなのが現在未だ無敗の大包平です。場所前からレイナさんに要注意と言われていましたし、決定戦進出でにっくき刃皇と対戦となったら熱いですからね。この場合ですと冴ノ山vs鬼丸と合わせてどちらも同門対決になります。本割ではやらない、けれども見てみたい取組を一気に見れるという利点もあります。

 

番付的には鬼丸の千秋楽の相手となるのは三日月か大包平のどちらかになりそうなので、千秋楽の時点で刃皇と大包平の2人が12勝2敗と並び、それを1勝差で鬼丸と冴ノ山が追って、千秋楽で鬼丸が大包平を倒して並ぶという先週の時点ではこういう展開を予想していました。

 

しかし最新号で状況が一変しました。大包平が草薙に勝つのは大方の予想通りで、正直インターハイであの無様な醜態を晒した加納さんが、よくもここまで強キャラに化けたものだと感心しています。

 

ただし大包平は因縁の童子切、大典太に白星、鬼丸に黒星以外は正直誰に勝っても負けてもいい、丁度いい調整役だと思っていたので、まさかの無道化闇落ちにはびっくりしました。刃皇さん!鬼丸の心配よりも先にあんたん所のかわいい弟弟子を何とかしてやりいな!

 

何か無道化したことによって、一気に鬼丸以外に負ける姿が見えなくなってしまったんですけど、どうなんですかね?ただ無道化したことによって、逆に童子切が勝って闇落ちから救う展開になるのかな?とも思っています。「アキそんな相撲じゃ、俺には勝てへん」とか言って。実際大包平を救えそうなのは、刃皇と童子切しか見当たらないですからね。ただ最新刊の巻末漫画を見ると、意外と数珠丸さんの癒しパワーで浄化される可能性もあるのかな?と。

 

では大包平の今場所ですが、先週の時点では優勝争いにもつれ込むと思っていましたが、これは無道化に耐えられずどこかでパンクして休場、もしくは終盤ボロボロになってしまって、無道化から抜け出せた鬼丸との対比&無道化続けてたら鬼丸こうなっちゃってたよ、というのを見せるんじゃないかなって。

 

そうなってくるとせっかく強キャラとして生まれ変わって戻ってきたのに、何かせつないですね。この無道化を見た後で最新刊の巻末漫画での優しい顔と、最近童子切とあまり接点がないこと、咲ちゃんの大包平評とか本当に切なくなってくるんですよねぇ。。。色々と良いキャラだけに報われてほしいなぁ。。。

 

それにしてもたった一週であっさりと予想が覆ってしまいました。多分この先もこんな感じで全く読めない展開が続くのでしょう(ワクワク)。実際これで大典太が刃皇に勝っちゃってたりしたら、ここまで書いてきた予想の全てがぶっ壊れて全く読めなくなりますからね。

 

だからまぁ大包平が脱落することによって、優勝ラインは順当に13勝2敗で刃皇vs鬼丸となって、童子切、冴ノ山がそれに次ぐ12勝3敗って所かな?

 

 

 

<他の国宝たちは?>

 

三日月と数珠丸は、刃皇と鬼丸以外の誰に勝ってもいいし、誰に負けてもいいと思うんですね。そのためうまく星勘定の調整役を果たしつつ、どちらもギリギリ勝ち越しかな。ただ純粋に見てみたい取組がいくつかあります。

 

三日月は、久々の鬼丸(千秋楽が濃厚)、大典太(語り草となっているインターハイの再現)、草薙(単純に見てみたいけど、まだスランプ状態の草薙だとイマイチか)、数珠丸(予想がつかない)。この辺りが楽しみですが、鬼丸、大典太はそれなりにじっくりと描いてくれそう。

 

