座長のお仕事も大変名誉なことで、せっかくなので記念に書かせてください。笑

『第111回日本美容外科学会』教育講演の座長をさせていただきました。

鍋田恭孝先生のご講演で、身体醜形障害について-主に治療的アプローチの視点から- 




鍋田先生のお話を聴くと、身体醜形障害の人は傍目から見て本当に「醜い」人はほとんどおらず、客観的には気にならない事にこだわる人が多いということで、

私含め(笑)患者様には結構そんなタイプはたくさんです。

思春期の頃に友人から言われた一言から発症することも多く、そこから人を避けるようになったり引きこもるようになるようです。

私も友人から顔にあったホクロをからかわれてからそれがとてもコンプレックスで、お年玉を握りしめて高校入る前に美容外科へ行ったことを覚えています。

美容医療と身体醜形障害が非常に密接で、毎日の診療にも心の闇がたくさん隠されているんだなって思いました。

見た目をよくすることでコンプレックスを解消し心を救いたい、と思って診療していますが

もちろん病気ではない方にはそれで問題ないけれど、紛れ込んでいる身体醜形障害の方には別で治療が必要で、うまく導いてあげれば辛い日々から救い出してあげれるんだろうなぁ、と思いました。


美容医療関係者でご興味ある方はぜひこちらをお読みされると良いと思いますニコニコ