婦人科疾患と心の問題 | 女性のヘルスケアをサポートする産婦人科医のブログ

女性のヘルスケアをサポートする産婦人科医のブログ

名古屋で産婦人科医として働いています。西洋医学だけではなく、食事や生活習慣のアドバイス、アロマや鍼灸などの代替医療、さとう式リンパケアなど様々な方法で、皆さんが健康になるお手伝いをしたいと思っています。よろしくお願いします。

みなさん、こんばんは

女性の健やかな毎日を応援する産婦人科医(@名古屋)
の原紗希です

 

たまに

”女性であることを無視して生きてると婦人科疾患になる”

みたいな話をききませんか?

 

根拠のないことは私も信じませんが、

これに関してはあながち間違いじゃないと思っています。

 

”女性であることを無視して”というよりも、

”頑張ってきた”人に多いような印象を受けます。

 

たとえばバリバリのキャリアウーマンの方や、

子育て真っ最中の正社員のお母さん、

昼夜関係のないお仕事のかたなど…

(あくまでも私の印象ですのであしからず...)

 

これってどうしてなのかはてなマーク

 

物事にはすべて陰陽がありますよね。

どちらかと言えば、男性が陽で女性が陰。

 

男性は交感神経優位ないきものであるのに対して、

女性は副交感神経優位ないきものなんです、もともと。

 

なので、”頑張って仕事をする”だけでも、

身体にとっては少なからずストレスが掛かりやすいと言われています。

 

身体にストレスがかかると、抗ストレルホルモンが分泌されます。

そんな状態が続くと、

抗ストレスホルモンの工場である副腎は疲れてしまいますねショボーン

 

すると、女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンが減ってしまいますガーン

いわゆる、相対的にエストロゲン過剰の状態が出来上がってしまうわけですえーん

 

エストロゲン過剰による婦人科疾患は…

筋腫や内膜症、子宮体がんなどでしたね。。。

 

まずは自分はがんばってることを認め、

身体を労ってあげてくださいねウインク

 

たまには自然のなかでゆっくり深呼吸したり。。。

 

特に夕方から夜にかけては

ゆっくりオフロに入って、ゆるゆるしてください音譜

スマホやPCはほどほどに…お月様