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酒井容疑者 所属事務所にマンモス損失

覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたタレント・酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=が、所属事務所・サンミュージックに億単位の巨額損害を与えることが9日、分かった。CMがらみでトヨタ、アラクスも契約を解除するのは確実で、当然、違約金が発生する。またこの日は、専属レコード会社のビクターが、CDなど酒井容疑者に関連する商品の出荷停止などを発表。事務所のイメージダウンも避けられず、裏切りの代償はあまりにも高くつきそうだ。
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逮捕の余波は、所属事務所に大きく押し寄せることになりそうだ。CMの違約金などによる損害総額は推定1億円以上になるとみられる。
逮捕により、トヨタ自動車のミニバン「ノア」、アラクスの頭痛薬「ノーシン」のCM契約が打ち切られることは確実。両社とも現在CMの放映はないが、契約自体は続いていた。
CM界に精通する関係者によると、酒井容疑者クラスのCM出演料は1本3、4千万円になるという。途中降板した場合の違約金の支払いは、その理由によって金額が異なる。ギャラを(1)倍返しする(2)同額を返す(3)減額して返すの3パターン。酒井容疑者は薬物で逮捕されたことに加え、6日間にわたって逃亡するなど、行動は悪質とみられる。そのため、今回(2)のケース以上が妥当。ギャラ全額返還は確実で、それ以上の支払いを求められる可能性もあるという。そのためCM2本で8千万円を超える巨額の違約金となる見込み。
また、今回の事件では所属事務所のイメージダウンも大きいという。覚せい剤の使用に加え、酒井容疑者が行方不明&音信不通になったことで、事務所のタレント管理能力に疑問符が付いた。今後、同事務所の所属タレントがCM契約などを結ぶ際ギャラを減額されるケースや、付帯する条件などが厳しいものになり、契約が成立しないことも予想されるという。
また、レコード会社・ビクターエンタテインメントは、CDなど酒井容疑者の関連商品の出荷や配信の停止、回収を発表。9月16日に発売を予定していた「酒井法子ゴールデン☆ベスト」の発売も中止した。くしくも、酒井容疑者の楽曲は、事件で注目されたのか、9日の各チャートで軒並み急上昇していた。各方面から事務所に大きな損害を与えることになったが、事件の衝撃の大きさから今後さらなる余波が出てくるかもしれない。

異例!酒井容疑者が“消える"全CD撤去

酒井法子容疑者の逮捕を受けて、酒井容疑者のCD、DVDを発売するビクターエンタテインメントは9日、9月16日に発売予定だった2枚組ベストアルバム「ゴールデン☆ベスト」の発売中止と、現在市中に出回っているすべてCDの店頭からの撤去、新たな出荷の停止を発表した。配信も全曲停止。のりピーの芸能活動終焉のカウントダウンが始まった。
ビクターによると、9日朝の酒井容疑者の所属事務所、サンミュージックの相澤正久社長の会見を受けて、経営サイドが9月16日に発売予定だった2枚組ベストアルバム「ゴールデン☆ベスト」の発売中止を正式に決定。さらに発売中のCD、DVDもすべて回収することを決めた。新規出荷もせず、インターネットを使った配信も停止した。
すでに全国の特約店や配信のコンテンツプロバイダーなど関係各所に案内を送付し、回収業務に取りかかった店舗もあるという。同社のHPでも酒井容疑者のサイトが削除されている。
報道各社にあてたファクスでは「大変遺憾であり、ファンの皆様、お客様、関係取引先様に、ご迷惑、ご心配をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「(酒井容疑者の)こうした反社会的行為は決して許されることではなく、弊社としても事の重大さを十分認識し厳しく対処してまいります」としている。
CD出荷停止および配信の停止は、昨年11月に音楽プロデューサーの小室哲哉氏(50)が著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺容疑で逮捕された際に、同氏がメンバーの「globe」をめぐり行われた例がある。
また、気になる被害額について、同社は「計算できてない状況」としたが、一連の不祥事を受けて、皮肉にも酒井容疑者の大ヒット曲「 碧いうさぎ」が、同日付の音楽配信サイト「レコチョク」の着うたフル(R)ランキング6位、ビデオクリップランキング2位に急浮上。日に日に関心が高まっているだけに、被害は億単位に及ぶ可能性もありそうだ。
一方、アラクスの頭痛薬「ノーシン」とトヨタ自動車ミニバン「ノア」のCMの契約や違約金についても、サンミュージックの相澤社長が「土日を挟んでいるため来週以降に話し合っていくと思う」と言及。衝撃事件の波紋は広がるばかりだ。

留置場、酒井法子容疑者に身代わり志願!?

のりピーの罪を代わりにかぶりたい! 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された酒井法子容疑者(38)について9日、警視庁にファンからの声が殺到した。一時、身柄が移送された渋谷署には「なぜ逮捕するのか」などと同情する意見を中心に数十件もの電話が。一方、留置先の東京湾岸署には「代わりに留置場に入る」と熱烈な?メッセージもあった。
薬物に汚れても、のりピー人気は“マンモス絶大"だった!?
6日間の逃亡の末、8日夜に逮捕された酒井容疑者。一時、身柄が移送された渋谷署には、逮捕が報じられた8日午後9時ごろから「なぜ逮捕するんだ!」「(刑事)処分はどうなるんだ!!」との電話が鳴り始めた。
同署では宿直の署員を総動員し「お答えできません」「最終処分は裁判所が決めることなので…」などと返答。翌9日も対応に追われた。署員らは「細かい数字は把握していないが、ひっきりなしにかかっているので、数十件以上はあった」と疲れ切っていた。
中には「のりピーにメッセージを送りたい」との声も寄せられ、「渋谷署では受け付けられないので、所属のサンミュージックにお願いします」とファンクラブ的な業務に困惑する署員も。
さらに、留置先の東京湾岸署にも9日早朝から問い合わせが殺到。「のりピーの罪をかぶるので、代わりに自分が留置場に入りたい」と志願する熱狂的なファンもいた。
1985年のデビュー以来、一世を風靡した「のりピー語」を生みだした“清純派アイドル"として人気者に。3日に酒井容疑者と同じ覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された夫、高相祐一容疑者(41)と98年に“でき婚"した後も、良妻賢母のイメージで、幅広い年代から支持を得てきた。そのため、問い合わせする年代層も40代を中心に多岐にわたるという。
警視庁広報課にも9日までに約20件の電話があった。こちらは「芸能人の薬物犯罪をもっと厳しく取り締まれ」「『しっかりして』とのりピーを励ましてほしい」と、まっとうな意見が大半だった。






やっぱりいいイメージが強いよな
俺も代われる物なら代わってあげたいよ