ガラパdays~お前がやらなきゃ誰がやる~ -9ページ目

ガラパdays~お前がやらなきゃ誰がやる~

お笑い好きなJK2が書いている、趣味全開のブログ。 9/1 ガラパゴス結成

ようやく書きます。

1回しか見に行ってない&初めての神保町レポ&文才0なので見にくさ神がかってますが、最後まで読んでいただけるとありがたいです。





物語は、人間の青年である金閣(文田)と妖怪である銀閣(吉田)が恋におちるところから始まる。

銀閣は体が弱く、そのことを弟の銅閣(中澤)も心配していた。
銅閣は最近、銀閣の様子がおかしいことに気付いていた。

「姉さんは強いけど、体は弱いんだから気をつけてよ。」「大丈夫。」

「…姉さん、誰に恋してるの?」「別に恋なんか…。」「人間はやめなよ。人間と妖怪は分かりあえないんだから。」

そう言って銅閣を追い出すと現れたのは人間の青年である金太郎。
銀閣は銅閣の言う通り、人間に恋をしていた。

金太郎は銀閣を呼び出し、こう切り出した。

「俺ってお前のこと好きじゃん。愛するって決めたから一緒に住もう。」「無理よ。私もあなたを愛してる。でも私は妖怪、あなたは人間。住む世界が違う。一緒に暮らしてはいけないわ。」「だったら俺が妖怪の世界で暮らせばいい。…もう決めたから。」


こうして金太郎は銀閣と共に暮らすこととなる。






2人が愛を誓い合っていたその頃、天の上では菩薩(寺内)が下界を覗き、その様子を心配していた。
下界では人間と妖怪の争いが絶えず起こり、それは日に日に悪化していた。

このままでは世界が終わってしまう。

菩薩が慌てていると現れたのは釈迦(いけや)。釈迦はこの世界の行く末を決める、いわば神である。

そんな釈迦は世界を平和にするため、選ばれしものに取経の旅をさせることにする。
…が、菩薩はここにも不安をかかえていた。


釈迦が旅に出るものを選ぶ箱を間違え、本来ならば"○"と書いてあるほうから選ぶところを間違って"×"の箱から選んでしまっていたのだ。


選ばれたのは玄奘という名の冴えない男。「もう一度選びなおしましょう」という菩薩に対し、「うーん、もう選んじゃったしちょっと様子見てみよう」という釈迦。

全員が優秀だと苦難な旅ができないから、と言われ、お供として頼りがいのない3人を選んでしまった菩薩。
「あなたがそうしろって言ったんじゃないですか!」「うーん、そうだっけか?」

菩薩がもっていた双眼鏡で下界を覗く釈迦に、菩薩はため息をついた。




そんな下界では玄奘、現・三蔵法師(根建)はピンチをむかえていた。敵に捕まり、縛られたまま逃げまどっていた…が足が遅く、すぐに追いつかれてしまう。

その時、お供の3人である孫悟空(林)、沙悟浄(押見)、猪八戒(小林)があらわれ三蔵法師を助ける。

「ありがとう」と礼を言う三蔵法師に悟空はあきれるように「まだ旅が始まって5日だぞ。何回捕まってるんだよ。」と言い放つ。



実は取経の旅についてこんな噂があった。"取経の旅に出た人間を食べると不老長寿になれる"つまり、三蔵法師を食べると不老長寿になれるという噂があった。

ほとんどのものは信じていない(悟空達も信じていない)が、人間界や妖怪達の中で一部信じているもの達もいて、三蔵法師はすぐに捕まってしまう。





そしてそんな三蔵法師を守る3人の妖怪達。乱暴者で500年間山の中に閉じ込められ孤独だった悟空。名誉を求めすぎて河童にされた沙悟浄。女好きが行き過ぎ、豚の姿にされた猪八戒。


