ここ半年ほど技術調査という名のお勉強をひたすらやっている。
一応仕事なのでシラバスもカリキュラムもないが、案外webを掘ればいろいろ情報はある。
2023年の正月に「今年はMeta株が来る!」と考えていた。
webの世界はかつて輝いていた。治外法権的な部分も含めて。
今過半の人間がwebにアクセスするが、それらは同時に大半が長大企業のビジネス上で動き希少性や知識、経験としての情報ではなくエンタメとしての情報が消費されている。
貴重な資源であるスクリーン空間と消費者の時間は広告のシミに占有されているが、かつてのエコシステムのための広告という了解はまだあるだろうか。
AmazonのようなECにおいて、消費者が求めるのはより良い商品・多くの人に選ばれた商品に違いないのだが、それらよりも広告が優先表示される。消費者とプラットフォーマー・広告主の間に信頼関係はあるだろうか。
プラットフォームの提供者とそこでビジネスを展開する者が、自己のビジネス上の都合だけでなく真に消費者の利益になりえるものを提供できるという熱意と確信はあるだろうか。
全くそう思えないのは、消費者がそれらを求めてアクセスしているわけではないというのはもちろん、興味関心を引く存在、エンタメとして成立しない初期と変わらない貧弱なUI/UXをそのままに、むしろこれを用いた囲い込みだけが進展しているからだと考える。
TikTokは貧弱なUIによる囲い込みと権利関係の放置はともかくとして、アドとエンタメの両立としては一つの幸せな形だと考えている。だからこそ継続して利用され、ビジネスが成立している。エンタテイメントとして成立しうる広告は、エンタメビジネスだけでなく、その他のビジネスと消費者においても求められうると考えている。その場の一つとしてメタバースがあると考えた。メタバースを提供すると社名を変更して宣言して年をまたいだのがMetaだった。
今日に至るまでHMDの重量、性能、価格、開発等の環境が整っているとは言い難く、ネットワークインフラやコンピュータのパラダイム、コンテンツの自動生成のような基本性能が格段に飛躍しなければちょっと厳しそう。ちなみにMeta株は2023年にドルベースでおよそ3倍になった。私は8月に株を始め、Meta株は結局買っていない。