数珠丸は、童子切(実はかなりのライバル関係の様なのでじっくりと見たい)、大典太(大迫力の巨漢対決、普通に見たい!)、刃皇(数珠丸の100%を引き出してほしい!)。今まであまり取組をじっくりと描いてもらえていないので、もうちょっと扱いをよくしてほしい。この三番は1話まるまるは難しくともせめて数ページ見たいし、希望としては童子切戦を1話まるまる使って描いて数珠丸さんを掘り下げてほしいです。

 

小結の大典太ですが、ここまで地味においしい役をもらっていますが、さすがに刃皇に負けて2敗に後退したらそこからの巻き返しは厳しそうです。ただ草薙に勝って鬼丸との取組も終わってますから、負けそうな相手とは既に一通り終わっていて、せいぜい大包平に借りを返されそうなくらいなんですよね。それ以外の力士とは誰に勝ってもおかしくない、童子切にも普通に勝っていいポジションに付いていると思います。

 

大典太にはもうこのまま一気に3場所後に大関昇進とスピード出世してもらいたい感があるので、その足掛かりとして今場所は二桁勝ってもらいたいですねぇ。欲を言えばストップ・ザ・刃皇の一番手になってもらいたかったですが、それは来場所に期待ですね。

 

問題は草薙の扱いです。もうスランプ突入モードの上に、結構深刻な悩みを抱えてますからね。本来大相撲の本場所でこんな状態になってしまったら、立て直すのはまず無理で負け越し必至なんですよね。あんな休場直前まで追い込まれながら復活出来た鬼丸の方が現実的にはありえませんから。

 

まぁ鬼丸は立ち直れるキッカケの伏線は色々とあったから別にいいんですけど、草薙の方はやっぱり孤高の存在だから悩みを一人で抱えてしまいがちっぽいのと、今まであまりにも順風満帆で来過ぎたこともあって、鬼丸と違って時間かかりそうなんですよね。そんな草薙も今週号では内面が描かれていて人間味が出てましたし、狩谷が相撲を辞めたのを知ったのがいつの話かは分かりませんが、この苛立ちが鬼丸にも向けられている様なので、とにもかくにも鬼丸戦ですね。

 

草薙vs鬼丸は鬼丸にとっても大一番です。前シリーズのラスボス対決から4年後の成長の証というのもありますが、『火ノ丸相撲』という漫画のテーマが「理想と現実」との戦いとなっていて、それに抗い続けて悩み苦しんでいる草薙と、一見理想を捨てて現実に向き合っている鬼丸との一番は今後の作品を占う意味でも大きな一番です。

 

現在の草薙が父大和国の横綱相撲にとらわれ過ぎてしまって頭打ちにあっている感があるので、インターハイの鬼丸戦で大和国の相撲の先を見出したことを思い出してほしいです。鬼丸の方もやっぱり再び横綱を目指してほしいですし、どんな試合内容になるんですかね。(鬼丸の勝ち確定試合ですが、それなりにじっくりと描いてほしいです)

 

この2人に限らず鬼丸と大関陣の取り組みは中盤にぶつかると思うので、話の流れ的には5日目で早くも当たる可能性は高いですが、個人的にはもう少し草薙に悩んでもらって黒星先行に陥ってもらいたい感はあります。多分三日月、数珠丸、大般若辺りとぶつかると思うんで、銀星献上しちゃってもいいんじゃないかな~。

 

でも鬼丸と当たった後ですんなり復活させちゃうんですかね?インターハイの時に数珠丸、大包平が貧乏くじを引いた感じで今回は草薙が最後まで貧乏くじを引き続けて、復活は来場所以降でも良いとは思ってるんですけど。ただ5日目でとっとと鬼丸と当てて、そこで復活ってのがバトル漫画的なベタな展開ですかね。ただそうなると3敗という崖っぷち状態から草薙も連勝街道に走りそうなので、何かそれだと鬼丸と被ってしまって面白くないんですよね。

 

