みなさん、こんばんは
女性の健やかな毎日を応援する産婦人科医(@名古屋)
さとう式リンパケア インストラクター&セルフケアマスター
の原紗希です
間質リンパや間質リンパが増えるときについて
書いてきました★
足は特に病気がなくてもむくみやすいですね。
静脈を頑張って心臓まで戻しているのは
ミルキングアクションによるものというところまで
お話をしました。
血管の周りで
筋肉が乳搾りのように収縮弛緩を繰り返し、
血液を送り出すことを言います。
もちろん静脈やリンパ管の流れも
間質リンパの循環と関係していますので、
無視できない大事なことです。
ではでは、間質リンパに関しては
筋肉はなにか関係しているんでしょうか
待っていてくれた方には大変申し訳無いのですが、
すっきりとした解答は得られず
なかな機序までは書いていないんですね
結構すみずみまで頑張って読んだんですけどね
でも、ちょっとおもしろい記載はありましたので、
その紹介です(*^^*)
「安静時よりも運動時のほうが、
間質リンパは10倍早くリンパ管に流れ込む。」のは
「筋肉収縮のマッサージ効果による。」わけです。
(「」内は標準生理学の内容を抜粋)
筋ポンプによって間質リンパは循環しやすい状態になってるって
ことですよね。この文章。
機序はわかりませんが^^;
ってことは筋肉収縮のマッサージ効果が一番得られやすい状態に
筋肉をしておくと、効果が高いということになります
筋肉が弛緩した状態、
(というと
ゆるくなりすぎてしまった骨盤底筋群などはよいのか、
という疑問を持つ方もいると思うので、
そういうことではなく)
イメージとしては
使用前のバネのような状態に筋肉をしておくと
(これがresting lengthってことですよね。)
一番振り幅が大きく、ダイナミックなポンプのような働きが
できると思います
緩みすぎた骨盤底筋群は伸びすぎたバネみたいなもんです
また筋肉は熱産生と関係していますが、
収縮するときに熱産生がおきるだけではなく、
収縮状態から筋が弛緩したあとも、
熱産生が定常静止状態よりも大きい時期が数分続くようです
弛緩状態に戻れるというのは熱産生という意味でも
大事なことのようです
万人を納得させるような説明文は見つけられず、
なんだか不完全燃焼な感じですが、
筋肉についての本でもまた買ってみようかしら
最後まで読んでくださりありがとうございます