グラーツ医科大学、心臓外科教授への面会に苦戦

 

まず何はともあれ、これからお世話になるグラーツ医科大学、心臓外科A教授にご挨拶と今後の予定を一緒に立てるための面会を申し込みました。その最大の目的は、大学からの幾分の給料と健康保険の作成の依頼です。つまりこれがあれば社会保障があり、経財的にも楽になるからです。在留許可をもらう際にも、雇用されているのとそうでないのでは、審査の通過に大きな違いがあります。

 

 

教授秘書さんを通じてアポイントを取り、約束の時間に面会に行きました。そこで1時間ほど待たされた挙句、

「今は忙しいから会えない。また今度アポイントを取ってください」と言われました。

(もちろん全員というわけではないが、ヨーロッパではオフィシャルではない面会や自分には関心の無い約束に関しては、かなりルーズ)

 

仕方がないので、もう一度アポイントを取り、別日に訪問し、面会の為待機。教授室に行くと、教授にばったり会う。

「電話が終わったら話をしよう」と言われ、部屋に引きこもってしまう。

待つこと30-40分し、秘書さんから「今、急用が入ったから会えない。また今度アポイントを取ってください」

またドタキャン。

 

これを数回繰り返し、心が折れそうになるも、「この面会をクリアしないと、何も始まらない!」と自分を奮い立たせ、何度もアプローチをしました。

 

そうして何度か目にようやく面会にたどり着きました。念願の面会で、予定通り、大学からの給料と健康保険の作成を依頼しました。

難しい交渉になるかと思ったのですが、逆にA教授から

「最低限の給料と保険は出してあげるよ。あとドイツ語の語学試験とオーストリアの医学試験を通過できれば、正規職員として雇えるから頑張ってよ!」と言われました。

 

面会のための挫折と苦悩を忘れるほど、感激しました!とても良心的な教授で、留学の環境としてこれ以上は望めない状況だと歓喜しました。

 

「もう死に物狂いで勉強するしかない!」そんな勢いで過ごしていました。

 

これが3月末頃の話…..

 

 

 

↑大学病院(外来棟)の外観です。こちらも中世の様子を残しています。