やっぱり数珠丸辺りに1回負けた後で鬼丸に4敗目の引導を渡されて優勝戦線から脱落。そこで少し吹っ切れたけれどあとは勝ったり負けたりで(刃皇、童子切、冴ノ山に負け)最後ギリギリ勝ち越しで終了。場合によっては千秋楽にカド番のベテラン大関と7勝7敗同士で対決ってのもちょっと面白いドラマが生まれそうですね。

 

 

 

<ベテランの奮起>

 

共に今場所カド番のベテラン大関金鎧山(欧州系?)、百乃花(モンゴル人?)は既に金鎧山2勝2敗、百乃花が1勝3敗と厳しい状況です。世代交代を表す展開ではあるものの、個人的には刃皇に次ぐ普通に強いベテラン大関を1人は出して欲しかったです。

 

予想としてはどちらか1人が大関陥落(多分百乃花)、金鎧山はギリギリ勝ち越しでカド番脱出かな?と思っています。2人共すっかり銀星配給係のかませ犬になってしまっていますが、このままで終わるとは思えないんですよね。

 

個人的に期待しているのは優勝ラインが3敗に下がった時の展開で、ここでベテランの意地を見せて百乃花が鬼丸に勝っちゃうと面白いというか、漫画的にエーッ!!って展開になると思うんですよね、あまりにノーマーク過ぎるから。でも何か一つインパクトを与えるとしたら、主人公に勝っちゃうのも全然ありだしベテランの意地、大関の意地を表すのにこれ以上に打ってつけの相手はいないんですよね。

 

そしてこの展開だと刃皇がもう1敗しなきゃいけないわけですが、その大役を金鎧山にやらせることによって、やはりベテランの意地、大関の意地を見せてくれたら熱いかなって。もちろん役割は逆でも構いませんが、この2人はおそらく刃皇にもそれなりに勝っていてライバル関係にあると思うので、そんな格好つけたまんま勝ち逃げなんかさせねえぞ!っていう気持ちは、絶対に国宝世代たち以上に持ってるはずですからね。

 

特に百乃花の方は刃皇と同い年のモンゴル人同士ということで一際特別な関係っぽいですから、百乃花が鬼丸に勝った方がより意外で面白いかなって思ったけれど、百乃花に刃皇退治をしてもらった方が熱い展開になりそうですね。

 

仮にこういう展開になった場合、

 

11日目・○金鎧山ー鬼丸(8勝3敗)×、○冴ノ山ー刃皇(10勝1敗)×

12日目・○鬼丸(9勝3敗)ー?×、○刃皇(11勝1敗)ー金鎧山×

13日目・○鬼丸(10勝3敗)ー?×、○百乃花ー刃皇(11勝2敗)×

14日目・○鬼丸(11勝3敗)ー?×、○刃皇(12勝2敗)ー草薙×

千秋楽・○鬼丸(12勝3敗)ー三日月?×、○童子切ー刃皇(12勝3敗)×

 

終盤で鬼丸と刃皇の優勝争いはこういう流れになります。今場所の目玉のストップ・ザ・刃皇も、まずは覚醒した冴ノ山が初勝利、続いてベテラン大関の意地の1勝、そして最後に童子切が国宝世代で初の刃皇超えを果たし、鬼丸が刃皇の優勝&引退阻止となれば、何かきれいな流れかなと。個人的にはそんなに刃皇の格落ち感は無く説得力もある様に見えますがどうでしょう?まあこんな終盤に鬼丸が大関と戦うかな?っていう違和感はありますが許容範囲でしょう。

 

 

 

<今場所の三名槍は?>

 

ここまで空気だった三名槍ですが、まずは大和号はファンの方には申し訳ないですが負け越しでしょう。すでに1勝3敗と厳しい星なのもありますが、一番のネックは東前頭筆頭という番付にあります。というのもこのままだと来場所の関脇と小結予想が非常に難しいんですね。

 

