今日で一年・・ | 七武海

今日で一年・・

あの身の毛のよだつ事件から1年が経つんだ…。
この事件でアキバの歩行者天国は休止に追い込まれましたね。

それにしても「たくさん人を殺せば死刑になれるから」という犯行動機が恐ろしい。
一体どういう思考の果てにこういう考えに行き着くのかが理解できませんね。

この手の凶悪事件が発生するとお決まりのように格差社会が云々と槍玉に挙げられますが、ニュース等を見ている限り犯人は周囲とうまくいっていなかったようなので、格差社会がというよりむしろそこら辺が原因なんでしょうね。
今の世の中、人間関係のありかたについて色々と問題になってますが、
こういう事件が起きると改めて考えさせられますね。

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
秋葉原通り魔事件(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F%E9%80%9A%E3%82%8A%E9%AD%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 「助けられず、申し訳ない」。17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件は8日で発生から1年を迎える。大学生の息子を亡くした父親(54)は毎日、遺影の前で手を合わせ、語り掛けてきた。「なぜ関係ない人間を…」。裁判では真実を知りたいと思っている。

 父親は事件が起きた昨年6月8日早朝、「行ってくる」と言って千葉県流山市の自宅を出る息子を見送った。最後の言葉だった。息子は約7時間後、現場の交差点で加藤智大被告(26)=殺人罪などで起訴=が運転するトラックにはねられ、死亡した。

 数カ月間、何もできない状態が続いた。毎日朝と夜、遺影に声を掛けた。息子が小学校3年生ぐらいまでの間に、公園やプールで一緒に遊んだ記憶などがよみがえった。「何とか救いたかった」と思い続けてきた。

 今月22日、東京地裁で加藤被告の第1回公判前整理手続きが開かれる。関係者によると、同被告は弁護士以外との面会を拒否し、手紙なども受け取らないという。

 父親は、検察から裁判で意見を述べる機会もあると説明された。「遺族がどれだけ苦しい目に遭っているか。自分を傷つければ、痛みが分かったはず。なぜ関係ない人間を殺したのか」。同被告の前で訴えたい。傍聴にも可能な限り行くという。