私は毎年、この時期にテレビで放送される『火垂るの墓』の映画を見ることにしている。今年はどうやら今日、9時から放映されるらしい。
皆さまの多くの方がご存知のように、ショウタという少年が戦争で両親を失い、妹のセツコと一緒に戦時下を生きていくものの先立たれ、自身も命を失っていったときのことを回想するアニメ映画だ。父親と母親と一緒の幸せな生活がむざんにも奪われていく戦争の残虐さ、兄と妹で精神的に支えあいながらけなげに生きていく様子、そして社会から孤立している者の弱さ、悲しさということがひしひしと伝わってくる。ストーリーは分かっているが、何度でも毎年見て、特に原爆投下、終戦記念日に近い今の時期に、改めて戦争が人々の幸せ・命をえぐり取っていくのだということを再認識していきたい。