さてさて、皆様こんばんは。
「dropsfilm」のギター担当のサエキです。
今日の写真はこれ!
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カンボジア旅行中の著者。当時27歳。
やっぱりこう見ると、現地民と間違えられてもおかしくない面構えですね。
そして服とバッグがダサすぎるな。中学生みたい。
子供の頃は、小説「深夜特急」の作者の沢木耕太郎さんみたいに、アジアを旅する作家になるのが夢だった。
でも、沢木さんの本は「深夜特急」も含めて一冊も読んだことないんだよね。ダメだこりゃ。
さて、そんな僕ですが、一か月程前の企画「夜の音楽隊vol.2」のときに、ようやく目に見える形で自分の書いた物語を本にしていただけたのでした。
これね。
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改めまして、ヤマ様ありがとうございました。
で、それからというもの、色々な方々に「小説って、どうやって書くんですか?」なんていう質問を受ける機会が多い。
「どんな時に書きたくなるの?」
「書いてるときってどんな感じ?」
「俺(私)でも書けるかな?」
等々…。
「小説を書く」っていうのも、なかなか特殊な作業のようですね。
でもね、慣れてしまえば、「写真を一枚見ただけで、頭の中で物語が始まる」なんてこともできるようになります。
いくつか例を紹介します。
事例.1
タイトル:「男と女」
男:「どうだ、その本? 俺が作ったんだぜ」
女:「うん、筋肉質で素敵…」
男:「馬鹿野郎、俺の話じゃねぇよ。本の話をしてるんじゃねぇか」
女:「(笑)」
男:「(笑)」
-終劇―
事例.2
タイトル「恋愛」
インコ:「ねえ、私のこと、どう思ってる?」
男:「鳥」
-FIN-
事例.3
タイトル「ドラマー」
男:「……。」
(完)
ほらね、もう三つもできちゃった。
で、こんな話を書いているときに僕の頭の中がどうなっていたのかっていうのは説明できないのだけれど、一つだけ言えることがある。
大切なのは、登場人物を入念に作り上げること。
司馬遼太郎さんっていう人は、登場人物について調べていくうちに、頭の中で勝手に物語が進んでいくなんてことを言っていたな。
他にも、「シナリオを考える前に、キャラクターの履歴書を書いてします」という小説家さんも居るそうです。
そのくらい、キャラクターっていうのは大切な要素なのです。
登場人物を、愛情込めて作りこめば、名作が生まれるかもしれませんね。
さてさて、そんなサエキとヤマムラ様が丹精込めて作り上げた作品の特設サイトはこちらでございます!
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「夜の海賊」web 特設サイト
ヤマムラ様が作ったページなんだけど、素晴らしいね。
あらすじのページとか、「俺、こんなにワクワクするような話書いたっけ?」なんて馬鹿なことを思った。
小説EP自体も、目下制作中とのことです。本は一冊一冊手作りの為、あまり量産はできませんが、購入希望の方はどうか根気よくお待ちください!
さて、今回は少しやり過ぎたかな?
来週のスタジオが恐いぞ!