昨日は、日本医学脱毛学会の学術集会でした。
長崎、行けたら行きたかったけど、ハイブリッドだったのでwebで参加しました
子供たちのアイロンビーズの監督やアイロン係を担当しながら、
イヤホンで一日中勉強しましたよ
塚原先生のご講演にあった硬毛化の機序のお話がとても勉強になりました。
キレイになりたくてお金を払って脱毛して、
もとより毛が濃くなってしまう
そんなことは、起こしたくないのに、
一定の割合で起こってしまうことがあります。
今までも、硬毛化は好発部位が存在し、また脱毛のターゲットになる組織が中途半端に破壊されることで起こるのでないか、
ということで、
好発部位にはあらかじめ強く打ったり、ヤグレーザーを用いたり、蓄熱脱毛をしたり
それでも硬毛化してしまったら
硬毛化モードと呼ぶ設定(勉強するたびに設定が変更されたりしていく)で脱毛したり
回復を待ったり。
さまざまな努力をしてきました。
今回、機序に関する部分が少しクリアになったことで、
なぜレーザーをそのように選択すると良いのかを理論的に説明しやすくなり
とても勉強になりました
たかが脱毛でも、しっかり毎年学会に参加して勉強して知識をバージョンアップして、
それでも硬毛化が完全には防げないかもしれないけれど
より効果をあげて、より副作用がないように。
毎年勉強している先生もいれば
そうでない医師もいるし
ましてやエステでの脱毛では永久脱毛ができないだけでなく、硬毛化が起こりやすいことも機序がクリアになった分よく理解できました。
近年では、エステより医療で脱毛しようと考える人が増えてきているというご発表もありましたね。
脱毛は医療行為である
という概念が広まってきているのは素晴らしいですね
みなさんも、自分のからだを任せるクリニック選び、難しいかもしれませんが、慎重に
学んだことをまとめて、スタッフやドクターと共有していきますね
写真が寂しいので
7年前の鹿児島であった脱毛学会のときの写真
1番左はうちのナース、三男がお腹にいて9ヶ月のパンパンの私と、今や仲良し聖子先生
大勢で集まれる学会に、マスクなしで参加できる世の中になって欲しいな
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