戦闘の際はチームワークばっちりな3人だが、それ以外での仲は悪く、ケンカばかり。

それぞれ欲しいものを手に入れるための旅としか思っていない悟空と沙悟浄は仲良くする気などなかった。

「ちょっと!3人とも仲良くしてよ!」そう言う三蔵の言葉に耳を傾けるのは八戒だけであった。









銀閣を愛すると決めた金太郎は名を金閣に変えて、日夜人間狩りをしていた。

妖怪は人間を食べると強くなれることを知り、金閣は体調が悪化してきた銀閣のために人間を殺しては届けていた。


「最近ちょっとやりすぎなんじゃないの?」心配する銅閣に、「銀閣のためだから」と応える金閣。「兄さんはあまり剣の腕がたつわけじゃないんだから無理しないほうがいいと思うよ。」「大丈夫、そのために毎日稽古してるんだから。」「…金閣兄さんは人間を恨んでるの??」「別に恨んでるわけじゃない。」「じゃあなんで妖怪になったの?」「愛すると決めたから」「ふーん…。兄さん、人間の友達いた?」「……いたよ。もうずいぶん会ってないけど。」







ある町で八戒がナンパした女の子と合コンをする悟空と悟浄。興味のない三蔵は八戒と2人を待つことになった。

「八戒は行かなくていいの?」「はい。…ていうかいけないですよ。女の子と遊んでこの姿にされたんですから。」

ニコニコと話し掛けてくる八戒に三蔵は「八戒こんなに優しいし、悟空もすごい強いし、悟浄は頭が良くて悩むことなんか何もないよね。僕はなにも出来ないし。」と言う。

すると八戒は「みんな心に負はある」と言った。


「負?あんなに強い孫悟空も?」「はい。」「あんなにクールな沙悟浄にも?」「はい。」「こんなにやさしい猪八戒にも?」「……はい。」



八戒は女の子達を弄んできた過去を後悔していた。「でも謝れない。だからこの旅は僕にとって女の子達への罪滅ぼしなんです。」


「三蔵法師様には友達はいたんですか?」「んー…いた。…けど相手の器がでかいから受け入れてくれたんじゃないかな。」「そういうの止めましょうよ。それ、友達って言いませんよ。」





菩薩は再び下界を覗いていた。

釈迦がきたので双眼鏡を貸そうとすると釈迦の手にはもっと立派な双眼鏡が握られていた。


「なんですかそれ!」「双眼鏡だよ。」「そうじゃなくて、どうしたんですかそれ!」「ん?作ってもらった。」

苦々しい顔になる菩薩。

「妖怪と人間の争いはますます悪化してます。」「んー、まぁ悪意は誰しももつものだからね。菩薩もさっき、幕を張っただろう?」「いや…その…」「いいって。無意識だから仕方ない。」



釈迦は新品の双眼鏡で一通り下界を眺め終わると剣をぬき、菩薩に稽古の相手を頼む。

しかし、何度やっても勝つのは釈迦。


「そんなに強いならもう大丈夫なんじゃないですか?」「正義は強くなければならないからなぁ。」と釈迦は再び剣を構えた。






下界では相変わらず悟空と悟浄のケンカが始まっていた。そこへ1人の人間が4人に助けを求めてくる。

着いていく三蔵達。


しかし、その人間がニヤリと笑ったことに4人は気付かなかった。









三蔵と悟浄は捕まっていた。 先ほど助けを求めた人間は妖怪が変化したもので4人はまんまと騙されてしまったのだ。

八戒が囮になり悟空が武器をもって助けにくる。見事敵を倒したが、最近の敵の強さに不安になる3人。「ここらへんの妖怪は人間を食べて強くなっているんだ。」




そしてまた2人のケンカが始まった。…が、言い争ううちに八戒とは罪の重さが違うとお互いを励まし合いはじめる。

「君たち、親友になれるよ!」とその場をなだめようとする三蔵だったが、キレた八戒の怒りの矛先は三蔵へとむかってしまう。
八戒は今までの鬱憤と、顔が馬面であると罵った。「そこまで言われるとさすがに耐えられないわ。」三蔵は1人でどこかへ行ってしまう。…が、「捕まったー!!」

「「「忘れてたー!」」」









銀閣は元々人間だった金閣が自分のために人間を狩っていることに罪悪感を感じていた。

「ねぇ、もう人間を殺すのやめてくれない?」「だめだ。君のためなんだ。」「決めた!もう人間は食べない。食べないで治す。」「…我が儘を言うな。」「私は大丈夫。今はあなたと一緒にいたいの。万が一のことがあったら…ないよ?万が一なんて。絶対にない。…でももしも。もしも万が一のことがあっても、私は金閣の腕の中で眠れるなら幸せ。…信じてくれる?」「…あぁ。」