通常関脇と小結は2人ずつです。場合によっては張出関脇、張出小結というのが出来て、3人以上いた場所もありますが、あくまで基本は2人ずつの計4人です。しかしざっと予想してみますと、鬼丸が優勝で関脇、百乃花が大関陥落で関脇、小手杵が勝ち越しで関脇キープ、冴ノ山はうまくすれば大関昇進、西小結の大典太が勝ち越して東小結、2枚目の三日月、大包平(休場しなければ)と3枚目の数珠丸も勝ち越しそうなので普通なら三役昇進できます。こうなってくると大和号は負け越して番付下げてくれた方が都合がいいんですよね。

 

大和号は2、3日目の相手が不明ですがまだまだ強豪との対戦が目白押しなので、まぁズルズルいきそうです。リアルでもこの位置の力士は二桁負け越しが当たり前ですからね。

 

小手杵は地味に無敗キープしていますが、本当に謎ですね。大体先場所鬼丸と当たってるのと、千秋楽で冴ノ山と当たっているから平幕だった可能性が高いのに、先場所関脇で10勝5敗の冴ノ山を抜いて東関脇ですからね。実は前頭2~3枚目で12勝くらいしてないとおかしい計算です。

 

地味にここまで負けた描写がありませんし、本当に得体が知れないんですよね。未だ作中無敗の小手杵に誰が最初に土を付けるか?というポイントもありますが、通常なら中盤に関脇対決が組まれるので、6日目辺りで冴ノ山と当たって冴ノ山に第1の壁を突破してもらいたいですね。実際冴ノ山と鬼丸くらいしか因縁がありませんから、最初に勝つのはこの2人のどちらかにやってもらいたいです。

 

そして最終的にはひょうひょうと9~10勝しそうな感じです。小手杵その内大関に昇進するんですかねぇ?鬼丸のことを品がないとか馬鹿にしているわりには、お前引き技とかばっかじゃんって思ってるんですけど。いや、別に嫌いではないんですけどね。

 

さて場所前にあれだけこの漫画では珍しいクズっぷりを見せつけて、大ヒールの座に着いた蜻蛉切ですが、あれだけ番付に拘っておいて鬼丸よりも下の西前頭5枚目という無様な姿を晒しています。お前あんだけイキっておいて、先場所負け越してんのかよ!

 

あれだけ良い悪役に育てておきながら何でこんな下の番付なんだろう?もったいないって当初は思っていましたが、こうして本場所が進むとしっくりきました。前頭5枚目っていうのは、基本上位陣の戦いの輪からは外れて平幕同士の戦いに務めることになります。

 

そのためここまで蜻蛉切の星勘定に全く触れられていないのは、全敗中なのか蚊帳の外でスルーされてるのかのどちらかで、現時点ではどちらとも取れる状態のまま空気と化しています。

 

おそらくですが巡業での無道鬼丸のトラウマが抜けきれず、黒星街道を走ってしまっているのではと思われます。そして空気のまま忘れ去られた所で終盤の13~14日目辺りで突然姿を現して、既に二桁敗戦と無様な状況に陥って苦しんでいる姿を晒しそうです。

 

この終盤戦で鬼丸と戦って完敗を喫するも、何かトンネル脱出の兆しだけ見せて来場所また巻き返すと誓って、鬼丸とも分かり合えるといいんですけどね。基本鬼丸の相撲の最大の魅力って、良くも悪くも対戦相手に大きな影響力を与えていることですから。

 

これだけの悪キャラを安易に主人公の仲間にしたり良いヤツにするのは好きではありませんが、ここまでの扱いがあまりにもひど過ぎるので、何か救いは与えて欲しいかなと。基本この漫画ってみんな良いヤツばっかりで、初登場時あれだけムカつくキャラだった典馬、バト、加納、リオンちゃんもみんな今可愛げのあるキャラになりましたからね(しかも基本のキャラは変わらないままで)。

 

 

 

<今場所の太郎太刀と鬼切は?>

 

