みなさん今日は、今回は

『 番外篇なっちの冬休みレポート 「ヒーローの研究」』

から始めましょう。

http://blogs.yahoo.co.jp/dqgcf537/3107703.html?type=folderlist

 

(◕‿◕)「こんにちは、なっちです。ドクター、今回は謎解きの

    お話ではないのね」

 

そうだね、なっちが通う大学の試験用に図書館にこもって

レポートをまとめるんだね。なっちは得意分野の時代劇から

ヒーローという存在を分析していったんだね。

 

(◕‿◕)「うん、これまでそれこそ数限りない時代劇のドラマ

    が作られてきたけどそこに登場したヒーローについて

    どんなタイプがあるのか、いつ現れるのか、いったい

    どんな存在なのかにスポットを当てて考えてみたのよ」

 

ほう、じゃあなっちの考えるヒーローっていうのは一体どんな

存在の事を言うのかな?

(◕‿◕)「まあ一口で言うとね、ヒーローとはみんなが困った時

    だけ現れる存在なのよ」

みんなが困った時だけ現れる?何か便利屋みたいだな。

じゃあ困った時とはどんな時だい?

 

(◕‿◕)「そうね、自分達だけの力ではどうしようもない時、

    例えば、火事になって2階に赤ちゃんが取り残された

    とかね、

    おかあさんはもうどうしようも無くなって助けてーって

    叫ぶのよ」

 

じゃあそこにやってくるレスキュー隊はヒーローになる訳か?

 

(◕‿◕)「そうね、レスキュー隊に限らず火事場に飛び込んで

    赤ちゃんを助けてくれれば、隣のお兄ちゃんだって

    ヒーローになるのね」

 

なるほど、シチュエーションと実績という事かな、専門職の人

でなくてもお手柄を上げれば助けられた人からはヒーローに

されるんだね。

 

(◕‿◕)「その通り、その困った度合い、事件が大きければ

    大きいほど、それを解決した時のヒーローとされる

    評価も大きくなるわけよ。

 

    火事場の話なら助けたのが1人じゃなくて、100人

    だったらもう大ヒーローになるのね」

 

ふーん、しかしねなっち、その困った状況を作らないように

努力してる人達、例えば家の耐火構造や耐震化の研究を

してる科学者やそもそもレスキュー隊を考え出した消防庁

なんかはヒーローじゃないのかい?

 

(◕‿◕)「それはね、自分の専門分野で頑張ってる人になる

    わけで、パン屋さんがパン作ってるのと同じなのよ。

 

    もちろん人命救助は素晴らしいことでレスキュー隊も

    表彰されることがあると思うけどその時は隊員達も

    ヒーローになるのね。

 

    パン屋さんもパン作りの世界選手権で優勝したりしたら

    一躍ヒーローとして取り上げられるのよ、つまりヒーロー

    には普段の役割を飛び越えた非日常性が求められるのね」

 

ヒーローの非日常性?

 

(◕‿◕)「うん、そもそもヒーローっていうのは非日常的な存在

    なのよ。普通の人達は日常世界に生きてるのでそこで

    起こるいろんな問題は社会の中で解決されるように

    なってる訳ね。


    但し、そういう普段のシステムで解決できない問題が

    起こった時には常識を飛び越えたような対応が必要で

    それをできるのがヒーローってことなのよ」

 

つまり大事件がおきた時に登場してそれを解決する存在って

事かな?
(◕‿◕)「そうね、まあいちばん分かりやすいのはウルトラマン

    だと思うわ」

 

ウルトラマン?って時代劇じゃないだろう。

 

(◕‿◕)「ああ、別にヒーローは時代劇にしか出てこないんじゃ

    ないのよ、もしこの日常世界に大怪獣が現れてビルとか

    電車とかを壊し始めたら自衛隊じゃあ手に負えないのね

 

    それで、庶民は正義のヒーローの登場を期待するのよ」

 

なるほど、かくして怪獣を退治したウルトラマンはカップラーメン

が出来上がるのと同時に空の彼方へ飛び去って行く訳だね。

 

(◕‿◕)「そう、ヒーローが輝くのはその一瞬なのよ、私たちと

    ウルトラマンは日常を共有出来ないのね。だから、

    ウルトラマンが背広着て会社に行ってもらっちゃ困るのよ」

ああ、そんなCMがあったな(笑)なっちとしてはあの演出には

不満なんだね。
(◕‿◕)「ヒーローはみんなのあこがれだからね。それを看板

    にしてるなら、簡単に日常に降りて来るわけには

    いかないのよ」

 

そうか、芸能人にプライベートがあるかがよく話題になるが

昔の映画スターなんかはプライベートのイメージは薄かったね

よく、雲の上の存在と言ったものだよ。

 

(◕‿◕)「それでウルトラマンも雲の上に飛んでいったのかな(笑)」

 

じゃあなっちの考える究極のヒーローはウルトラマンなのかい?

