君にずっと言えなかったことがあって
それは別に隠していたわけじゃなくて
ふとした瞬間に 言えたら良かったのに
まったく隙がない 君だったから
「言葉にしなきゃ分からないでしょ」
悪戯っぽく君が笑うからさ
「ううん、別になんでもないよ」
いつも決まって応えてしまうのさ
君はずっと気付いていないふりをしていて
それで特に不都合もなかったわけで
恋した瞬間に 言えたら良かったのに
何の自信もない 僕だったから
「言葉にしなきゃ分からないでしょ」
悪戯っぽく君が笑うからさ
「ううん、別になんでもないよ」
いつも決まって応えてしまうけど
夜が明けたら 王子のように
隣で寝てる君をさらっていくさ…
なんてね。
