目の下のクマ、が悩みの女性は結構多いです
目の下のクマには、大きくわけて3種類あります
①皮膚が薄くて、下の筋肉や血管の色が透けて見えて、青黒く見えている。
②小じわやくぼみが、影になって暗く見えている。
(引き延ばしてみて、かなり改善するものはコレです。)
③皮膚そのものに色素がついている。
(こすりすぎによる慢性炎症でできた色素沈着、ADMというアザなど)
もちろん、複数の原因が重なっていることはよくあります
それぞれに対して、治療することができます
今日は③皮膚に色がついているタイプについてです
私の義母です。20歳ごろからずっと目の下のクマが悩みだったそうです。
見ると、シワはあるのはありますが、引き延ばしても、皮膚自体にしっかりと青黒い色がついています。
クマの原因はADM(後天性真皮メラノサイトーシス)というアザだということがわかります。
このアザは、遅発性太田母斑とも言われ、20歳前後から発症し、1番多いタイプは頬骨部位に両側左右対称性に、点状にシミのように存在するタイプです。
色がちょっとグレーっぽいのが特徴です。
そのほかの部位としては、義母のように、目の下、前額部、鼻根部などです。義母は鼻翼にも少し色がついていますね。
頬骨部のADMは、ほかのシミにまぎれて、シミとや肝斑だと思っている人もいるかもしれません
ADMはアザなので、レーザー治療をしないととることができません。
今回、義母には、Q-スイッチYAGレーザーを施行しました。
反応したものは6カ月程度かけて次第にうすくなっていきます。完全に除去するには複数回かかることはありますが、1回でも必ず良くなります。
まだまだ先ですが、6カ月たったら、アップしますね。笑
そして、こすりすぎによる慢性炎症でできた色素沈着は、こすらないようにすること、あとはトラネキサム酸の内服でも改善がみられると思います。
①と②の治療に関しては、次回説明しますね~
目の下のクマ、悩んでいる方、ぜひ相談にきてくださいね
①と②の治療についてはコチラへ!!