術後15日目です。
ドレーンの排液が、かなり透き通ってきていて、絶食している成果がでています
このまま量が減ってくれれば、ドレーン抜けるかなぁ
けんちゃんが来て、ま、ドレーン抜けない人いてないから大丈夫や、時間はかかるかもやけど、
と励ましにコーヒーを持ってきてくれました
コーヒーは飲んでも大丈夫や!
わーい
さて、先月行われた日本オーソモレキュラー医学会第3回総会とA4M国際学会日本会議の合同開催のオンデマンド配信でお勉強をしておりますが、
麗クリに数年いたあとアメリカのリオルダンクリニックに留学へ行き、機能性医学の道へと進まれている増田陽子先生が、
ファスティング(断食)のご講演をされていたので拝聴しましたが、
すごく面白い内容で
非常にわかりやすく、興味深く、2回も見てしまいました。
本当に立派になられて、私の手の届かない存在のようで寂しい気持ちになるくらいに、
会場からの質問へのお答えも、素晴らしいもので、感動いたしました!!!
隣に写っていらっしゃる青木厚先生のご講演も非常に面白くて、医師だけではなくてみなさんに聴いていただきたい内容です。けど見れないんですよねー
老化を治療するファスティング、という内容でしたが、
糖尿病も高血圧もがんも認知症も、それぞれに対して治療をしても健康寿命は大きく変わらないから、老化そのものを治療して健康へと導こう、という主旨で
カロリー制限やエクササイズ、タンパク質アミノ酸制限などが必要だが、
長期的に大幅なカロリー制限をし続けるのには無理があるから、カロリー制限と同等の効果があるファスティングを利用しよう!
ということで、辛くない16時間ファスティングについてなどの説明がありました。
ファスティングをすると、胃腸を休める時間ができたり、デトックス効果があったり、血流が促進されたりと言われていますよね
食後10時間を過ぎれば糖が足りなくなってケトン代謝(脂肪を燃焼させる代謝)やオートファジーの活性化がはじまるので、
睡眠8時間+8時間の空腹=16時間ファスティングを毎日することで老化を治療しましょう!
代謝がグルコースからケトン代謝に変われば、もう食べなくてもいーや!と思わせるコレシストキニンというホルモンが分泌され、ファスティングは楽になるそう
私も、増田先生に食事指導についてもらっていたときは、毎日血糖値測定とケトン測定をして、
何を食べれば血糖値がどれだけどんなふうに上がって、せっかく上がったケトンが下がっていくか、など、
機器を体につけて24時間血糖測定を2週間やっていましたが、
(Free style リブレ)
やはりファスティング中、食べてもいい8時間の中でも血糖値が上がりすぎない食事をモニタリングしながら行うことが、大事なんですね
また、ファスティング中にGLP-1で食欲を抑えることも非常に良いことだとおっしゃっていて
私たちのようなクリニックではダイエットのために使いますが、それが健康へとつながるものなので、
適応外使用にめくじらを立てずに、糖尿病以外の人も広くGLP-1が使えればいいのになぁと思いました。
増田先生がオススメされていた、コーヒーにMCTオイル10gとファイバー20gを用いて、
退院後はつらくない16時間断食やってみたいと思います
代謝のこと知らないとチンプンカンプンだったかもしれないのですが、
健康にすごくいいことなので
16時間ファスティング、などで検索してみていただき、ぜひお勉強してください
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