今日は3年前に亡くなった絵の恩師の家へ夫婦で訪問。
突然の事故死でしたが、私達夫婦はその死の要因に深く関わった。
残された家族も時が経ち、だいぶ苦しみから癒されてきた。
今日は、故人の整理をしたいと招かれた。
生前使っていた絵の道具を私達にもらって欲しいという。
アトリエは以前のまま、絵の具やオイル、キャンパスに筆・・・
まだ絵の具がついたままの筆を見て、涙が出そうになった。
私達がもらっていいものか・・・
託された物はあまりに重たいような気がして・・・
描かなくちゃいけないね・・・報いる為にも私達は先生の絵の具や
道具を使って描いていこう。
それが残された家族の為にもなるような気がした。
ごめんね、重たい一日でした。
M10「旅立ち」