この週末は２日間、美容皮膚科学会でした。
こちらも現地開催とWEBでのハイブリッド方式で、東京開催でしたので、移動や密を避けてWEBで家から参加しました。
スッピンでハゲでも参加できるって素晴らしい！！笑
私、聴きたい講演あれば会場を行ったり来たり、移動しまくるのですが、WEBだとポチっとするだけで移動いらないし、動いてみたけどやっぱり他も気になるなんてのも簡単にポチっとするだけでとっても快適でした
勉強になったこと、たくさんありました。
肝斑やトラネキサム酸、レーザートーニングのエビデンスについてたくさん講演があり、
肝斑には遮光が１番であること。（可視光も）
また肝斑の病態は表皮基底層でのメラニン沈着、メラノサイト増加、メラニン産生の亢進であるが、それに加えて
真皮の線維芽細胞や血管内皮細胞が肝斑の病態に関与しているので、表皮を良くしつついかに真皮を良くしていくかが大切！！
トラネキサム酸の内服は効果的で安全性高く簡便で、500-750mg/dayで十分。
レーザートーニングはハイドロキノンなど外用剤のような作用が早く起こることにメリットはあるがいずれも再発すること、白斑や色素沈着のリスクもあることが強く強調されていたと思いました。
レーザートーニングではなく、
血管内皮に作用し、肥満細胞をブロックし、基底膜を修復するべきであり、レーザートーニングでは不十分、
血管を標的とするパルス色素レーザーやIPLなどを用いて炎症後色素沈着を起こさずにいかに真皮を良くするか、が肝斑治療には大切、
ということを学びました。
当院でもレーザートーニングは推奨してなくて、
（HQで十分効果的であり、それならHQの方が安くコスパが良く、スキンケアで肌を良くすることは長期的に非常に大切だから）
今は外用と内服をメインにした治療をしていますが、表皮を外用剤で良くしてからその再発を防ぐためにIPLやポテンツァを用いて真皮を良くしていくことに、しっかりと力を入れていきたいと思いました。
その他
原かや先生の、もうすぐ薬剤が到着して当院でも治療開始する予定の、スネコスのご講演
（スネコスについてはまた熱く語りますね！）
仲良しの、聖子先生のウルトラセルQプラスのご講演
(あぁ、2人とも美しい)
)を聴いたところで、サーバーがダウンしたそうで、
それ以降聴けなくなりました
でもおかげでオンデマンド配信があるそうで、
（それなら初めからオンデマンドが良かった。w）
長くなってきたので２日目は明日にすることにします
スタッフの採用面接をしていると、私のブログが勉強になるって言ってくださる方が多くて、
(ゴマ擦られてるかも？笑)
美容ナースやコメディカルは、なかなか勉強する場がないと思うので、ブログに書くことで、勉強になる人がいるといいなぁ、と思っています
スッピン、ハゲの私の写真はありません。笑
いつも応援ありがとうございます私をポチっと押してください
私をポチっと押してください
