今日は古代エジプトの神話、特にオシリス神の復活神話についてお話しします。この神話は、古代エジプトの人々が信じていた世界観や価値観を反映していて、とても興味深いものです。

私たちがこの神話を理解することで、古代エジプトの人々の生活や思考、そして彼らがどのように世界を見ていたのかを少しでも理解することができるでしょう。

 

参考文献として、大川隆法総裁先生著『公開霊言 ギリシャ・エジプトの古代神オフェアリス神の教えとは何か』(幸福の科学出版)を使用しています。


  1. オシリス神とは何者か

Osiris

オシリス神は、古代エジプトの神々の中でも特に重要な存在で、豊穣や再生、死後の生を司る神として信仰されていました。彼はエジプトの王として君臨し、人々に農業の知識を教え、法律を制定し、秩序をもたらしました。しかし、その成功は彼の弟であるセトの嫉妬を引き起こし、セトはオシリスを殺してしまいます。


  1. オシリス神の死と復活

Resurrection

オシリス神の死後、彼の妻であるイシスは夫の遺体を探し出し、魔法を使って彼を復活させます。しかし、オシリス神は完全な形で現世に戻ることはできず、冥界の王となります。このオシリス神の復活の物語は、死と再生の象徴として、古代エジプトの人々にとって非常に重要な意味を持っていました。


  1. ホルスの誕生と勝利

Horus

オシリス神とイシスの間には息子ホルスが生まれます。ホルスは成長すると、父の死の復讐を果たすためにセトと戦い、最終的には勝利を収めます。ホルスの勝利は、正義と秩序の回復を象徴し、彼は新たなエジプトの王として君臨します。以来、地上を統治する王(ファラオ)はホルスの化身と見なされるようになりました。


  1. オシリス神の復活神話の真実

Truth

エジプトの宗教には「復活の思想」がありますが、その元にあるのが「オシリスとイシス」の神話です。幸福の科学では、オシリスはオフェアリスというギリシャ人であることも、霊査によって突き止めています。

さらにオフェアリスがセトの謀略によりバラバラにされ、その後イシスの力と宇宙のベガ星人の力を借りて蘇ったという“復活神話の真実”も、数々の霊言等で明かされています。オフェアリスはその後、ギリシャにヘルメスとして転生しています。

エジプト人はトート(トス)がヘルメスと一体であることも固く信じていて、「ヘルメス・トリスメギストス(三倍偉大なヘルメス)」として信仰していました。