好色一代男のプチ煩悶。。
今は昔、独り英雄気取りで色好みだった男は、
今や日常の些細なことで、思い悩み、戻り打っている。
生ぬるい風とともに流れる有限なる時間を半笑いに付した者が、
足元を無様にも掬われて、膝小僧を擦りむき、尻餅をつくことのこの滑稽さ!!
アノ達観が虚妄だったことをまたしてもここで知り、慌てて鏡を覗き込むと、
化粧の剥げかけたみすぼらしい道化師が映っていたというただそれだけの話だ。
遠くばかりを眺め続け、この世のことではない神話的空想に浸っていたら、
すぐそこにある古池に嵌りそうになる、
そんな古めかしい寓話だけをもってして喩される、
単純極まる男。
な~んて、長時間シャワートイレで臀部を水圧で痛めつけながら、
平成式 ” 考える人 ”ごっこに夢中になってしまったのは、100%この暑さのせいだっ!
こんな日は沖縄を思い出すなぁ。(ぶつ、ぶつ、ぶつ・・)
トイレのドアに貼ってある、 ” 親父の小言 ”が僕をますます滅入らせる。。。
相手の気持ちを充分に察して、適切な表現でもって対話に臨むのは、
今更ながらとても難しいことだと思う。
軽佻浮薄で無粋の徒の男にそれは尚更のこと。
何を思ったか、ふとデューク・東郷を見習おうとしてみる。
こんなZIPPOで煙草に火をつけてみる。
