日本語・英語を問わず、言語の運用能力についてだが、私はどちらかというとリスニングと話すことが苦手だ。口頭による運用能力に乏しいのだ。特に妙に緊張してしまうと、考えつつ聞き、話すということができなくなってきて、なかなかうまくいかない。
しかし、英語を読んだり、書いたりすることは比較的、スムーズにできると思う。パソコンの前で、英文を書こうとすると、人と話をしているときとは全然違うスピードでどんどん考えも表現も浮かんできて、指が走る。だからといって読み書きもまだまだ未熟なのではあるが、しかしこの違いは何なんだろう!と思う。私は長年、これにフラストレーションを感じてきた。
別に人と面と向かって話をするのがおっくうだとか、いやだとかということはない。むしろ実際に会って、いろいろと話をすることは好きだ。でも話をするとき、相当慣れている相手でないと必要以上に緊張してしまい、不安になってきて、なんだか思うように話ができないのも事実だ。
そこで、聞く・話すことを徹底的に訓練して、克服しようと思い、始めたのが通訳の勉強だ。実際に、通訳の勉強を始めてからは、自分自身の声をよく聞き、聞き取りやすいように発音するよう意識的に訓練するようになったし、英語についても日本語についても話すことへのストレスが減ったと思う。それというのもいわゆる<口の筋肉>が鍛えられてくるからではな いかと思う。しかし話すことへの心理的な圧迫感はなかなか抜けない。う~ん。なぜだろう。