ある日、友達とランチに行ったとき、

その話をしてみた。


彼女は、とても興味深く聞いていた。


「ねぇ、今から行ってみない?以外に逢えるかもよ」

と彼女に言われ、 二人でショッピングモールへ・・・


モールに着いて、耳を澄ませ楽器売り場へ向かった。

キーボードの音がしている・・・


「いるんじゃない?」

「いるね!!!」

と二人で顔を見合わせて、ダッシュニコニコ


「いたいたっ!!」


おじいさんの周りには、人が集まっていた。

おじいさんは、私に気づくと

「おっ、ひさしぶりだね。今日はお友達といっしょなんですね」

と言って、あいさつしてくれた。


「今日は、お客さんがいっぱいですね。」

「うん、みなさんにお聞かせできる様なものじゃないんだけどね」

「いやいや、すばらしいです。人を引き寄せる力ってすごいと思います」

と私が言うと、周りの人達も。大きくうなずいていた。

知らない人たちなのに、みんなで心が通じ合ったような不思議な空間。

心地良い、あたたかさで包まれている感じだった。


おじいさんは、

「みなさんビートルズってご存知ですか?

解散後にそれぞれが個人で活動を始めたんですが・・・

ジョンレノンのイマジンって曲を弾きます」

と言って演奏を始めた。

切ないメロディーを聞きながら

涙を浮かべている人、

口の口角をずっとあげて微笑んでいる人

みんな、それぞれの思い出に浸っているみたいだった。


どんどん人が集まって来て

演奏後、割れんばかりの拍手!


おじいさんは、周りを見回して

「これはこれは・・・すごいね!」とビックリしていた。