レーザー後の色素沈着について | Dr.TAKAKOの“花嫁美肌”の作り方

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皮膚科・美容皮膚科医、Dr.TAKAKOのブログです。専門知識と自らのブライダルの経験をもとに、ブライダルもその後も、“花嫁美肌”で毎日を過ごせるメッセージがたくさん詰まっています。

ネット診察室へようこそ。

Dr.TAKAKOです。

 

 

今日はシミ取りレーザーをした後に起こることの多い色素沈着についてお話しします。

 

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シミ除去レーザーを受ける方には診察時にもお伝えしているのですが、レーザー治療後、カサブタが取れて数週間から1ヶ月ほど経過した頃にシミのあった部分が茶色っぽくなることがあります。(個人差があります)

 

「シミが取りきれてなかったのかな?」「もう再発してしまったのかな?」と思われる方も多いのですが、どちらも違うんです。

 

これは炎症後色素沈着と呼ばれるもので、特に日本人の肌だと高い確率で起こるとされている反応なのです。

 

レーザーの刺激に反応してメラニンが沈着して起こるものなのですが、シミと同じように茶色っぽくなりますがシミとは異なるものです。

 

炎症後色素沈着が起こったら漂白剤(ハイドロキノン)を使用して行きます。

 

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先ほどもお伝えしたようにシミとは異なるものなので、そのまま放置していてもある程度は薄くなっていくと思いますが漂白剤を使用した方が断然早く綺麗になります。

 

とは言え、数ヶ月〜半年程度はかかりますので、大事なご予定を控えている方は炎症後色素沈着のことも踏まえて早めに治療するのがお薦めです。

 

前回ご紹介した方のシミ取りレーザーの経過ですが

 

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(上からレーザー前、レーザー直後、10日後)

 

写真下がレーザーから10日後の写真です。

 

薄ピンクの皮膚が出てきているのですが、色素沈着が起こるのはここからもう少し後だと考えられます。

 

この段階はとてもデリケートな状態なので紫外線対策を徹底してくださいね。

 

また、レーザー後カサブタが取れた後も茶色が残っている場合は色素沈着ではなくシミが取りきれていなかったり、違う種類のレーザーが必要な場合があります。

 

レーザー後、カサブタが取れた後の肌の状態によって今後のケア方法や治療方法が異なってきます。

 

カサブタが取れた後の皮膚の色をよく観察してみてくださいね。

 

 

シミ取りレーザー後に起こり得る炎症後の色素沈着。

より早く肌の色を戻すためには漂白剤の使用が最前最短です。

 

 

 

今日も明日も明後日も、

花嫁美肌で毎日を過ごせますように。


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