最近、練習不足からか、めっきり数の聞き取りに弱くなった気がする。反応が遅く、以前のように、素早くメモをとって訳出することができにくくなっているし、数字を間違えてしまうこともある。
通訳の勉強を始めたばかりの頃は、どんなに小さな数でもそれを即座に日本語に置き換えることがどうも苦手で、桁数が多くなると位取りを正確にできなかった。そこで、まずは一桁、二桁から数字を自分でランダムに録音してそれを英→日、日→英にクイック・リスポンス(即時変換)することから始めて練習していった。次第に、通訳学校で取り組む数字の聞き取り訳出練習にも慣れていって、数字なら大丈夫!と言えるところもまで結構できていた。
しかし、一度なんとなくできると思ったことは、省いて、もっと苦手なところに目を向けるようにどうしても私はなってしまう。最近は、どうも鈍くなってしまった。
そこで、昨日は、書店で『数量表現の英語 トレーニングブック』(大島さくら子著、ベル出版)という本を見つけ、買って帰った。早速、取り組んでみたが、非常に様々な数量表現が載っているだけではなく、基数、序数、少数、分数・・・などと数字の種類ごとに聞き取りトレーニングができて非常に良い。またビジネス、金融、家計、通信、情報、ITなどの文脈における数字の聞き取り練習や、様々な単位を含む文章の英訳練習など非常に充実している。CDの音声の速度もナチュラルスピードで反応力を高めるのにちょうどよい。通訳学校で数の英語・日本語として取り組む教材をまとめ上げたうえ、さらに進化させたような本で、特に、通訳の勉強をされていらっしゃる方には、私が言うのも僭越だが、本当にお薦めできる学習本、トレーニングの本だと思う。
この本を使って、本当に毎日、聞き取り練習を続けていくつもりだ。頑張ろう!