みなさん、こんにちは。
楽々園しみず薬局の薬剤師の前田です。
9月も終盤に差し掛かり、まだまだ暑いですが
そろそろ秋の季節がやってくるころかと思います
「秋」といえばみなさんは何を思い浮かべますか?
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋…など
たくさんのことが思い浮かべられるかと思います。
食べることが大好きな私は断然、「食欲の秋」です
秋の食材の中でもさつまいもは私の大好物です
さつまいもには食物繊維がたくさん含まれており、
便秘改善やダイエットにも効果があるといわれています。
そこで今回は食物繊維の働きについてみなさんにご紹介したいと思います。
食物繊維には2つの分類があり、
①不溶性食物繊維と②水溶性食物繊維があります。
① 不溶性食物繊維は
腸内で水分を保持して便のかさを増やすことで腸が刺激され、
排便がスムーズにする働きがあります。
この不溶性食物繊維が多く含まれる食材には、豆類・穀物(納豆やきなこ、
オートミールなど)、キノコ類(乾燥きくらげや干ししいたけなど)があります。
納豆は毎日の食事に取り入れたり、きなこは牛乳やヨーグルトに振りかけると
いいかもしれませんね。
また、キノコ類は炒め物やスープにいれるとおいしく食べられるかとおもいます。
※納豆は一部のお薬の効果を弱めてしまいます。
そのため、食べ合わせや飲み合わせについての確認は
お近くのしみず薬局の薬剤師までお問い合わせください。
② 水溶性食物繊維は
腸での栄養素の吸収をゆっくりにし、食後の血糖値が急激に上がるのを抑える働きがあります。
この水溶性食物繊維が多く含まれる食品は、海藻類や野菜
(ゴボウやオクラ・アボカドなど)や果物類などがあります。
海藻類は汁物や和え物などに取り入れたり毎食で野菜を取り入れるメニューや
果物を取り入れる習慣をつけると水溶性食物繊維を摂取する量が増やせるかと思います。
野菜などは火を通すとかさが減るので一度にたくさん摂取しやすいです。
最近は冷凍野菜の種類も多く、手軽に摂取できるのでぜひ試してみてください
食物繊維といっても働きに違いがあり、バランスよく摂取すると
みなさんの健康にも役立つかと思いますので興味がある方は違いを意識してみてください。
ついつい偏った食事をとりがちになってしまう私もバランスの良い食事を意識して
秋を楽しみたいと思います
次回のリレー日記はライフしみず薬局の大田先生です
お楽しみにしていてください