昨年8月にGoogleが処方箋を違法にアメリカ国内に向けて輸出販売したカナダの薬局の広告を掲載したとして、司法局に5億ドルを支払ったことがあったが、この件でこの広告の掲載をGoogle経営陣が容認していた可能性があるとのことだ。
CEOのラリー・ペイジと以前このブログでも紹介したCOOのシェリル・サンドバーグも容認していたとみられている。
Googleの経営陣、違法な広告掲載を容認していた
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1108/25/news021.html
これが事実だとすると大変深刻な問題になる。
通常の手続きでGoogleAdwordsに登録した場合、アフィリエイト記事へのリンクがあるというだけで違反、Adwordsアカウント停止の措置をとられることがある。
それが経営陣が黙認した場合は、規約違反どころか法に反した広告でも掲載できる、ということになってしうのである。
巨額な利益を挙げている企業が危険を冒してまではたしてこのような行為をやるのか?
捜査を指揮した検察官によれば、違法広告の掲載についてラリー・ペイジCEOが知っていたことを示す証拠があるらしいのだが、結論が出るまで事態を注視する必要がありそうだ。