蕗味噌


みなさん蕗の薹(ふきのとう)って知ってます?
僕は北海道出身なので子供の頃、山へ遊びに行くと良く生えてました。
春先、まだ雪が溶け切らないうちに雪の上にポッカリと開くんです。
どうやって食べたかは覚えていませんが、子供の僕にはとにかく苦くてその後食べた記憶がありません(^_^;


それがある時、瓶詰めになった蕗味噌なるものを頂いたんです。
恐る恐る食べてみると・・・。
「なんだウマイじゃん!」
口いっぱいに広がる蕗の薹の香り!
大人になると味覚が変わるんですね~(^_^;


じゃあ、今度は自分で作ってみようと買ってきました。


ピンポン玉を楕円形にしたくらいの蕗の薹5ケ。
僕が子供の頃、見ていた様な開いた蕗の薹は美味しくないんだそうです。開く前のツボミの状態ですな。
作り方をインターネットで調べてみると香りが強いのが好きな人はみじん切りをそのまま炒める。そうじゃない人は、一度軽くゆでてからみじん切りにして炒めるとの事。


「まあ、最初なんだし・・・。ちょっとコワイし・・・。」
ゆでました。


ウチの味噌は信州味噌。コレを酒と味醂で溶いて火を通します。砂糖を少し。
(八丁味噌はしょっぱくて蕗の薹の香りも殺してしまうのでお勧めできないと書いてました)
さっとゆでた蕗の薹をみじん切りにしてゴマ油で炒めます(台所中蕗の薹のスゴイ匂い)
炒めた蕗の薹と先ほどの味噌を和えて煮詰めて出来上がり。


ちょっと味見をしてみると、あまり苦味がありません。香りは・・・鼻がバカになって良く分かりません。


子供たちが帰ってきて
「何コレ!臭~い!!」
「はははっ、子供の食べるもんじゃないんだよキミタチ!」
「何?これたべるのぉ~?」
「蕗味噌と言うんだ。大人の味だから、子供はいいの!」
「え~~、でもちょっと味見ぃ~!」
「無理だよ、パパも子供の頃は食べられなかったんだから。はははっ」
「美味しいよ!」
「え・・・・。」
一口食べたが最後、好奇心旺盛なウチの子たちはそれだけでゴハンをお替りして食べ、蕗味噌は3日と持たずになくなりました・・・。


次はゆでずに作ったろ・・・。

カツオの刺身


みなさんはカツオのお刺身に何をつけて食べますか?
まあ、カツオも色々ありますからね~


4~5月頃に初鰹がお店に出回ります。
この頃のカツオはあまり癖がなく僕はわさび醤油で食べます。
さっぱりとしてナカナカ美味しい(^^)
江戸っ子が「女房、質に入れても・・・」と言うヤツですな。


秋口になると回遊して戻ってきた戻り鰹というヤツが出ます。
そうなるとサイズも格段に大きくなり油ものってクセもあるので生姜醤油が一般的かな?( ̄ー ̄)


でも、一番油がのっているのは真夏に茨城県沖でUターンする頃採れたヤツ(≧∇≦)b OK
最初に茨城のおじさんちでこの丸々太ったカツオを食べたときはビックラこきました!
コレがカツオかっっ?と言うほど油がのってて、ニンニクのすりおろしと一緒に食べるともう、止まらない~♪
O(≧▽≦)O
おばさんがそのカツオのアラと茗荷で味噌汁を作ってくれるんだけどこれがまた美味しい!
茗荷とベストマッチなんですよ~!


そしてもうひとつマヨネーズで食べるというのがあります。
これはかれこれ十数年前に居酒屋のおぢさんから教えてもらいました。
漁師さんがお弁当に持っていったサラダの上にカツオの刺身を落としてしまい、マヨネーズが付いたのを食べたのが始まりとか・・・?


