アンネ=ゾフィー・ムター/バッハ・ミーツ・グバイドゥーリナ
つい先日、2年ぶりの来日を果たした女王ムター!
来日に先駆けて日本先行発売された新作は、現代クラシックの作曲家として最も成功している一人である
ソフィア・グバイドゥーリナによるアンネ=ゾフィー・ムター自身に捧げられた協奏曲「今この時の中で」です。
カップリングにはバッハのヴァイオリン協奏曲1番イ短調と2番ホ長調、
競演は現在世界最高峰の指揮者の一人であるワレリー・ゲルギエフ率いる
ロンドン交響楽団と言うゴージャスな顔ぶれです。
しかしゲルギエフってカッコいいなぁ・・・・
クラシックの指揮者でこんなにカッコよければモテモテでしょうねぇw
今回の来日公演はかなり聴きたかったですけど行けませんでした。。。
仕方ないからこのCD聴いて我慢しますw
アンネ=ゾフィー・ムターは1963年ドイツのバーデンに生まれました。
5歳からヴァイオリンを始め(最初はピアノだったそうですが)メキメキと頭角を現し、
コンクール等を総なめにして行き、13歳でカラヤンに招かれベルリンフィルとの競演を果たします。
これで世界の注目を集めた彼女は、以降天才少女の名を欲しいままにし、
その後も世界各地で著名なオーケストラと次々と競演を果たし、
15歳で再びカラヤンのベルリンフィルと競演、カラヤンとの結びつきは彼女にとって
非常に大きなものになって行きます。
1980年にはズービン・メータ率いるニューヨーク・フィル・ハーモニック・オーケストラと競演し、
アメリカの土を踏みます。
幅広いレパートリーを持つヴァイオリニストとしても有名ですが、現代音楽にも精通し、
この影響か、古典の解釈にも独特なものがあります。
特にモーツァルトは見事としかいいようがありません。
クラシック・ヴァイオリン界の中では女王の名を欲しいままにしてきたムターですが、
最近は若き新女王ヒラリー・ハーンの人気が急上昇しており、
清楚で神々しいハーンに対してゴージャスなオバサマ然としたムターを見比べると、
ハーンばっかり聴いてたりしましたがw
やっぱりムターはいいですねぇw
こちらヒラリー・ハーンです♪彼女もそのうちレヴューします!
カラヤンとの競演盤、まだ若いですねぇ
ワレリー・ゲルギエフは1953年モスクワ生まれ、
子供の頃からクラシックを学び、レニングラード音楽院に進学、
卒業後キーロフ劇場(後のマイリンスキー劇場)の指揮者、芸術監督を経て、
現在は劇場の総責任者としてマイリンスキー劇場の名を世界に知らしめました。
指揮者としてもロンドン、ニューヨーク、東京など各地で自らのオーケストラを率いて公演を果たし、
現在のロンドン交響楽団の主席指揮者として活躍する世界最高峰の指揮者の一人です。
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