そうして2人は抱きしめあい、次第にいけない方向に……





いくまえに銅閣が止めに入る。

「なにやってんの!姉ちゃん体調悪いんだから寝てなきゃダメだろ!」「えぇー…」

銀閣は寝室へとむかった。

「兄さん頼むよ!姉ちゃん、体調悪いんだから!」「ふぁぁ…なんか眠くなってきた~」「ならないならない!そんな急に眠くならないでしょ!」「添い寝くらいしたっていいだろ!!」



ちょっとした小競り合いのあと、金閣は何かを考え始めた。銅閣はすぐに察した。

「…三蔵はダメだよ?」「…どうして分かった。」もちろん金閣の耳にも三蔵法師の噂は届いていた。「金閣兄さんの考えそうなことくらい分かるよ。三蔵の背後には釈迦も菩薩もいるんだ。食べようなんて感えたら地獄の始まりだよ。」「知ってる。でも決めたから。これで終わりにすれば銀閣も分かってくれるさ。」「……仕方ないな。」


そう言って去ろうとした銅閣だか少し歩いてから振り向いて言った。


「ひとつ約束してくれ。ヤバそうだと思ったら何も考えずに逃げてくれ。銀閣姉さんに、あたしのせいで死んだと思わせたまま生きさせるのは酷だよ。愛することは、生きることだ。」「…分かった。」「そんじゃ、いっちょ暴れますか!!」












八戒がきつくあたってから、三蔵の様子は少しおかしくなっていた。そしてある旅の夜。

「僕、旅をやめようと思うんだ。」

仲良くなりはじめていた3人にとってこの発表は突然のことであった。



自分のせいだと感じた八戒は暴言を吐いたけとを謝った。「あ、あの…馬面だと言ったことは本当に…」「それが原因じゃないんだ。それに僕…馬面じゃないしね!」


三蔵が理由を説明しようとしたところで、4人の前に金閣と銅閣が現れる。3人は応戦するがまるで歯がたたずすぐにやられてしまう。

金閣は三蔵の前に立つ。すると…



「あれ?…金太郎くん?」「お前…玄奘か?お前が三蔵法師だったのか。」「うん!そうだよ。…金太郎くん、こんなとこで何やってるの?」「…妖怪の大将。」

金閣は三蔵を殴り、そのまま連れ去ってしまった。




残された3人。「あいつらめちゃくちゃ強かったな。」「そうですね。」「…殺されちまったかな。」「まぁ遅かれ早かれこうなってたんじゃないのか。」「…そうだな。」「旅止めたがってたし、丁度良かったんじゃないのか?俺たち3人だけで旅を続けても仕方ないし。…どうする?解散するか?」「…あぁ。」「そうですね…」

それぞれ立ち上がり、別々の方向へと歩きだしたその時。


ダンッ!!


悟空が如意棒で地面をついた。「あーっ!!わっかんねぇ!わかんねぇけど、俺、あいつを助けたい!!」
そう言うと悟浄も、「俺もだ。助けて、今までの言葉とか、態度とか、謝りたい!」
八戒も「僕も!助けて、馬面ってことも認めさせたい!」
決意を固めた3人。3人の思いは一緒だった。

そんな3人の元へ釈迦と菩薩が現れる。


「ずいぶん大人しくなったねぇ。もう暴れなくてもいいの?名誉もいらないの?女の子のこと、物だと思ってる?」

釈迦は問いかけるが3人はもうそんなことはどうでも良かった。


「三蔵法師様が捕まってしまって、助けに行かなければならないんです!」「そう。なら俺が奴らと戦ってるうちにお前達が三蔵を助けろ。」「お釈迦様、逆の方が良いのでは…」「暴れたいんだよ!!」菩薩の問いかけに釈迦らしからぬ言葉。

苦し紛れに「抑制のためにな。」と付け足した。

「でも居場所が分からないんです。」という悟空。

「大丈夫だ。俺がこの双眼鏡で…あれ?菩薩、双眼鏡は?」「え?置いてきましたよ?」「え!?」「だってお釈迦様が急いで剣だけ持って来いって言ったんじゃないですか。剣以外は持ってきてませんよ。」


また振り出しに戻るかと思いきや悟浄が「この間捕まったとき、念のためGPSをつけておいたんです。」

悟浄の機転により三蔵の居場所も分かり、5人はその場所へとむかった。

あらすじ②に続きます。