その居酒屋ではしょう油の小皿にマヨネーズを入れてくれるのでしょう油マヨネーズで食べてました。
マヨネーズがカツオの臭みを消してくれるんですね~コレが・・・。


実際、洋食でも(どこの国の料理か忘れました)生のサカナとタルタルソースを和えたものがあります。
お刺身を細かく叩いてタルタルソースと和え、塩・コショウで味を調えます。
お皿の上に薄くのばして盛り、ピンクペッパーをぱらぱらとちらせば出来上がり。(^_^)v
クラッカーや薄く切ったバケットを軽く焼いたものに乗せて食べるとグーです!!
ガーリックトーストにするとなおOK!
僕はココットに入れて、ピンクペッパーなしで食べます。


この時のおサカナは何でもいいのですが、油がしつこくないほうが良いようです。
白身やマグロの赤身もいいですが、ホタテも美味しかったですよ。
お客さんがたくさん来たときなんかは最初に作っておけるので重宝します。評判もいいですよ!


このサカナのタルタルもそうですが、カツオの刺身にマヨネーズをつけるときも付けすぎに注意です!
マヨネーズの味しかしなくなります。



以前、釣り船の船長と話をしていたとき釣った魚の美味しい食べ方になりました。
あれがウマイ、これがウマイと言った中で「アジのなめろう」の話しを。


外房の船長が言うにはアジの美味しい食べ方は「水なます」「なめろう」「さんが焼き」。
「水なます」はアジを三枚におろして身をたたき、
氷と水を入れたドンブリに味噌を溶かしてたたいたアジを入れると言うもの。
だしも味噌以外の調味料も何もなし。
ただコレがすこぶる美味しいそうだ。
美味しいそうだと言うのは僕もまだ食べた事ない・・・。(^_^;
だって美味しそうな味が想像できないっすよね~。そう思いませんか?
氷と味噌とアジですよ・・・。
しかし船長曰く、夏の暑い日にアジ釣りしながら船上でこれをやるとうまくてやめられなくなるらしい・・・。
ただ一つ注意することはアジはとびきり生きのいいモノじゃないとダメなので、
スーパーで売っているアジでは無理。釣人ONLY!


「なめろう」は三枚におろしたアジの身に味噌、醤油、おろししょうが、ネギの小口切をあわせてたたいたもの。
それを焼いたのが「さんが焼き」になる。
この二つは本に載っていたりお料理ブログでも紹介されている。
味噌などの分量はお好み次第で、僕は味噌少な目醤油味と言った感じでいつも食べている。


船長はこの「なめろう」をお茶漬けにするそうだ。
「1回やってみろよ。うめーから」という言葉にやってみた。


あったかいご飯に「なめろう」を乗せてお茶を注ぐ。


う~ん・・・。


美味しいけど・・・、それ程・・・。と言った感じ(-_-;
こんなモノかな・・・。


それから半年たったか1年たったかは覚えていないけど、外房は大原の漁港近くのお店で釣りの帰りに食事をした。
そこのメニューに「なめろう茶漬け」なるものがあるではないか。
どうしようか迷ったあげくに注文してみた。


出てきたモノはドンブリご飯の上に「アジのなめろう」がたっぷり乗っている。
僕が作るより味噌が多めといった感じの「なめろう」だ。
それとお茶の入ったきゅうす。
さっそく注いでみると
「お!お茶じゃない!だし汁だ。」
食べてみると「うまい!!全然違うじゃないか!」
すぐにきゅうすのフタを開けてみると切った昆布と煮干が入っていた。
瞬く間にかっこんで食べてしまった。


だし汁は昆布と煮干のごく薄いしょうゆ味。
「なめろう」にも味が付いているのでだしは薄味でちょうどいい。


船長の言った事はウソではなかったが、プロはだし汁だった。


それ以来、何度か自分でも作って食べたが美味しくできた。
元来、酒飲みなので飲んだあとにご飯を食べるということが少ない。
どうしてもお茶漬けにする前に全部食べてしまう・・・。


