「私の奴隷になりなさい」 監督:亀井亨 2012年 出演:壇蜜 真山明大 板尾創路
少し前に話題になった映画ですね。やっと観ました。
真山明大さんをC1000タケダのCMで見たとき、取り出したてのウェットティッシュのような清潔感だ!と思いました。
その真山さんがこの映画の予告編では、全裸でガクンガクン震えながら号泣してるではないですか。
こりゃ観なきゃならん!となったわけです(とか言いつつなかなか観なかったんだけど)。
一度目に観た時、この映画はホラー映画だと思いました。
三池崇史監督の「オーディション」という映画を思い出しました。いや、スプラッタなシーンはないんですよ。
雄のプライドと恋心をぐっちゃんぐっちゃんに破壊される過程が、「オーディション」のような観ていて「痛たたたた痛い」になるスプラッタ映画と同じくらい観ていて痛く感じたのです。
切れない刃物で心をギコギコやられているような。
二度目に観た時は、ラブストーリーだと思いました。ラブコメかな。
うん、ラブコメだと思いました。スポ根が入ったラブコメ。
「僕」がんばれー、「香奈」がんばれー、なんて思わず応援しちゃったり。
んで、ラストでは『一子相伝』という言葉が頭に浮かびました。
(調教するご主人さまと奴隷の香奈は親子ではないのですが、なんとなく)
この映画、15年程前のココリコ遠藤さんが「僕」を演じても似合ってたんじゃないかな。
最初から最後まで、壇蜜があんまり綺麗に撮られてません。
素材が良いから美しいことは美しいし色っぽいんですが。
でもそれってきっとわざとだと思います。ラストのセリフを口にする壇蜜の綺麗なこと!
髪も肌の質感も、周りの空気までがしっとり艶めいていて、このシーンのためにわざと彼女の魅力を抑え目に撮ってたんじゃないかなと思いました。ホントのところは知らんけど。
ところで、この映画はR-15なんですね。いいのか?15歳に見せていいのか?
ディレクターズカット版はR-18なんですね。そちらも観てみたいです。
あ、書き忘れ。BGMの静かなピアノの音がとても心地よいです。
