来神高校三年生、修学旅行だよ
来神高校、屋上にて―
現在正午、昼のごはんを各自自由にとっている時間。
折原臨也、平和島静雄、岸谷新羅、門田京平は屋上に集合していた。集合していたというより、臨也に呼び出されただけなのだが。
「で、さぁ?修学旅行の話なんだけど」
皆集まって臨也を取り囲む。まず話し始めるのは当たり前の事で呼び出した当人である。
「修学旅行かぁ、僕はセルティと一緒にいられれば幸せなのになぁ…。ぁ!!修学旅行って事はセルティ、私についてこない?!これは…」
「やめろ新羅。話が進まない。」
などという新羅の駄弁り、もしくは惚気が続けられるのは厄介なので門田がとめにはいっている。
「で、さぁ!!修学旅行の話なの!唐突だけど、シズちゃん一緒の班にn―
「ちょ、臨也それは唐突すぎやしないかい?ほら、静雄も嫌がってるじゃないか」
「静雄は俺と同じ班になる予定だ。残念だったな折原。」
臨也の一言に2人が口論を繰り広げている。そんな事を尻目に静雄はもそもそと母お手製の弁当を美味しそうに頬張っている。
「ねぇちょっとぉ、シズちゃん!!聞いてってば!」
「んだよ…飯が不味くなる。しゃべんなのみむし…」
「なぁ折原、静雄と同じ班になるって話だが、本気か?」
「そう!僕もそれを思っていたんだよ門田君、奇遇じゃないか」
そこで臨也は狂気に塗られた笑みを浮かばせこういった。
「だってさぁ、反語とに部屋わけじゃん?そしたら…ふふふ」
「よし、静雄俺と新羅の班に来いな。色々と危険そうだ。」
「あぁ同意権だよ、僕等のところにおいで、静雄」
ところで話題の本人、静雄は話を聞いていたかと言うと。勿論聞いていない。そんな話をしている間にデザートまで頬張っていた。
「ん?おぉ、俺ぁなんでもいいけどよ。けんかすんじゃねえよ?」
「じゃぁ俺も、ドタチン等の班に行かせて貰うとするよ、全く心外だねぇ。」
「「はぁ!!!?」」
門田と新羅は、声を合わせて叫ぶのであった。
その頃静雄はというと、弁当を食べ終え日に焼かれたコンクリートの上に寝転んでいたのである。
次回、修学旅行編に続きます!!
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