今回は『太陽の法』第5章8節より、アトランティスの歴史の中でも特に重要な「アガシャーの時代」に焦点を当ててお話してみたいと思います。

1. アトランティスの変遷

   皆さん、アトランティスと聞くと、神秘的な都市や高度な文明を思い浮かべるかもしれませんね。実は、トスの後を受けてアトランティスは「科学万能の時代」に入りました。しかし、残念ながら、本物の「万能」を引き継ぐ者が現れなかったため、社会は科学偏重に進んでいきました。
   そして、"神の真の意志"を探求する者たちが登場。この時代には多くの宗教改革家が現れ、「人間の存在意義」についての議論が繰り広げられました。

2. アトランティスの没落

   ある時期、アトランティスの大陸は次々と沈み始めました。まず東の三分の一、そして西の三分の一が沈没。最後に残った中央部も安泰ではありませんでしたが、それでも帝国は続いていました。

3.アガシャー大王の登場

   そんな中、アガシャーという方が登場します。彼はアトランティスの首都・ポンティスに生まれた王族、アマンダ族の王子で、後にイエス・キリストとして再びこの世に生まれることになる方です。

   彼の名前、アガシャーは「叡智を秘蔵せる者」という意味。彼はラ・ムーと同じように、政治家でありながらも宗教家としての役割も果たしていました。

4. アガシャーの教え

   アガシャー大王の教えは、「愛」を中心としていました。彼の基本的な教えは以下のようにまとめられます。

①神の本質は愛であり、私たち人間が神の子であることは、すべての人間の心のなかに、愛があることで証明される。
②愛の具体的な方法は、まず主なる神を愛し、神の分身である隣人を愛し、最後に、神の下僕である自分を愛するということである。
③一日に一回は、ひとりで静かに祈り、自分の守護・指導霊と話しなさい。
④人間のえらさは、その人がほどこした愛の量ではなく、愛の質ではかられる。汝の愛の質を高めよ。


   しかし、残念なことに、彼の教えはすべての人々に受け入れられるわけではありませんでした。

5. 文明の終焉と新たな始まり

   反乱軍の動きにより、多くの光の天使たちは処刑され、アトランティスは悪魔によって支配されることとなりました。しかし、この悪魔たちの暗黒の力は、アトランティスの終焉をもたらしました。一部の生き残りは飛行船で逃れ、新しい土地で新しい文明を築いていきました。