最後に今場所新入幕の大太刀高出身の主要キャラ2人ですが、鬼切は鬼丸の心配で気もそぞろな苦しい場所を強いられているようですが、鬼丸の復活に発奮してこれから軌道に乗ってちゃんと勝ち越してくれるのではと思います。おそらく終盤まで大した描写はなく、せいぜいリアクターでの登場だけでしょうね。

 

一方太郎太刀ですが、何か鬼丸と戦うとか、誰それとの戦いが見たいとかあれこれ言われていますが、ハッキリ言ってそれは無いです。確かにバトル漫画のお約束だったら絶対にどこかで鬼丸と戦う展開になるはずですが、大相撲の常識からいくとまずありえないです。

 

まず平幕の下から2番目の太郎太刀の対戦相手は、基本平幕の下位力士とたまに十両の上位力士とになります(先場所の鬼丸vs鬼切のような)。この位置の力士が上位陣と戦うとしたら、よっぽど全勝か1敗くらいを突っ走っていないとありえません。

 

太郎太刀の実力はよく分かりませんが、あの蜻蛉切に認められるくらいだからかなりの実力は備えているとは思うものの、初土俵が鬼丸と一緒だったのに新入幕まで4年も掛かった様に、飛躍的に化けたというよりは地道に実力を付けながらコツコツと番付を上げてきたと思われるので、正直いきなり新入幕でそこまで爆発できるほどの実力を付けているとは思いにくいんですね。最終的に10勝5敗ならば十分過ぎるほどの大健闘ですし、反面これくらいの成績では上位陣との戦いにこぎ着けるのは難しいです。

 

確かにこれ以上の頑張りを見せてくれれば、前頭3枚目の鬼丸と戦うのはギリギリ漫画のご都合主義発動で無くは無いかなとも思います。ただしその場合この2人の戦いが実現するとしたら場所の終盤戦です。その時鬼丸は優勝争いの真っ最中ですから、基本少しでも番付が上の力士と戦わせて星を落とす様に画策するはずです。

 

何故なら一方の優勝争いをしている刃皇は、終盤戦で連日連夜大関との厳しい戦いに明け暮れていますから、もう一方で優勝争いをしている平幕力士が、いくら好調とはいえ平幕の最下位力士との取組がそんな終盤に実現したとしたらどう思いますか。普通のファンだったら、「なんだよ相撲協会、人気者の鬼丸を優勝させるためにそんな下の力士と戦わせんのかよ、ふざけんな八百長じゃねえか!」ってフルボッコだと思うんですよね。

 

確かに大相撲の世界での鬼丸vs太郎太刀の取り組みを見てみたいというのは素直な意見だとは思うものの、それは来場所以降に持ち越しですね。ただおそらく2~4場所前、鬼丸が十両だった時に2人は戦っている可能性が高そうですけど。

 

太郎太刀に見せ場があるとしたら、蜻蛉切との取り組みならギリギリあるかもしれませんね。稽古場での戦いは尻切れ蜻蛉でしたから、ここで太郎太刀がしっかりと勝ってくれたらいいんですけどね。

 

 

こんな感じですかねぇ。書き忘れたポイントとしては、鬼丸の右手の復活はいつか?というのもありますね。大般若戦で復活で良かったんですが、フラグは立っているのでもういつ復活しても良いです。草薙戦か童子切戦が妥当な所でしょうが、三日月との一番がこれより早くに実現したら、ここでありそうな感じはします。

 

長々と書いてきましたが、今週号の大包平の闇落ちだけであっさりと色々なものがひっくり返った様に、この後も色々とあって展開が読めなくなるんでしょうね。おいらも今回書いた予想が当たることよりも、それ以上の面白い展開を描いてより一層楽しませてもらいたいですね。

 

その上で冴ノ山とか百乃花とかが当たったら褒めてほしいし、まるで見当違いだったら何言ってんのこいつwって嘲笑ってやってください。とにもかくにも打ち切られずに無事に最後まで描いてくれることを願っています。

 

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