日本機能性医学研究所の所長、医師の斎藤糧三です。
ブログご無沙汰していてスミマセン。

 

テーマは「インフルエンザ予防とビタミンD」についてです。

 

受験シーズンに入りました。季節性インフルエンザはインフルエンザ・ウイルスによって発症。高熱を伴う風邪症状が特徴です。インフルエンザにはもうひとつ新型インフルエンザというのがあります。ここでは季節性インフルエンザに関する説明をしますが、対策は原則同じと考えていただいてOKです。
季節性インフルエンザが冬に流行する理由はいくつかあります。

 1,ウイルスはロシアから渡り鳥によって運ばれるため渡りの季節に流行する。 

 2,大気の乾燥によって、気道の菌やウイルスの排除力がおちて感染する。

そして、もう一つ最近いわれていることは

 3,ビタミンD血中濃度が下がるから。

です。

 

予防するためには?

1,菌への暴露回避:

 手洗い、うがい、外出先で手で鼻や顔をさわらない、感染者に近づかない

2,気道の保湿:
 マスク、加湿器、飲水(脱水の予防)

3,カラダを冷やさない、首を冷やさない:
 カラダが冷えると、体温を奪われないように血管が収縮し、血流が低下します。すると免疫担当細胞の局所での活動が制限されてしまうので、ウイルスや細菌からの防御力が落ちます。特に首周りは冷やしてはいけません。
4,インフルエンザ・ワクチン接種:
 インフルエンザ予防効果ならびに防腐剤チロメサールの水銀毒性に賛否両論があるが、理論上は重症化の回避には貢献すると思われます。
5,ビタミンDサプリメントの摂取:

の5種類のアプローチがありますが、受験などでの「絶対にインフルエンザになれない」方は、この5つを実践し、最善のコンディショニングをすべきです。

 

頑張ってくださいね〜!!
後編につづく。