ネット診察室へようこそ。
Dr.TAKAKOです。
今日はいかがされましたか。
「目元に肝斑らしきものがあり、トランサミンを内服しています。
のみはじめて半年ほどたちますがなかなか薄くなりません。
根気づよく続けていくべきなのでしょうか。」
(30代 女性)
お答えいたします。
まず肝斑について改めてご説明から。
最近ではテレビや雑誌でもよく耳にするワードとなり、患者様自ら「肝斑だと思うのですが・・・」とご相談もいただくことも増えています。
肝斑専用の内服薬なんかも販売されていますね。
肝斑はシミの一種で写真のような症状です。
分かりづらいかもしれませんが左目の下瞼、外側に茶色いシミができています。
女性特有
左右対称
点状ではなく、べたっと茶色いシミ
アイホールや鼻をさけてできる
という特徴があげられます。
肝斑の原因ですが実ははっきり分かっていません。
女性特有であること、妊娠や出産を機に発症することがあることから女性ホルモンが関係しているのではと言われています。
肝斑のいいところは治療をすればちゃんと効果がでるという点です。
逆に言うと治療をしていても全く効果がなければそれは肝斑ではないということ。
当院では
ハイドロキノン、ビタミンCなどの漂白剤
内服薬:トランサミン、ビタミンC
ケミカルピーリング
が主な治療法となっています。
ご相談者も服用しているトランサミンは肝斑の代表的な治療薬です。
半年服用しても何も変化が無い場合、それは肝斑ではない可能性大です!
トランサミンを服用したり治療を始めれば3ヶ月ほどで何かしらの効果を感じられるはずです。
全く変化が無い場合肝斑では無いと思いますのでトランサミンはストップ。
皮膚科でシミの種類を診察してもらい最適な治療法へ切り替えましょう。
また肝斑は発症原因がはっきり分かっていませんが、紫外線の影響で濃くなることは間違いありません!
UV対策も怠らないようにしましょう。
このシミは肝斑かな?と思ったらまずは皮膚科を受診するのがお薦め。
症状に合った治療法で花嫁美肌を目指しましょう。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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