機会があればみなさんもやってみてください。

釣りが好きな人はたくさんいらっしゃると思いますが釣った魚をどうしてますか?
奥さんが料理する。まったく食べない人もいますよね?
僕は釣って料理して食べるところまでが釣りです。
そういったところから街中や出先で見聞きした話しなどを書いていきたいと思います


第1話


何年か前、千葉県の外房にサヨリを釣りに行きました。
暗いうちから車を走らせて着いたのは勝浦近くの堤防・・・。
しかし海を見ると大きな波がザブ~ン、ザブ~ン(-o-;//
「ありゃ~だめだこりゃぁ~」と車のドアを開けて外に出てみると
堤防が波に洗われている・・・。キケンだ・・・。
せっかく来たのに帰るのやだなぁ・・・。
呆然と立ち尽くしていると猟師のおじいちゃんが寄ってきて


「外っかわは釣りなんかできねぇおう。中でイワシ拾ってきなぁ」


「中?あ、堤防の内側ね」


覗き込んでみるとイワシがウヨウヨ・・・。
千葉県の外房周辺はカタクチイワシが名産。地元の人はセグロイワシと言いますが、干物(いわゆる目刺)がお土産屋さんにも並んでいます。
堤防の内側なので波はありません。


「しょうがないな~♪仕方ないからイワシでも釣ってくかぁ~♪♪」


大物釣りは好きなんだけど滅多に大物が釣れないので
コモノ釣りがライフワークになっている管理人・・・。
結構好きなんです・・・。(#^_^#)


サヨリ用に買ったコマセ(まきえさ)を撒くまでもなくサビキをおろす・・・。
5本針に5匹掛かってくる!!!うひょひょっ!
12~18cm位の食べごろがバンバン釣れる・・・。楽し~(^o^)/
あっという間にバケツに半分位つれちゃいました


「猟師のおじいちゃんに言われなかったらそのまま帰ってたな~。
でもイワシ拾ってけって言ったなぁ・・・?あれ・・・?」


釣りに夢中で気が付かなかったけどなにやら向側の船のスロープあたりがにぎやかだ。
「まあこの位釣れば親子4人で十分だな」とにぎやかなスロープの方へ行ってみる


するとイワシがスロープに大量に打ち上げられてピチピチ跳ね回っているではないか!
それを子供たちがきゃっきゃと言いながら手掴みで拾っている!
おじいちゃんやおばあちゃんもせっせと摑んでバケツへ・・・。バケツが満タンだ!


「拾ってけってこの事かぁ~」


十分に食べる分はあるが
「じゃもうちょっとだけ・・・。」


摑んで入れる、摑んで入れる・・・・。けっこう楽しいじゃん・・・。
もういなくなったなぁと思うと波がざぶ~ん。一緒にイワシがピチピチ・・・・。
もう、これ以上は食べきれないのでやめました。


手がイワシのウロコでカピカピだ。
魚へんに弱いと書いて鰯(イワシ)の通りつかむとすぐにウロコがはがれて弱っていきます
魚屋さんに並んでいるイワシはすでにウロコが全部はがれた状態になっているので、釣りをする人しかわからないかな?
サンマもそうですね。網で大量に捕るとウロコがはがれサンマがパクパク言うので、口の中にウロコがはいるそうです。サンマのわたを食べると口にウロコが残りますね。
あれは自分たちのウロコだそうです。


帰ってからまずは刺身。
手開きで開き、頭とワタ中骨をとり少し水にさらしてペーパーで水気をとればOK。
大葉の上に並べてしょうが醤油で頂きます。


残りは子供たちと一緒にイワシハンバーグ作り♪
子供も一緒に手開き。
「細かい骨は気にしないでね~後で包丁で叩くから」
たまねぎ、パン粉、卵、しょうがの搾り汁・・・。あとは形を整えて焼くだけ。
ソースでも醤油でもいいけど、大根おろしにポン酢が美味しかった。