機能性医学の専門医プログラムでワシントンにいきました。

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疾病は薬でなおす。というのは世界共通のトレンドで、
医療先進国の米国でも、慢性疾患を生活習慣の改善や栄養療法で根本治を目指す「療機能性医学」は主流ではありません。

今回のセミナーの主題は
機能性医学の肝ともいえる「消化管機能の正常化」でしたが、
講師はなんと。ジョンズホプキンズの消化器専門医の先生でした。(えらいべっぴんの彼女つれてきてました)

印象に残ったのは、
GERD(逆流性食道炎)などの胃酸過多の治療には、プロトンポンインヒビターやH2ブロッカー(胃酸を抑える薬:ガスターやタケプロン)を使用する事が主流ですが、実はこれらは、食物アレルギー、腸内細菌医異常、腸管バリアー機能低下が原因で、胃酸を抑える治療はかえって「逆効果」である。という衝撃的な内容でした。
講演の最後に、ハンバーガーをどか食いしてから、消化管機能がおかしくなり、胃酸をおさえる薬で増悪したという患者さんが登場し、彼の治療を受けたエピソードを話してくれました。

「最終的に、彼の治療に行き着いて、劇的に改善したんだけど、
友達が、
『やっぱりジョンズホプキンズはスゴいわね、ところで、どんな治療をしたの?』ときかれたので、
『胃酸をおさえる治療をやめて、ハーブを使ったの』とこたえたら、、
『なんでジョンズホプキンズがハーブなんか使うのよ!!』とひっくりかえっていたわ」




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医療の常識は、大きくかわろうとしています。
「ただの胸焼け、されど胸焼け」背景はとても大きなものがあるのです。

「胸焼け=ガスター」という時代は間もなく終わるでしょう。







NY夜景


20日で36歳になり、見た目に年が追いついてきた感がありますが、
斎藤のアンチエイジングは続きます。


チンゲ

チン毛の白髪も黒くなります。(7/20NYCで撮影)

これは「次世代の医療」か?はたまた天変地異の前触れか?






not miracle just medical©



医学の探究は続きます。