 

(◕‿◕)「うーん、究極の存在は大魔神になったのね」

 

何だ?やっぱり時代劇に戻ったのか(笑)

大魔神はウルトラマンより強かったかな…

(◕‿◕)「そうじゃなくて大魔神は必ずしも人間の側に立っては

    いないのね、神様の側の正義を貫くというスタンスを

    徹底してるので人間の正義と宇宙の正義の間で苦しんだ

    ウルトラマンより強力なヒーローという位置付けになったのよ」

 

なるほど、その視点は面白いね。うん、なっちの成長が

感じられるよ。

 

(◕‿◕)「何言ってんのよ!それを考えたのもドクターなんでしょ」
ああそうか、そうだったね(笑)

(◕‿◕)「もう、大丈夫かな…じゃあ次は今の私のゼミ担当の

    吉本先生が初めて登場した『 忠臣蔵の謎篇 』ね」

 http://blogs.yahoo.co.jp/dqgcf537/3229299.html?type=folderlist

 

吉本教授も今やチームゆきかぜの一員なんだね、JFDの

ブレーンとしても頼もしい存在だね。

 

(◕‿◕)「うん、先生は社会学部の教授なのに歴史学の博士号

    を持ってて、私としても魅力的な存在なのね。

    昼休みの学食で親友のミキと一緒に忠臣蔵の謎について

    お話したのよ」

 

忠臣蔵は今でも年末にドラマを放送するような江戸時代の

大事件だったんだね。

 

(◕‿◕)「そうね、普通なら浅野さんと吉良さんのケンカで

    二人とも処分されて終わりだったのに時の五代将軍

    徳川綱吉が浅野さんだけ切腹させて吉良さんは無罪

    にしちゃったんで、ややこしいことになったのよね」

 

そうだね、兵庫県の赤穂市にあった赤穂藩の家老大石内蔵助

(おおいしくらのすけ)はいきなり決断を迫られるんだね。

 

浅野は切腹になり赤穂藩は取り潰しになった、藩を預かる

大石としては浅野家の復活と藩士達の失業対策、赤穂城の

無事引渡し、それから吉良襲撃の極秘計画の準備と、もう

持てる能力の全てをフル稼働して進めていったんだろうね。

 

(◕‿◕)「大石さんは浅野家復活の可能性を信じてたのかな?」

 

まあ絶望的だと思ってただろうね、当時の江戸幕府は全国

の大名達をなんとかして潰そうと躍起になってたからね。

 

特に浅野家は外様(とざま)大名だから最悪のタイミングで

事件が起こった訳だ、実際大石の内心では浅野への不満が

渦巻いていたかも知れないね。

「殿、何故ですか?」

という感じかな。

 

(◕‿◕)「じゃあ大石さんは初めから吉良さんを襲撃するつもり

    で計画を立ててたの?」

恐らくね、ただ実際の討ち入りに参加するメンバーはギリギリ

まで絞るつもりだったと思うな。
生活の立ち行く者達は新しい道を歩んでもらってどうにも先が

無い連中をまとめて最後のチーム編成をしたんだと思うよ。

 

(◕‿◕)「それで実際の討ち入りまで2年近くもかかったの?」

 

うん、直ぐに動いたんじゃあ計画が失敗するから、ほとぼり

が冷めて吉良側が油断するのを待った。

 

その間に本当にやる気のメンバーだけが残り、経済的な

理由その他でチームを外れる者は去って行ったんだよ。

 

実際に神文返し(しんもんがえし)といってメンバーが予め

提出していた誓約書を大石は一旦返している、

「計画は中止になった」

と言ってね。

 

これで素直に受け取った者を外したんだけど何と100人

以上いたのが半分以下に減ってしまったんだよ。

敵にとっても味方にとっても、やはり長い期間だったとは

言えるね。

 

これで、最後の決断をした大石は11月には江戸に到着して

翌12月14日、吉良邸に討ち入ったんだよ。

 

(◕‿◕)「ふーん、覚悟を決めてからは素早く実行してるのね」

 

ああ、江戸に入ってからもたついてたらいつ計画がバレるか

分からないからね、メンバーの討ち入りへのモチベーション

が高い内に決行したんだよ。

結果は油断してるところを襲われた吉良側の完敗になった

訳だね。

 

(◕‿◕)「この事件の最大の謎は、浅野さんが吉良さんに

    斬りかかった原因よね」

 

うん、それも諸説が出ているけど浅野の短気な性格と神経症

が合わさって暴発したというところじゃないかな、ドラマのような

見え透いたイジメというのは無かったと思うね。

 

まあ、お互いに虫の好かない奴だとは思ってたんだろうな。

 

(◕‿◕)「ふ-ん、何か周りにいる人間には迷惑な話ね、やっぱり

    お殿様っていうのは我慢の出来ないボンボンなのかな」

 

まあ江戸城での刃傷事件もそう珍しいものではないからね、

この事件で注目するべきはやはり大石の事後処理だね。

 

会社が倒産する時でも幹部連中は上手く立ち回って下っ端

ばかりが泣きを見る事が多いのに、大石は見事に赤穂藩の

名誉を回復して各々の武士達の行く末も出来る限りカバー

したんだ。

 

今の時代に生きていても十分大きな仕事が出来る人だと思うな。

 

(◕‿◕)「歴史の中にこういう人材が埋もれているのね、これから

    はそういう人達にもスポットを当てていけたら良いわね」

 

おお、良い事言うねぇなっち(笑)歴史というのは生きた人間

の記録だよ。

ホームランを打つヒーローばかりじゃなく地道に送りバントを

決めて試合を作っていくプロフェッショナルの仕事を取り上げて

いけたら良いね。

(◕‿◕)「何か初めて綺麗に終わりそうね(笑)えーと、次は

    いよいよ長編に入るのね」

 

うん、近未来SF毎日連載への挑戦だ!
(◕‿◕)「力入ってるわね(笑)そんなに大変だったの?」

 

まあいろいろとね、その辺の話はまた次回という事で。
(◕‿◕)「OK、ではみなさん、次回からドクターの連載苦労話

    が始まります(笑)」

 

おい!話がズレてるぞ、ではみなさん
(◕‿◕)「チームゆきかぜ物語をお楽みにー(笑)」

 

山田!!
                                  (了)