みなさん今日は、今回は『本能寺の謎篇』

明智光秀のクーデターの真相から始めましょう。

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(◕‿◕)「みなさんこんにちは、名探偵なっちです」
    

普通そういう事は自分では言わないものだがなぁ。

 

(◕‿◕)「いいじゃない、これからは自己アピールの時代よ」

ああ分かった分かった、今回も厄介だな…

 

(◕‿◕)「何か言った?」

 

いや、何でもない、それじゃあ始めようか。

ええと、今回は明智光秀が織田信長を京都の本能寺

襲った有名な「本能寺の変」だね。

 

これは日本史上でも有数の大事件としてよく取り上げ

られているね。

 

(◕‿◕)「信長の才能にあこがれて家来になった光秀が

    天下統一の目前に何故信長を裏切ったのかが

    最大の謎だったわね」

 

そういう意味では光秀と秀吉は似た境遇にあったと

言えるね、二人とも出身ははっきりとは分かっていない

底辺から自分の才能で這い上がってきた人間だ。

 

信長の前にも何人もの主君に仕えているが、どれも

二人の持つ新しい時代の感覚を満足させられなかった

 

古い体制に縛られた武将達に幻滅していた二人の前

に彗星のように登場したのが「尾張のうつけ」織田信長

だった訳だね。

 

(◕‿◕)「庶民の感覚を肌で感じる為にわざと殿様らしからぬ

    格好をして常識破りの行動を繰り返してたのね。

    

    織田の一族からは恥さらしのように言われてたけど

    自分の国の庶民からは慕われてたのよね」

 

そうだね、これが後々の信長最大の危機、今川義元との

「桶狭間の戦い」で活きてくるんだね。

 

織田軍4000の兵力に対して今川軍は25000だ、とても

勝ち目が無いという事で織田家の重臣達もあきらめモード

だったのが信長一人が強気で出撃して両軍の本隊同士が

正面激突して義元が討ち取られるという大逆転になった訳

だね。

 

当時の織田の領民が裏切りもせず信長に従ったというのは

普段からの信長との結びつきの強さを物語ってるね。

 

(◕‿◕)「この戦いの大逆転で信長は一躍戦国のヒーローに

         なるのね、光秀が信長の才能に惚れ込んだのはこの

         辺からじゃなかったのかしら」

 

そうだろうね、甲子園に何度も出てる強豪校が名も無い

地方校に大逆転負けを喰らったんだから全国の話題を

さらった事だろうね。

 

自分の才能に自信のある若手の侍は是非信長のところ

働きたいと思ったんじゃないかな。

 

(◕‿◕)「その代表格が光秀だったわけね」

 

うん、その後光秀と秀吉は織田家の中で熾烈な出世競争

していくね、その間に先輩達はどんどん追い抜かれて

織田家の中では家柄や旧来の序列より実力第一という

空気が満ちていたんじゃないかな。

 

まあ中小企業が大躍進する時にはこういう状態にはなる

ものだから織田家だけが特別とは思わないけど信長という

人は超がつくほどの独断専行だったんだね。


家臣の言う事など殆ど聞き入れずに自分の才能を信じて

突っ走っていった訳だよ。これで天下統一の直前までたどり

着いたんだからやはりその才能は本物だったと言えるだろうね。

 

(◕‿◕)「織田家の中で秀吉と実力NO.1を争うようになった

    光秀が何故信長を襲う決心をしたのかは信長に将棋

    の駒のように使い捨てられていく重臣達を見て危機感

    を持った事、
  

    秀吉の援軍を命じられて岡山に出動する時点で信長

    が少人数で京都にやってくるのが分かった事、つまり

    千載一遇のチャンスが目の前に突前現れたという事

    だったわね。
   

    でもそれは同じ思いを抱いていた秀吉サイド、黒田

    官兵衛が巧妙に仕掛けた心理戦の罠だったのね」

 

正に黒田官兵衛こそ戦国最大のフィクサーだった訳だね、

秀吉の天下取りに最大の障害である信長を最大のライバル

光秀を罠にはめる事で取り除いたんだ。

これは日本史上最大の一石二鳥と言えるね。

 

(◕‿◕)「そうね、今でも官兵衛フィクサー説っていうのはメジャー

    になってないんだけどそれこそ官兵衛の思うツボだった

    わけよね」

 

ああ、正に闇のフィクサーの面目躍如というところだね、これで

淀さんや石田三成に豊臣家の実権が移っていなかったとしたら

果たして、徳川幕府は成立していたかどうか分からない訳だよ。

 

関が原の戦いで家康が大勝して天下を握った後、福岡城に隠居

した官兵衛の脳裏にはどんな思いが浮かんでいたんだろうな。

 

(◕‿◕)「ありゃードクター、昔の歴史家みたいよ。久しぶり

    にカッコイイ!」

 

久しぶりは余計だろ(笑)まあ歴史にifは禁物なんだけど

「もしもあの時」っていう思いは誰にもあるね。そこにこそ

歴史ロマンが生まれる訳だよ。

 

