ゆっくり音読の効果 | Wrestling Drop

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日々の生活のなかで考えたこと・感じたことを書く日記です。中心的なトピックは、通訳・翻訳や英語教育や英米詩や音楽や時事についてです。

 この数週間の間、英語と日本語それぞれをゆっくりはっきりと発音してよく音読練習する。おおげさなくらい口を動かしてお腹から声を出すように努める。そうすると普段は舌足らずでうまく発音できなかったり話すとき焦ったりしていたのが、妙に落ち着いて発音できるから不思議だ。また落ち着いて話ができるようになることで聞いている人の顔とか反応をよく見たり、話しかけたりしながら話すゆとりが生まれてきたように思う。


 ゆっくり音読は通訳のパフォーマンスにも良い効果を生んでいる。これまで、私は反応を素早くしなくてはならないと思って焦って早く訳出しようとしていた。早い英語ならなおさらで焦って聞くうえに焦って訳出してしまい、なにがなんだか良く分からないこともあった。しかし、ゆっくりと発音していると考えながら言うゆとりができてきて、訳出するときにも考えつつ、ときには話しかけるように話せるようになってきた。また逐次通訳中のメモ取りにしても、今までは乱筆でとにかく何か書こうとしていて結局あとで見ても何を書いているか良く分からないことがあったが、よく聞き、メモを丁寧にとる心のゆとりがでてきたような気がする。


 このゆっくり音読を当分続けていきたいと思う。