(◕‿◕)「うん、歴史ロマンの旅か、何だか続きが楽しみに

    なってきたわ(笑)」

さて、次はいよいよ日本史上最大の謎『邪馬台国の謎篇』

だね。

 http://blogs.yahoo.co.jp/dqgcf537/2875661.html?type=folderlist

 

(◕‿◕)「これは初めて長編になったドクターの力作だったわね」
うん、ただ邪馬台国ものはとてもやり難い題材なんだね。

 

(◕‿◕)「えっ、どうして?有名なネタなのに」

 

そこが問題なんだよ、邪馬台国といえばもう何百年っていう

研究の歴史があって、それが何処にあったのかという候補地

も既に出尽くしている状態なんだね。

 

今更新説を持ち出す材料もなくて、これまでの説のどれかに

落ち着かざるを得ないんだよ、という事はそこにたどり着く為
に新しいアプローチが必要になってくる訳でそれが無ければ

単に従来の説を紹介するだけになってしまうんだね。

 

(◕‿◕)「そうか、推理のしどころが問題なわけね、でも私たちの

    邪馬台国への旅には心強い道標があったのよね」

 

そうだね、なっちの尊敬する高木彬光さんの『邪馬台国の秘密』

だね、高木さんは邪馬台国を大分県宇佐市周辺としているん

だけど、この説は九州説でも主流派ではないんだね。

 

(◕‿◕)「うん、でも邪馬台国研究の根本になる魏志倭人伝では

    邪馬台国の東に海があってそこを渡るとまた倭人の国

    があるってなってるから九州説でも大和説でも東海岸に
    面している場所じゃないと候補地としてはダメなのね。

 

    だからほとんどの説がこの部分を無視してるってことに

    なるんだけど、それも問題になってないのよね」

 

そうなんだ、九州説でも主流は北九州になるんだが人気が

あるのは福岡県なんだね。

 

これは朝鮮半島から対馬、壱岐、松浦半島上陸というふうに

進んできたら博多から内陸部に進んだ甘木市や山門郡周辺

にたどり着くという事になるんだけど佐賀県の吉野ヶ里遺跡

なんかが発見されて以来益々注目されてるんだね。

 

但し高木さんはこの説を取らずに壱岐からの九州への上陸

地点を福岡県の宗像市にしたんだね、これは壱岐から末盧國

(まつろこく)へ海を1000里という記述に従って通説の松浦

半島ではなく宗像に上陸した為に末盧國の位置がずれたん

だけど、お陰で邪馬台国が東海岸の宇佐市周辺になった訳だね。

 

(◕‿◕)「そうね、魏志倭人伝を素直に読んでたどり着いた結果

    だと思うんだけど他の人達は通説の松浦半島上陸に

    どうしても引きずられるんでしょうね。

 

    その点、小島敦夫さんの『朝鮮通信使の海へ』はとっても

    参考になったわね」

 

そうだね、朝鮮通信使という江戸時代を通じて12回も日本に

やって来た外交使節団の朝鮮半島南岸から対馬、壱岐、博多

沖を経由して下関に向かう帆船の航路が確認出来たんだね。

やはり高木さんが推理したように対馬海流に乗って北九州に

上陸するのは壱岐を出て博多から宗像までが一番自然な

コースだったんだ。

 

それで東海岸に出られるコースが宗像上陸になる訳だから

魏使達はここを通っただろう、という事がほぼ証明されたと

言えるんだね。

(◕‿◕)「うん、これで福岡東岸を海岸伝いに自然に進んで

    宇佐までたどり着いたということね。
   

    ここには全国の八幡宮(はちまんぐう)の総本社である

    宇佐神宮があって、そこにお祭りされている比売大神

    (ひめのおおかみ)が伝説の女王卑弥呼だと考えられた

    わけよね。

 

    その後、卑弥呼の死によって邪馬台国連合は内乱状態

    になって一部の勢力は大和へ向かったのね」

 

ああ、高木さんの推定ではそれが第10代目の崇神(すじん)

天皇になったんだね、以降大和朝廷による全国統一が本格化

して東北から九州に至る統一国家が出来上がっていくんだ。

 

それで九州の元の邪馬台国も大和朝廷の勢力下に入るんだ

けれども、ちゃんと宇佐の地には宇佐神宮が造られて聖地と

され近畿地方の同じ位置にあたる伊勢には新たに伊勢神宮が

造られて北九州勢力の近畿地方への移動が完結する訳だね。

 

今回の推理で魏使の宗像上陸説が補完出来て良かったね。 

(◕‿◕)「うん、高木先生も喜んでくれてると嬉しいな」

では、次回はなっちの冬休みレポートで特別篇になるんだね。

(◕‿◕)「そうね、名推理は少しお休みして歴史上のヒーローに

    ついて考えてみたのよ」

ヒーローか、私の時代のヒーローといえば…

 

(◕‿◕)「力道山とか月光仮面?」
おいおい、私はそんな爺さんじゃないぞ!

 

(◕‿◕)「それでは次回をお楽しみにー(笑)」

 

YOU!!

                                 つづく